マルジンUKベイトインプレ!スローリトリーブが得意のヘッドが露出しないバイブレーションワーム

マルジンUKベイトのインプレです。マルジンはもう説明不要!

このブランドにはプロアングラーの嶋田仁正さんのルアーメーカーで、

シーバスのことを知り尽くした人のノウハウがギュギュっと詰め込まれている

他では類をみないルアーが数多く揃っています。

マルジンから発売されているUKベイトの特徴や使い方など実釣インプレをもとにお伝えします。

記事内画像:シーバス|Il Pescaria

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マルジン UKベイトの特徴

マルジン UKベイトインプレ
UKベイトはボディがワームに使用されるソフトマテリアルで出来ていて、

通常のワームとジグヘッドのようにウエイト部分が露出していない特殊な形状をしています。

ワームのバイブレーションと聞くとコアマンのVJやダイワのロデムなどを思い出す人が多いと思いますが、

形状だけでなく、実は同じようなバイブレーションでも特性がまったく異なります。

ワーム素材にしてはマテリアルが丈夫で固めだと思います。

 

シャッドテール


テールはジグヘッドに搭載するシーバス用のワームのスタンダードとなっているシャッドテール。

VJとは逆で下向きに広がっているタイプ。

よ~く上から見るとこのシャッドテールにスリットが入ってます。

このスリット形状なんだかじっと見てるといやらしい♥形に見えてくるのは自分だけでしょうかww

 

サムライフック

フック|マルジン UKベイトインプレ
またVJよりも同じくらいのウエイトのものと比べてもワンサイズ大きめのフックが搭載されているため

不意の大物でも安心して釣りができます。

またフックにはマルジンルアーオリジナルの純国産サムライフックが搭載されており、

これがまた秀逸!

ほんの少しフックポイントがベントカーブやや内側に来ているのに対してバーブが通常のフックより

平行に近いくらい立ってる気がします。

これがですね!刺さりやすくてバラシ難いのです。

●ウエイトが露出しないフルワーム素材のボディ
●サイズの割に大きめのフック搭載

 

サイズバリーエーション

マルジンUKベイトインプレ
最初に出たのが15gでした。

このウエイトを選んで一番最初に出してきたのはさすがだと思います。

シーバスゲームではいちばん使いやすい重さだからです。(たぶん自論)

それから出てきたものが、ベイトのサイズが小さいとき、活性が低い小場所でも使える7gと、

磯やサーフ、大河川で使用できる21gが登場しています。

・7g
・15g
・21g

 

カラーラインナップ

カラーラインナップはUKベイト15については今年追加された新色5カラーを含め、実に25種類もあります。

シーバスシーンでは定番のチャートやレッドヘッドはもちろん、

他メーカーでは限定販売されることの多いドクリアやナチュラル系からアピール系

またマルジンのワーム系カラーの特徴である2~3色のカラーに贅沢にも銀粉パウダー系も充実しており、

シーバス以前にアングラーがバイトするカラーが揃っています。

お気に入りを状況に合わせてたくさん揃えておきたくなります。

ただ7gでは14種類

21gで16種類とサイズによっていまのところ選べるカラーの種類が異なっているようです。

先のUKシャッドワームとの違い


出典:UK SHADWORM|MARJIN

写真は嶋田さんがマルジン立ち上げ時に最初に世に送り出したUKシャッドワームです。

ウエイトと一体になったヘッドがワームの中に隠れていて見た目にもまったく違和感のない形状に仕上がっていました。

当時これまでの「ジグヘッド+ワーム」の規制概念を大きく覆すものとして話題を呼びました。

このUKシャッドワームに非常に形状が似ているため「何がどう違うの?」と思ってるひともいると思いますが、

UKシャッドワームはあくまでワーム++ジグヘッドであり、フックも上向きのシングルフックひとつだけです。ワームの交換も可能です。

こちらのUKベイトにはプラグルアーと同じ2個のトレブルフックで、ボディがワーム素材とというだけで交換はできません。

UKベイトも最初はワーム部分のボディがUKシャッドワームと同じく”着せ替え”ができるタイプだったそうですが、

そこはアクションのバイブレーションに拘りたくてこの一体成型になったらしいです。

●ワーム交換の可否の違い
●アクションの違い(UKベイトのほうが強め)

詳しいアクションについては実釣インプレのところでお伝えします。

マルジン UKベイト実釣インプレ

使い始めてから2年くらい経つ気がしますが、今更ながらインプレしたいと思います。

実釣に使用したのはUKベイト15です。

 

飛距離

マルジンUKベイト実釣インプレ
けっこうスリムな見た目に反して手にしたとき

ラインを結んでセットしたときに感じるほどよい重さがあり、「これは飛ぶな!」と

予想を裏切らずけっこう気持ちよく飛びます。

岸際すれすれをトレースするのもよいですし、この飛距離だと沖へ飛ばして手前まで引いてくることも可能です。

 

アクション

参考動画

マルジンUKベイト|youtube


※画像をクリックで動画再生
アクションが手元までブルブルいう感じが伝わってくるバイブレーションアクションです。

映像をご覧いただいてわかる通り、細かな動きを間隔の狭いハイピッチのバイブレーションアクションをします。

 

スローリトリーブでOK!

マルジンUKベイト実釣インプレ
バイブレーションを使ったデイゲームのほとんどは速巻きが主流ですが、

これは巻き始めてから手元にまでブルブルが伝わってきたらそこが適正スピード!

いつものバイブレーションの感覚でいると思いのほかスローリトリーブなことがわかります。

「スローでみきられんじゃねぇ?」という不安もよぎることと思いますが、

そこはナチュラルアクションのワーム素材のなせる業!!

UKベイトシリーズでは心配ご無用です。

 

目がなくなりやすい


自分はこの15gだけを4つほど購入して使っていますが、

橋脚やリトリーブ中にヘッドを岩にぶつけたりすると目がすぐに取れます…。

当然そんな使い方してればそうなんですけど、目がついているルアーのプラグルアーと同じ感覚でいると面喰います。

ただですね、これはワームの構造上仕方ない

本来のルアーの目って硬いウエイトやボディに接着されているため、接着面も硬く固定されていますが、

ワームの場合は、柔らかく接着面も何かしら衝撃を受ければ接着面が一瞬でも変形します。そのため硬い目の素材は外れてしまいやすくなります。

これはもう、どうしようもないでしょう。

で、正直片方目が無くなったくらいでは釣果に差がでないと思ってます。

あまりに何度もぶつけていくとヘッドが裂けてしまったりするまでは全然使えると思います。

目が先になくなった場合の応急処置


邪道ですけど、目がなくなっても釣れますけど、

けっっこうまだ新しくて使い始めのころになってしまうとガッカリしてしまうこともありましたが、

そんなときにもってこいの応急処置方法があります。

ダイソーのルアー用アイシールを使います。

サイズはUKベイト15の場合、5mmを使用しました。

ただこれ貼るだけだとすぐに取れてしまい、

プラモデル用のさらさらした流し込み接着剤を

貼ったあとに隙間から流し込んで固めます。そこまでするか!?と思った人はしないいまま使いましょうw

マルジン UKベイトインプレまとめ

最初にこれを目にしたのはマルジンのホームページでした。そのときからこれはめっちゃ釣れそう!って思っていて

たまたま釣行前に立ち寄った釣り具店に数種類のカラーが置いてあり、すかさず購入しまし、それから2度買い足したほど、ほれ込んでいるルアーです。

やはりシーバスを極めたプロのつくるルアーはどこか一味違います。

またシーバス以外でも真鯛やハタなど根魚や、青物の釣果も上がっているようです。

これまでに誰も考えもしなかったバイブレーションワーム。

これからはタックルボックスに常備する1軍ルアーです!

●よく飛ぶ!
●ワームなのにバイブレーション
&バイブレーションだけどスローリトリーブ
●使い方さえマスターすればめちゃ釣れる!!

 

マルジン UKベイト 7g

 

マルジン UKベイト 15g

 

マルジン UKベイト 21g