アマゾンペンシルのインプレです。最初に実釣した時の感想から人気であるゆえ出てきたパクリルアーの有効性から扱うのに適したタックルをご紹介しながら実釣インプレ。
みんなが気になっていたナイトゲームや青物でも釣れる!?お話から、人気カラーもご案内しているアマゾンペンシルのインプレになっています。
ご検討中の方はぜひ参考にしてください。
シーバス釣り歴15年以上になります。川すずきを主に追い求めて駆け回り収入の半分は釣り道具につぎ込むシーバスオタクです。メーカーからの供給を受けルアーのテスターもしています。はじめた頃と比べると随分とフィールドの状況も変わり釣り方も変化しており、これからもずっと学び続けなければいけないと痛感しています。これまでの長年蓄積してきたノウハウを基に現代にあった”今釣れる情報”をお届けしていきたいと思います。
アマゾンペンシルがシーバスに効果絶大
あのオヌマンこと小沼正弥さんがシーバスが釣れると豪語したことで広まり、そのころちょうど流行のきざしがあったビッグベイトシーバスゲームの流れに乗って
「シーバスが狂うトップペンシル」として
旋風が巻き起こりました。
アマゾンペンシルがシーバスに効くと一気に知れ渡ったのはほんとこの2,3年の間です。
けどバス釣りからソルトに入ったアングラーの中ではアマペンはシーバスに有効だということは10年以上前から言われていました。
当時の個人ブログなどの釣果を覗くと出てきます。
シーバスが好むアクションだということは間違いなさそうです。
アマゾンペンシルのタックル
アマゾンペンシルは重さが43gとビッグベイト系のプラグルアーの中では比較的軽いほうです。
そのためわざわざ硬めのベイトタックルを用意しなくても、スピニングロッドのMクラス以上なら十分キャストが可能です。
通常使っているものがLタイプやMLだと少々無理があると思いますが、M以上の硬さであればあまり問題にならないでしょう。
ですが最悪ロッドの破損にもつながってしまうこともあるので、
メーカーによって同じMタイプでもキャスト可能なルアーの許容重量が違うので
事前に、手持ちのロッドを確認してからにしてください。
リールはこのクラスのルアー(長さ160mm)に掛かるシーバス相手にするのが前提になるので4000番クラス、C5000番あたりがおすすめです。
ビッグベイトを使用する際のタックルの選び方~おすすめは下記のページで詳しく解説しています。
もっと掘り下げて知りたい方は併せてどうぞ↓
アマゾンペンシルインプレと使い方
それではここからは自分が実際に何度も実釣してみてからのインプレになります。
飛距離
飛距離は申し分ないです。普通に使える、釣れる範囲として必要十分に飛びます。
飛距離を稼ぎたいでのあれば、やはりアマゾンペンシルくらいの重さならばスピニングタックルのほうがおすすめです。
アピール力
水面を滑るようにスライドしていくアクションなので、すこぶるアピール力が強いわけではありませんし、
多少のラトル音がしますがそれほど派手な音ではありません。
他の近いルアーと比べるとどちらかというと控えめです。
使い方としてはハイシーズンに入る前の夏場の朝マズメ~デイでの使用や、コノシロパターンが終盤に近くなってきたころが
こういったローアピール系の一番の出番だと思います。
ドッグウォークのしやすさ
アマゾンペンシルが特別にドッグウォークしやすいかと言えばそれほど感じません。ドッグウォークのしやすさでいえばもっと他にもあります。メガドッグやUKビッグペン150Fがそれにあたります。
一般的に「ドッグウォークがしやすい」と定義されてるルアーをいくつも試してきましたけど、
トップペンシルはこのアマゾンやメガドッグなどの水面スライド系(浮き姿勢はほぼ水平)と、
初心者でも扱いやすいと言われているトリックアッパー(アマペンと比べるとだいぶサイズが小さいけど…)は
頭からズボッと潜って水しぶきを上げるダイビング系(浮き姿勢が垂直に近い)です。
ロッドアクションで同じジャークを入れても、そもそもルアーのアクションが異なります。
この2種類、初心者でもドッグウォークしやすいと感じるのはアマゾンペンシルなどの水面スライド系です。
アマゾンペンシルはナイトゲームでも有効?
ナイトゲームの隠し兵器”夜アマゾン”
アマゾンペンシルはナイトゲームでも有効なことが証明されています。
これも小沼さんが自ら証明しているのですが、アマペンがシーバスで有名になる前からナイトゲームで使用されていました。
シーバスの夜の釣り方って、パッと思い浮かんだところからいくと
●スロー~デッドスロー
のイメージが強いので、
アマゾンペンシルのような控えめなトップペンシルは合っているのかもしれませんね。
アマゾンペンシルのフックとフックチューニング
アマゾンペンシルはそのままでも十分釣れる完成されたルアーですが、
よりアクションしやすく、よりシーバスを掛けやすくするために諸先輩方が工夫を凝らして
編み出されたいくつかのチョーニングがあります。
自分はちなみに色違いのアマゾンペンシ3本を、それぞれ別のフックチューンを施し使い分けています。
フックチューンについては別の記事で詳細に解説しています。
興味ある方は覗いてみてください↓
またアマゾンペンシルの定番チューニングのひとつになっっている、視認性を上げるマーカーシール貼りもあります。
アングラーにも目立つチャートカラーやレッドヘッドなど以外の、そうでないカラーの場合有効になります。
ルアーが今どの位置にあるか、ちゃんとアクションしているかどうかを把握できていることで誤爆を防ぎます。
エバーグリーン EGマーカー
ナチュラル系カラーやホロ系などシーバスは騙しやすいけど、アングラーから視認しにくいカラーにヘッドやバックに貼り付け視認性を確保するチューニングです。
アマゾンペンシルで青物も釣れるのか?
出典:KAZUBOAT
ランカーを狙うシーズンに入るといちばん狙いたいパターンがコノシロパターンです。
この時期にコノシロをメインベイトにするのはシーバスだけではなく青物も同じです。
稀にけっこう河口から離れた上流域までコノシロ追いかけて青物がのぼってきていることもあります。
このような時期に、コノシロが表層に浮いているようなシチュエーションではアマゾンペンシルで青物も釣りやすくなります。
上の写真は千葉県の木更津から出港する東京湾ランカーシーバスをガイドしてくれる遊漁船「KAZUBOAT」さんの釣果です。
この日はアマゾンペンシルの反応が良かったようです。
シーバスはもちろん青物が釣れてます。
アマゾンペンシルの人気カラー
自分の主観的な見方ですけど、アマゾンペンシルで人気のカラーは
●フラッシュコノシロ
●ピンククラウン
のような気がしてます。
また2022年に追加された新色のピンクヘッドフラッシュアユも人気カラーのようです。
エバーグリーン アマゾン ペンシル
アマゾンペンシルのパクリルアー(別商品)の有効性
アマゾンペンシルは釣れるトップペンシルの中でも人気が高いルアーなのでパクリ製品が多く出回っています。
これは否定できない事実です。
ですがこれらパクリが釣れるか?釣れないか?自分はどれも試したこともないですけど、
アマゾンペンシルは多少シーズンを過ぎると(手前で)、入手できなくなってしまう人気の高いルアーですが、
かといって、あとで転売ヤーが売ってる相場的にみても、B社やM社のルアーみたいに定価と売値の差が激しくないので本物を最所から購入すべきでしょう。
パクリでなくても似たルアーはたくさんある
アマペンとどっちが先で、どっちが後からなのか知りませんし、知ったからといっても自分ならアマゾンペンシル使うから
率直に言うと似たようなトップペンシルはたくさんあります。
よく比べられるのはラッキークラフトのサミーや、イマカツのスラムドッグがあります。
このあたりも信頼度の高いルアーメーカーなので問題なく使えるでしょう。
アマゾンペンシルの類似品と聞いてモンスタースライダーを思い浮かべた人もいるでしょう。
けどアマペンやメガドッグがシーバスシーンで有名になった後で出てきた後発品です。
あれこそ二つを足して2で割ったような。。。
はい…。そんな感じですwww