23ヴァンキッシュのインプレです。
シマノが誇る軽さを追求した誰もが認めるハイエンドモデルが4年ぶりに一新されました。
旧モデルから進化した点と特徴と、主にC2500Sと4000MHGの2機種の実釣インプレを徹底的にお伝えし、
同じく上位機種であるステラの違いと23ヴァンキッシュのおすすめの番手と釣り方を解説致します。
長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
23ヴァンキッシュの特徴
手にしてメーカーなどに属さないズブの素人アングラーが
忖度なしに、まんま素人目線で23ヴァンキッシュ手にした感想を率直にお伝えします!!
包装がエコに!?
今回梱包を開けて、真っ先に目についたのがこれでした。
これまでのビニール製の袋ではなく紙製!?に
ハンドルと交換or追加用のベアリングが入っていました。
最近の海洋プラごみ削減みたいなものに乗っかった時流なのでしょうか。。。
原点回帰したデザイン!?
外観の基本デザインは3世代前の12ヴァンキッシュに戻ったなという印象でした。
手にするまえ、シマノの公式ホームページ上のwebカタログで見た時から似てるなぁと思ってました。
自分的にはヘタにその当時流行!?(かどうかは知りませんが)だった”カギ爪デザイン”などを意識しすぎた16のデザイン、
濃い目の色で統一された前作の19よりも
こちらのブラックとシルバーを基調にした12寄りのデザインは好感度アップです☆彡
渋くて、どんなロッドとも違和感なくあわせやすいデザインになっていると思います。
オールブラックのワンピースベール
もう昨今のハイエンドのリールはワンピースベールが主流になりつつあります。
けどベールといえば、そのまま金属の色をしたものが主流で。ブラックボディでならここも黒いリールとかあるけど
23ヴァンキッシュはここが黒くなっています。
シルバーとブラックのバイカラーでここ黒にしてくるところが
拘りなのかなと感じました。
ちょっとしたことで釣りには関係がありませんが、個人的にはグッドですね!!
特徴的な柄!?のハンドル
見た目ばかり触れてすみませんww
気になったものでww
先代の19のころから継がれている大理石調!?マーブル調のハンドルも健在w
これカッコイイけど傷っぽくみえるから個人的にはあまり好きじゃないです。
なんでこれにしているのかは未だに不明です。。。
シマノの最先端技術がテンコ盛り!
インフィニティループやアンチツイストフィン、インフィニティドライブetc…
告知された今年の1月の時点で明らかになっていた
もっと高価なハイエンドクラスと一切変わらない同等のシマノの最新技術がすべて盛り込まれています。
ここまで採用してきたかと一番驚いたインフィニティループや
それの性能を補てんする役割がある、アンチツイストフィンなども
当然のごとく惜しみなく盛り込まれています。
インフィニティドライブまでが採用されているので、
自重が軽いだけでも滑らかな巻き心地が感じられたヴァンキッシュ伝統の巻き心地が
さらに軽くなめらかな巻き心地に進化しています。
約15%の値上げ…
定価はおおよそ15%アップしています。
昨今の材料代や製造代の高騰からみてもやむおえないと思います。
仕方ないと思いますし、それでも諦めきれずに買う人はたくさんいるでしょう。
ヴァンキッシュとステラの違い
価格帯こそ違うし、機能面では大きくハイエンドモデルのステラに近づいた感がありますが、
どちらもハイエンドかもしれないけどそもそもコンセプトが違うので必ずしも一緒ではないです。
ヴァンキッシュは自重や操作性の軽快さに重点を置いたクイックレスポンスシリーズの頂点に位置するモデルであり、
あちらは根幹となるボディやローターなども含めて全て金属で作られていて
どちらかというと”どっしりとした高剛性を重要視”したリールとなっています。
それぞれ開発時点でコンセプトが違い、このふたつを安易に比較するのは違う気がします。
ざっくりした選び方といえば
繊細さが求められる釣りにはヴァンキッシュ
剛性が重要視される釣りにはステラ
といった感じです。
のちほどヴァンキッシュの性能が発揮できるターゲットを詳しくお伝えします。
密巻きは心配ご無用!トラブルとは無縁の理由
密巻き機能、インフィニティループ(スーパースローオシュレート)が採用されていて、未だにこちらの機能のトラブルを心配している声が散見さますが、全く問題ありません。
シマノから販売当初この密巻きについて問題視する声が挙がっていましたが、リリースされたらその声はなくなりました。
あっちは別の問題を抱えてしまっていますが…。
その部分については23ヴァンキッシュはクリアしてるので問題ないです。クリアしてるというかそもそもの機能が23ヴァンキッシュの場合従来のものが採用されているので何も問題ありません。
密巻きリールはあとでもご説明しますが
そりゃラインの種類や太さ、瞬時の放出量に影響する使うルアーの重さなどによっては
フェザリングしないとバックラ気味になってしまったり、
ラインテンションがかからないうちにリーリングはじめると拠れて巻かれたり、コブが出来たりします。
が、これは単純に
使い手の技術的操作で起きてしまったトラブルでであって、
機種自体の機能が悪いわけではありません
元々最初に密巻きが搭載されたミレニアムステラの頃プロの間でも
「へたくそは使えない」と言われていた所以です。
飛距離が増すなど新しい性能を取り入れたための、必然的に
これまでとは違った使い方が求められるリール
なだけであって、
密巻き機能がトラブルが多いというのはちょっと的外れな気がしています。
あともう何世代かするとこれも起こらなくなるものへと進化していくことは否定できませんが、
それくらいすでにこの密巻きに関しては完成されていると思っています。
軽さがもたらすアドバンテージ
ヴァンキッシュはご存じの通り徹底的に自重の軽量化が図られています。
モデルチェンジを繰り返すごとに、進化しています。
この軽さが釣りにもたらすことをざっくりいうと・・・
●操作性
●疲労軽減
これらがあげられますね。
ロッドを伝わってブルブルくる感度がアップするので、
繊細さが必要な釣りが可能で
軽いので手返しがよく、操作性が向上します。
また何度もキャストを繰り返すような釣りにおいてアングラーの疲労軽減にもなります。
けど、タックルバランスは大事
ただし軽ければ、疲労軽減にもなり感度や操作性もアップ!
とはいえ、なんでもかんでもヴァンキッシュがいいのかといえばそうではありません。
タックルバランスも考えなければいけません。
たとえばバス釣りでスピニングを使うときって大半がフィネス目的で使われることが多く
ヴァンキッシュはもっとも選ばれるリールだと思いますけど、
こと太いラインを使ったり、レングスの長いロッドを使ったパワーフィネスの場合は
ロッド自体が重かったりすることもあるので
ヴァンキッシュ(軽いリール)ではないほうがいい場合もあります。
逆に重たいリールにすると手元に重心がくるため重いリールのほうがパワーファイトはやりやすく、キャストも決まりやすくなるなど使い方によってメリットがあります。
ライトショアジギングやランカーシーバスのときはこっちを目指したほうがいいでしょう。
が、これもロッドや使用するラインとルアー、狙うターゲットのバランス次第です。
ペナンペナンの鱒レンジャーみたいなロッドに重たいリールつけると手元の重心だけ重くなってキャストが上手くいきません。
軽いリールは多くの利点がありますが、
結局は軽いだけではダメだし、重すぎてもダメだしタックルバランスが大事ということです。
23ヴァンキッシュC2500Sインプレ
ここからは実際に入手した23ヴァンキッシュの実釣インプレです。
まずはこちらC2500Sから。
筆者はC2500SHGや2500SHGと迷いましたが、
バス釣り用のフィネスと、チニングなどライトソルトゲーム用に
ノーマルギアのC2500Sをセレクト。
のちほど、おすすめの番手のことろで、
これにした理由を説明をいたします。
ロッド:シマノ 22エクスプライド 2610ML-2
ライン:PE =YGK X-ブレイド X8 0.8号
フロロ=シーガー R18 BASS 5lb
ルアー:ラパラ カウントダウンCD5 (シーバス)
:テキサス OSPドライブクロー、ゲーリーヤマモト ヤマセンコー
orフリリグ ケイテック クレイジーフラッパー (チヌ)
PEとフロロで飛距離検証
前作の19ヴァンキッシュのときは、
ロングストロークスプールの影響でかなり飛距離の伸びを感じることが出来ていましたので、
さらに23ヴァンキッシュから採用されたインフィニティループ(スーパースローオシュレート)がどのように飛距離に影響したのかを
合わせることの多いと思われるルアーを使い
PEラインと、フロロカーボンの2種類のラインを用いて計測してみました。
PEで3/16oz(5g)プラグ
PEラインを巻いて、3/16oz(5g)の小型ミノーでおおよそ25m前後。
もうちょっと飛ぶかなと思いましたけど…意外と飛んでないですね~ww
ロッドの長さや、同じ重さでもルアーの種類変えればまた違ったかもしれません。
このとき持っていたラパラCD5を投げて
3投目でシーバスが釣れました
ランディング直後にリアフック折れフックアウト。危なかったです…。
ちなみにほぼほぼ上流域の河川です。
ニゴイやチヌならわかりますが、思いもよらぬ珍客に嬉しい悲鳴でした。
PEで1/4oz(7g)テキサス
投げた瞬間からぶっ飛んだ感触があった1/4oz(7g)テキサス。
横風吹いていましたけど、
何度か投げてを切り返してみて、アベレージで35mほどです。
これくらいは飛んでいればオカッパリでも大体の場所は射程範囲に収まると思います。
フロロカーボンラインで飛距離検証
バスフィネスのスピニングを想定して
5lbのフロロカーボンラインを巻いて投げてみました。
フロロでノーシンカーワッキー
お次はフロロカーボンに巻き替えてまずはワッキーから
飛ばせそうな高比重のヤマセンコーをセレクトしました…
で30m前後。
フロロで3/16oz(5g)ダウンショット
最後は3/16oz(5g)のシンカーでダウンショット
25m前後でした。
だいたいこんな感じですね。
もちろん番手にもよります
そこは忘れないでください。
ここの数値がすべてではなく、あくまで購入をご検討の方の目安になればと思います。
適切なラインと、それら用途に合わせたルアーを選んでいれば
飛距離は必要十分だと思います。
上手い人ならもっと飛んでたかもしれないということは付け加えておきますね(汗)💦
フロロだとフェザリング必須のインフィニティループ
フロロ投げてて感じたことは
インフィニティループ(スーパースローオシュレート)のおかげがどうかはわかりませんが、
キャストしたとき、フロロの場合いっきいにブワっとラインが出てきてしまいます!
フロロの太さとか種類による滑らかさも関係してくると思いますが、断然PEよりはスプールから浮きやすいでしょう。
人差し指の指先をスプールのラインにあててフェザリングしないといけません。
あまり押さえすぎるとせっかくの伸ばせる飛距離が台無しになるので
着水する直前までは添えておくだけで、
横風で流されているなと感じた時だけ、トントントと触れてやりコントロールするなど
余分な放出を抑える程度が適切だと感じました。
滑らかな巻き心地はさらにアップした感
巻き心地の滑らかさはすでにハイエンド。シマノのリール特有のヌルヌルとした巻き心地は最高です
それよりかヴァンキッシュのほうが自重が軽い分、より滑らかに感じられます。
この手の番手はですね・・・。
滑らかなんですけどね、これ以上大きい番手になると…。
後ほど4000MHGインプレの箇所でお伝えします。
ライントラブルを抑える新形状AR-C
スプールエッジからドラグノブまでの間が、高さの低くなっている新しい形状のAR-Cスプールが採用されています。
これによってインフィニティループのおかげで発生しがちになる、付近に絡みやすいライントラブルを減らすことができます。
軽くても剛性感に不安はない
さすがヴァンキッシュですね。
素材の一部にはCi4+を使われていることによってこの軽さが実現されいます。
使用されているとプラ素材と比喩され剛性が問題視されるこもある素材ですが
昔は高剛性=重さで、軽いと不安がるアングラーもプロの方にもいたほどでしたけど
この23ヴァンキッシュに関しては軽いからといって
決して剛性に不安が残るものではありません。
バツグンの手感度
ボトムに着底したときの感覚、底をトレースしたときのごつごつ感や
カレントの切れ目など伝わってくる手感度は申し分ないです。
使うロッドの性能に左右されると思いますが、
これは23ヴァンキッシュのような軽いリールの特権だと思います。
23ヴァンキッシュ 4000MHGインプレ
ここらは
自分の中で最高機種であったシーバスリールをわけあって手放すことになってしまい…(泣)
急遽シーバス用に23ヴァンキッシュ4000MHGを購入。
初戦で本命のシーバスが釣れて入魂完了となりました!
嬉しい実釣インプレとなりましたが、ばっちり写真も撮ったので感想を記します。
ん?、巻きが重い!?
これですね、SNSでけっこう騒がれてましたよね。
19ヴァンキッシュと比べると「巻きが重い」こと。
最初は先にインプレしたC2500Sについてはまったくそんなこと感じてませんでしたから、まさかとは思いましたけど
この23ヴァンキッシュ4000MHGを回してみてはじめてわかりました。
なんか初動が引っかかるというか巻き始めが重いというか
なんか、ちょっと重く感じるんです。もしかしたら4000番とか、3000番とかからなのかもしれませんが
あくまでも旧作の19ヴァンキッシュ比るとですけど、やや重いです。
シーバス専門のYoutubeチャンネルの動画内でも23ヴァンキッシュ4000MHGの巻きに関して同じことを言われています。
19ヴァンキッシュから乗り換えた人で、4000番クラスを使い続けた人ならきっと感じるのだと思います。
決して滑らかじゃないわけではありませんが、
同じくらいの番手でいうとまだ23エクスセンスXRのほうがヌルヌルしてる印象です。
心地よいドラグ
やっぱりシマノのドラグには安定感がありますね。23ヴァンキッシュ4000MHGも掛けてからの安心感を感じます。
C2500Sクラスだとそんなにドラグ出すことないので…。
60センチのアベレージサイズのシーバスでも元気のよい個体はエラ洗いを何度もしながら縦横無尽に逃げまくっていましたが
心地よいバランスのドラグのおかげでラインブレイクの心配なんてのは皆無に近い。
余裕をもっていなしながら寄せてこられます。
硬すぎず滑りすぎることもない適度なドラグの利き方で安心して魚とのファイトが楽しめます。
またドラグ音が大きめでけっこう音量大きく鳴ります。
好みによると思いますが「只今絶賛ファイト中!」みたいに気分も高揚してきて自分は好きです^^;w
軽いCi4+素材の剛性は?
23ヴァンキッシュはオール金属ではなく、素材の一部にシマノの特殊カーボン軽量素材「Ci4+」で出来ています。
これによってヴァンキッシュよりも上位クラスと同じ機能を持ちながらも自重を軽くすることに成功しているのです。
ですがこれ、
自分の場合パワーが必要な4000番以上のクラスはオール金属ボディのほうがいいと、ずっと思ってました。
やっぱりデカいの掛けた時にリールエンド(ケツ)が触れるというか、引っ張られるといいますか
ファイト中にゴリ巻きしてるときに、
なんか力が入りきらないというか、クイッと後ろがすべって持っていかれる感じがしてたんです。
あくまで自分の感覚だけですので当てはまらない人もいるかと思います。
ですけど…
実はこの23ヴァンキッシュ4000MHG
それが少し払拭されてる気がします。
強くなっているといいますか中の組み方や、ほかのパーツひとつひとつの剛性が向上しているためかどうかはわかりませんが、
23ヴァンキッシュの場合、前ほどこういった軽量ボディのパワー不足を感じなくなっています。
23ヴァンキッシュのおすすめ番手
それぞれのおすすめな釣り種とすすめる理由も!
23ヴァンキッシュの特徴をお伝えしました。
ここからはそれらを踏まえて23ヴァンキッシュの持つ
特化された基本性能がいかんなく発揮されるターゲットによるおすすめの番手をご紹介します。
23ヴァンキッシュ C2000S
管釣りやアジングのジグ単
軽いスプーンを使う管釣り、アジングのジグ単にC2000S
それだけに特化するのであれば1000番でもいいのですが、それだけに限定されてしまうので
ある程度ほそのほかのライトゲーム全般でも応用できるように2000番はいかがでしょうか。
23ヴァンキッシュ C2500S
ノーマルギアのフィネスバス用
今回インプレに用いた番手がこちら。
自分の場合、すぐに早巻きになってしまうので
リーリングも早巻きにならないようより繊細な釣り方ができるようノーマルギアにしました。
23ヴァンキッシュ 2500SHG
フィネスバスやチニング
おそらく
バス釣り用としては一番人気
になるのではないでしょうか。
リーリングが上手な方は、
掛かってから寄せてくるにも、余分なラインスラックを取るにも効果的なハイギアがおすすめです。
一般的にはこちらかなと思います。
C2500Sとこの間のC2500XGをおすすめから外したのは、
ハイギアにするのであればよりボディのサイズも大きい=ギアも大きいC(コンパクト)ではない、
こちらの番手のほうがパワーも向上しおすすめだからです。
23ヴァンキッシュ C3000SDHHG
エギング
アジングに次いで、感度のよさなどが重要視されるエギングでは
23ヴァンキッシュの真価が発揮されるもっともたる釣りだと思います。
それにははやりC3000Sのハイギア、ダブルハンドルモデルのこれイチオシ☆彡
。。。う~んこれ、たぶんエギング最強リールになる予感がします!
23ヴァンキッシュ 3000MHG
ライトシーバスまたはヒラメ釣り
~20g前後のルアー使用でLタイプ、もしくはティップが柔らかいMLタイプのロッドを使用するシーバスゲームに3000MHGがおすすめです。
とはいえリール自体がかなり軽くなるので
シーバスロッドのようにレングスが長くなる場合は、タックルバランスに注意してください。
キャストする前から手元だけ軽いと手元が上向いて、先重りしている感じになってしまい、そうなるとバランスが悪いです。
それ以上の重たい大きいルアーを使うほか、MやMHクラスのロッドを使うシーバスの場合は下の4000MHGという選択になります。
こちらは軽さと感度が求められるアミやバチパターンのときに率先して持っていきたい番手です。
23ヴァンキッシュ 4000MHG
おすすめの理由はもう一度実釣インプレを読んでみてくださいw
これまで自分が懸念してきた、軽量に重きを置いたリールがゆえの4000番クラスを使う釣りでのパワー不足感が
払拭されています。
これならば重たい20g以上のルアーを使った対ランカーシーバスや、ライトショアジギングでの中型青物くらいまでなら、安心していけるのではないでしょうか。
シマノが作るリールの軽さとパワーの両立の進化を感じずにはいられません。
ライトシーバスからランカーまで年中これでも十分可能な番手だと思います。
23ヴァンキッシュ C5000XG
オフショアのライトジギング
軽さや感度が表にでやすい23ヴァンキッシュでも昨今大流行中のオフショアのライトジギングにはおすすめできます。
昨今のオフショア(ボート)用のライトジギングロッドは驚くほど軽いものが多いです。
ジグを跳ねさせやすいようにロッドを曲げる設定になっているので柔らかく細いロッドが主流。
タックルバランス考えた場合にオフショアのライトジギングであればありかなと思います。
逆にショアジギングでは、レングスも長くなり寄せてこれるパワーがロッドにも必要になってくるので、
ロッドもオフショアと比べるとはるかに太く重たくなりますから
軽い23ヴァンキッシュはショアジギングにはおすすめしません。
ショアジギの場合はツインパワーをおすすめします。
まとめ
ここまで23ヴァンキッシュの特徴から、同一視される機種との違いを解説し、実際に釣りしたときの率直な感想をお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
購入or買い替えをご検討中の方に参考になればと思い、23ヴァンキッシュの軽さがもたらす基本性能をそのまま発揮できるターゲットとおすすめの番手までお話させていただきました。
イメージと合っていましたか?、それとも違ってましたか?
23ヴァンキッシュは元来「軽さ、感度、操作性」に重点を置いたリールです。
見合った釣り種とタックル選びさえしていれば、
その真価は想像以上に使う人に与えてくれるリールだと思います。
ステラ一辺倒だったひとにほど、ぜひ使ってみてほしいと思います。