プロックスのデプスチェッカーの使い方とインプレです。
ラインカウンターとも呼ばれ、飛距離などラインの放出量(長さ)を計測するものです。釣り道具になくてはならないものと違って使用頻度は少ないですが、今回は違う使い方をしたかったため購入。
その飛距離計測以外の使い方を含めインプレ!
後半でおすすめのデプスチェッカーもご案内します。
長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
デプスチェッカーとは
デプスチェッカーは釣り糸(ライン)の糸巻き量の長さを計測できるラインカウンターのことです。
キャストしたときの飛距離を、巻き取る前にロッドに装着することでどれくらい飛ばせたか放出されたラインの長さで測るときなどに使います。
着けたたままキャストは出来ませんが、真下に仕掛けを落としたあとに装着して、カウンター付きリールのように簡易的に水深を測ったり、
底から何メートルのレンジでアタリがあったなどを把握するために使用するアングラーもいて、いろんな使い方ができるものになっています。
デプスチェッカーの使い方
それでは早速、デプスチェッカーの実際の使い方を解説します。
あまり詳しい取説は付属していませんが、使い方は思いのほか簡単です。
まずは基本的な計測の仕方から。
飛距離の計測をするとして、キャストします。
今回のインプレには扱いやすいベイトタックルで解説しますが、Youtubeなどの釣り動画や通販サイトの質問欄の返答を見る限りスピニングでも使用可能です。
まずロッドに装着します。
裏返しにしたときにある下にあるレバーを軽く押して奥側に開くと挟む込むクリップ部分が大きく開きます。
その部分でロッドを挟んで本体がロッドの上部に来るようにセットします。
デプスチェッカー本体がこのように装着できていればOK!!
装着する箇所はできるだけリールに近いグリップ側の方が安定しやすいです。
そうしたらラインをこのように弛ませながらリール側(左)のラインを
オレンジ色のローラーの周りに3か所あるガイドのリール側(左下)のガイドの下にして仮止めしておきます。
そうしたらリール側とは逆の、右側のラインをオレンジ色のローラーに、時計回りとは逆、右から左の方向に巻いていきます。
太めのラインだと1回巻きつければ良いですが、PEの0.4号とかフロロの5ポンド以下だと2,3回巻いておいたほうがいいです。
ある程度テンションが掛かっていないと計測中にラインが滑ってローラーだけ空回りしてしまうので、ここ重要です。
今回使用したのはPEラインの1.5号で、1巻きだけで計測できました。
ローラーに巻き付けたら、右下へ出ているガイドの下へラインが通るように潜らせたらOK
数字が表示されるカウンターの右側のボタンを押して数字をリセットし000となったら、
いよいよリールの巻取りをはじめ計測開始!!
リーリングをしていくとカウンターの数字が少しずつ加算されていきます。
リールへのライン交換時にも使えます
バス釣りなどでベイトリールを頻繁に使う人はスプールに最大糸巻量めいっぱいに巻くひとは少ないと思います。
1回の交換時に巻いても50mくらいにします。
そのたびに50m巻きのラインを買っていたのでは価格的に割に合わないので、200m巻きとか長い大きいボビン巻きを購入して対処していますが、
このとき200mボビンだとして、50mずつ4回に分けて巻きたい時などにこのデプスチェッカーを使って巻く長さを測ることができます。
一緒にラインリサイクラーなどと併用するとより正確に測れます。
第一精工 高速リサイクラー2.0
デプスチェッカーの精度
このように数値が表示されます。
計測される数値の精度については賛否がありますが、実際、最小計測単位は1mなので誤差範囲も1m以内だと思います。
これくらいなら許容範囲であり、正確な方ではないでしょうか。
実際に実の長さの他のラインを用意して計測された人の口コミでは誤差50センチと言われています。
精度に不安があり50m道糸で精度確認をしてみました。
結果は誤差50cm以内に収まります。
私の場合この位の精度で十分です。
出典:Amazon
価格を見てもアナログカウンタータイプで1500円程度です。コスパ考えたらこんなもんで必要十分でしょう。
デプスチェッカーに電池はいるの?
今回インプレに用いたものは、アナログカウンタータイプなので電池は必要ありません。
もう1種類ある、IC(デジタルカウンター)タイプだと電池が必要です。
デジタルカウンタータイプでも電池は付属しておらずCR2032の電池を別に用意しておくことが必須になります。
釣りにデジタルは・・・
水辺にいく釣りにはデジタル式のICタイプだと、海水を被ったときに少し心配です。
電池交換もいるし、自分の場合はアナログ式で十分だと思いました。
おすすめデプスチェッカー
デプスチェッカーと検索すると同じような形の似たような製品がたくさん出てきますが、
どれも値段がそこそこして、安い値段のものほど信頼度のあるメーカーとは言い難くて怪しい製品が多くあります。
そんな中でも日本メーカーのプロックスの製品なら安心して使うことができますし、今回のインプレついでの使い方でもお分かりいただけるように個人の判断で否定する人もいるとは思いますが、実際使用して見て何も問題なかったです。
デプスチェッカーを購入するならこの2品です。
プロックス デプスチェッカー PX846W
プロックス デプスチェッカー PX846KIC
パナソニック CR2032 コイン型リチウム電池
わざわざ飛距離を測ることは滅多にありませんが、ライン交換時の巻き取り量を正確に測れるためデプスチェッカーは今後も使い続けると思います!!
以前から気になっていた人などは、ぜひ使って試してみてください。