ダウンショットリグの結び方について図解つきで解説します。
いろんな釣りに重宝するリグですが筆者自身も最初は慣れずに結んでも掛けた魚をバラしてしまったり苦い経験をしてたので
これから覚える方に誰でも簡単にできる方法と
しっかりフックが固定されるダウンショット専用の結び方の2種類を解説します。
バス釣り歴15年のkatsuyaです。これまでCacciatore(カッチャトーレ)として活動していましたが、「かっちゃん」と呼んでください。日頃はバス釣りをメインに最近ではブレードジギング、ショアジギングにハマっています。「釣れる」&「楽しい」を実感できる実践的なノウハウを皆様にお届けできるように頑張ります!
ダウンショットリグの結び方①簡単な結び方
何度もやり替えるときもサクッとできる優れもの
ダウンショットリグの結び方には、2種類があります。
ここでは簡単な方法を解説いたしますので、参考にしてみてください。
簡単ですが、僕個人のダウンショットリグでの釣果はほとんどがこれです!
ポイントについて根掛かりして何度も組みなおす時もでも、ボートの上でも
足場の悪い箇所でも結びやすい簡単ノットなので、初心者の方にもおすすめの結び方になります。
簡単なダウンショットリグの結び方①
ラインをもう一度アイに通します。
図のように輪っかをつくります。
簡単なダウンショットリグの結び方③
このときできた輪っかに、ラインを向こう側から通します。
このときリーダー分の長さを抜いてから、強くラインを締めこみます。
簡単なダウンショットリグの結び方④
もう一度、アイの上の方向からシンカー側へ、ラインを通します。
ラインを抜いて、フックの位置を調整し、フックを結んだら完成です!!
ダウンショットリグは、フックがラインに対して垂直に結ばれている状態が理想です。
たとえ簡単な結び方だとしても、丁寧に必ずフックの針先が上を向いているのが理想的です。
簡単なほど、ひとつひとつの工程が大事になってくることは確かなので、丁寧に結ぶことを意識するように心がけてみてください。
ダウンショットリグ専用の結び方
フックをガッチリ固定!フッキング率もアップ!
ダウンショットリグ専用の結び方がこちらです。
オフセットフックをつかったダウンショットリグの場合はこちらのほうが
ワームの姿勢が安定し、フックポイントをしっかり上に向かせることが可能になる結び方です。
ダウンショットリグ専用の結び方①
フックにラインを通します。
このときに気をつけてほしいのが、通す向きはフックポイント(針先)側から抜くように
図のようにラインの端糸が針先のほうを向いているように通します。
ダウンショットリグ専用の結び方②
最初の図の状態=本線が右側、支線が左側(針先が左を向いた状態)から、
アイの両側のラインをつまんで、
右手側のつまんだ方を下にして左手側の端糸のほうを上に乗せる
つまんだ指先を近づけてアイの上に輪っかをつくります。
図のように端糸側の視線が左に来て、フックが右を向いていれば、ここまでは正解。
ダウンショットリグ専用の結び方③
そうしたら、右手側(ラインの本線側)をつまんで手前から奥へ輪っかの中をくぐらせます。
ダウンショットリグ専用の結び方④
上の図の状態になったら、図の赤い印の部分をつまんで
もう2回同じ要領で手前から奥へくぐらせます。合計で3回くぐらせます。
ダウンショットリグ専用の結び方⑤
3回目にくぐらせて出来た上の小さな輪の中にフックを通します。
ダウンショットリグ専用の結び方⑥
ここまできたら本線と支線をそれぞれ両手でつまんで、強く引っ張ります。
そうしたら完成です☆彡
この結び方の特徴は、フックが固定されて必ず上を向くということにあります。
少し練習が必要な結び方ですが、何度も練習して頭と体に叩き込んで覚えていきましょう。
ダウンショットどっちの結び方がいい?
ここまでくると、どちらがいいのかというお話にもなると思います。
釣り初心者の方に最初に覚えてもらいたいのは簡単なほうからですね。
簡単であり、普通にストレートワームなどマス針だけで行う際にはこちらで十分です。
僕の場合、オフセットフックはフックが下に向いてしまうとワームの姿勢も崩れるので、
より安定するダウンショット専用の結び方で結ぶようにしています。
このようにどちらにもメリットがあり使い分けするとよいでしょう。
●マス針でちょん掛けならば簡単結びでもOK
●オフセットフックの場合は専用ノット
ニシネルアーワークス ニシネDSフック