ショアジギングを夜するとどうなる?そもそも釣れるの?という疑問が出てきたので早速釣行してきました。
一般的には薄暗い朝から明るい時間帯に行くイメージが強いショアジギングですが、夜でも可能なことがわかりました。
そこから得た知識でショアジギングの夜釣行で、釣れやすい魚種やポイント、いつもとは異なるナイトゲーム特有のアクションの付け方など釣り方を解説したあと、夜のショアジギ対象魚にめっぽう強いおすすめのメタルジグをご紹介します。
気軽に大物が楽しめるライトジギングだけを8年続けているという偏った釣りをしています。青物の強い引きに魅せられてどこへでも出かけていきます。日々進化する昨今人気ののショアライトジギングからショア、オフショア問わずジギングもこれまでの経験から実釣で生かせる釣り方やタックルのことを紹介していきます。
夜のショアジギングはホントに釣れるの?
そんなこんなではじめての夜のショアジギングに行ってみたわけですが、事前に下調べのために見たYoutubeの「釣れる」という動画は自分には当てはまりませんでした。
結果としてわかったことは・・・
端的に申しますとショアジギングは夜でも釣れるです。
ただし、ジグの動かし方や釣り方を変えて、魚種を絞る必要があるでしょう。
狙っていたものとは異なるものが釣れ、本来ショアジギングのメインターゲットとなる青物は皆無でした。
このあとから夜のショアジギングで釣れる魚と、釣り方について説明していきます。
夜のショアジギングで釣りやすい魚、釣りにくい魚
ショアジギングの夜釣行は「釣れる」とはいえ、比較的釣れやすい魚と、釣りにくい(釣れない)魚がいます。
釣りやすい魚種
夜のショアジギングで釣れやすいというか、魚にはそれぞれ違った習性や行動パターンがあるのでそれらを意識すると、夜のほうが釣れる魚たちがいるのです。
当然魚にも夜型と、朝型といるわけで夜型の魚を狙えば、日中よりも釣れやすくなる魚がいます。
その代表格がタチウオ
釣り場として有名な堤防や船着き場に夜いくとタチウオ狙いの釣り人をたくさん見かけます。
船からたくさん釣れるイメージがあったタチウオは、ショアからだと夜の方が釣りやすいようですね。
その他に夜のショアジギングで釣りやすい魚は小型青物のサバ、カサゴ。
シーバスなどもその食性からも夜のほうが食ってきやすい魚なのだと感じました。ま~夜のシーバスはメタルジグ使うジギングよりミノーやワームの方が釣れると思います。
またもうひとつ釣れる魚にチヌ(クロダイ)が居ます。こいつは何でも食ってくるのでメタルジグにも果敢に食らいついてきます。30センチ以上のそれなりのサイズであればそこそこ強い引きもあってファイトも楽しめます。
タチウオ
サバ
カサゴ
シーバス
チヌ(クロダイ)、キビレ
釣りにくい魚種
夜のショアジギングではブリクラス(ハマチやイナダ含む)の青物はほぼ釣れません。
あとから気づいたことですが、ブリは本来朝のうちに1日に食べるエサの90%近くを食べて、
そこから徐々に食欲が減っていき夜はほとんど食べないという習性を持っています
そのため夜釣れなくても当然なのです!
Youtubeとか探すと夜にメタルジグで青物が釣れたいう動画があるので、釣れないというわけではないけども、本来の習性を考えてみると狙って釣ることは至難の業だということもわかります。
ヒラメも同じく夜でも釣れることはあるようですが、釣り方やポイント選びが限られるため、ヒラメをメインで狙うなら朝マズメからのデイゲームの方が釣れると思います。
ヒラメメインの夜のショアジギングはあまりおすすめしません。
ブリなど中型~大型青物
ヒラメ
どうしても夜にヒラメを釣りたというのであれば条件を満たしていれば釣れないことはないことはないので、下記の記事を読んでみてください。
ヒラメの夜釣りについてアドバイスされています。
何かしらのヒントになるはずです。↓
夜のショアジギングのポイント選び
ショアジギングを夜行くにはポイント選びも大切になってきます。日頃とは違う逆転発想で選ぶのがコツ。
いつものショアジギングで行ってる磯やサーフは真っ暗で夜釣りしにくいこともありますが、夜の場合ポイント選択からそれらのポイントは排除してしまったほうが、夜のショアジギングの場合釣れる確率が上がる印象を持っています。
夜ショアジギングをする場合、常夜灯の灯る漁港や、その周辺の堤防がいいです。
デイゲームのショアジギングでは潮通しが良くできるだけ外洋に面した場所=回遊魚が回ってきやすい場所を選んだいたはずですが、
夜の場合はその逆でベイトが溜まりやすい湾奥
の方がいい気がします。
漁港などでは、常夜灯で海面が照らされているとプランクトンが集まり、それに伴いプランクトンをエサにする小魚(ベイト)が集まってきます。
そしてその湾内に溜まったベイトを追ってフィッシュイーターたちが入ってくるからです。
ここまで言うと、夜でも釣り難いブリやヒラメを釣った人たちに「いや違う」と怒られそうですが、
あくまでも対象魚は拘らず、夜のショアジギングで”釣れるを楽しむ”ためには、このような場所がいいと思います。
夜のショアジギングの釣り方、ジグの動かし方
ショアジギングで夜に釣果を上げたいのならば、メタルジグは動かすというより、流れに乗せて漂わせたりフォール中のアピールで食わせたりするということを意識するといいです。
夜に釣れやすくなる魚と言うのは、その夜の時間帯の捕食しやすいベイトの動きもよく熟知しています。
ベイトは夜、視界が悪く水温が下がったりするため、動き(泳ぎ)が鈍くなっていいるので、それを狙うフィッシュイーターも当然動きがゆっくりになり、ゆったりとしたものにしか反応しにくくなっています。
そんな状況でいつものショアジギングのようにメタルジグをガンガン、ジャークしたりすると警戒心を強め食わすどころかその場所から逃げ出してしまいます。
そのため、夜のショアジギングの釣り方はスローが基本
ジャークというよりトゥイッチに近いくらいフワンと持ち上げる感じと、1回転ごとにジャークを入れるワンピッチジャークではなく、間隔を長めにとった方がよりいいでしょう。
2,3回ゆっくり巻いてきて1回ポ~ッンみたいな感じです。伝わってますかね(苦笑)
で、そのときに必ず底へ付けるとスローなリフト&フォールになるのですが、これもまた夜のショアジギングでは釣れる釣り方だと自分は感じています。
底に何度も落とすのでその分手返しが悪くなりますが、フォール中に食ってくることも多いので外せない釣り方でもあります。
手返し重視で、もっと簡単に釣りたいのであれば夜のショアジギングの場合、
メタルジグのスローなただ巻きが有効です。
ただし夜の場合はそこまでするのならメタルジグに拘らずにミノーやシンペンにルアーを変更して釣るのもいいです。
相対的に見てよりスローでゆったりしたアクションを意識して釣ることが大事です。
ショアジギングの夜釣りにおすすめメタルジグ
ケミホタル装着メタルジグ
夜のショアジギングの釣りを勉強している際に、見つけた今の自分の中で最強の必殺アイテムがコレ!!
メタルジグなのですが、ボディの真ん中にケミホタルを差し込むことができるスリットが彫り込まれているメタルジグです。
音と光で誘うことができ、通常のパッケージにはこのスリットに差し込めるラトルスティックが1本ついています。
ですが、別売りのケミカホタルを装着すると光でアピールできるメタルジグに早変わり!!
これが夜のショアジギングにめちゃ効きます。特にタチウオに効果絶大!
別売りのケミカホタルは下で紹介しています。