その名も【鱒レンジャー】のインプレです。何かと話題に事欠かずインスタやyoutubeでもたびたび登場するし気にっていたところ友人が買ったと聞いて負けられないと即購入!
友人は通常の鱒レンジャーにしましたが、私はこちらのグレート鱒レンジャー改ダークナイトⅡを購入しさっそく釣行しに行ったのでインプレします。
長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
鱒レンジャーの定価と売ってる価格
鱒レンジャーは栃木県にある大橋漁具というメーカーがTOURING MONKY(ツリモン)ブランドで出したロッドで、最初は管釣り用に開発されたようですが、それが”楽しい”と巷でウワサになり、トラウトのみならず堤防などの小物釣りや釣りキャンプで使えるとユーチューバーが広めて大ヒット!
各SNSでも頻繁に取り上げられ、釣具店のホームページでも特集ページが組まれたりするほどのヒット作品。定価はメーカーホームページでも「オープン価格」となっているため不明だけど、
鱒レンジャーNextで2500円~3500円。グレート鱒レンジャーで3000円~4500円くらいの価格で店頭に並んでいます。(SP=スピニングタイプよりCT=ベイトタイプが安い)
鱒レンジャーの特徴
そもそも鱒レンジャーがここまでヒットしたのは、このネーミングのセンスもあると思うけど、それをも忘れさせてくれるほどに、いまどき珍しいグラスをふんだんに使われたよく曲がるロッドが秀逸!
グラスロッド
ふにゃふにゃティップで曲がる曲がる~♪
とにかくくにゃんくにゃんに曲がる!
曲がりすぎて根掛かりを強引に引きはがすことができないものの、通常のカーボンロッドだと折れてしまうこともあるけど、これは根掛かりも外れないけど折れないww
いや~実はここにこの鱒レンジャーの楽しさが隠されているのです!あとで実釣インプレで触れます↓
短いレングス
何気にこのロッド、グリップ脱着だと思いきやなんと1ピースロッドなんです☆彡
ですが長さは150cmと、120㎝の2種類のみ!どちらもコンパクトでこのまま持ち運ぶのにも便利。なんせこの鱒レンジャーを使うようなライトな釣りにはこれくらいの長さが手返しがよくてめちゃ面白いんです!
グレート鱒レンジャー実釣インプレ
手っ取り早くバス釣りのフィネススピニング用のリールをセッとしてこの日のために購入したダイソーのブラクリ持って近くの堤防にいざ実釣!
いや~堤防の隙間やすぐそばのテトラの穴撃ち、チョイ投げて藻場周辺を探ると15センチほどの小さいガシラが!
で、この鱒レンジャー!、15センチほどのちっちゃな魚でもグンッとかグニャんッて曲がるもんだから大物かと勘違いするほどのリアルな感触ととともに見た目がまがってるもだから心臓バクバクで、いざ引き上げてみると・・・
「なんや。こんなもんかい!」w
ってなるけど
小さくても引きが楽しめて、それがまた楽しい!
曲がるグラスロッドという特有の小さな魚でも引きを思い切り楽しめる良さがあり、それプラス
俺「あ、これデカいの来たかも!」
友人「タモいる?」
俺「頑張ってみるけど、一応近くに持ってきておいて…」
そんな会話しながら挙げてみると、15センチ弱のちいちゃいガシラっつうw
そこでみんなでまた笑えるw
釣りでみんなが笑顔になるアイテムなのです!!
派手な見た目
レンジャーシリーズはもともとカラーが、まっピンクやまっ黄色、ブルーに黄緑などなどカラーも多彩で茶目っ気たっぷり!友人はピンクを購入したので、
ちょっと自分は大人のイヤらしさを出してみてw黒ベースのダークナイトⅡを選んで、ところどころゴールドが入った、ブラック ゴールドを購入。ほかにブラック ブラックとブラック レッドもあります。
これだと飽きが来ないし、独特の”おもちゃ感”がないのでこういったタイプが苦手な人にも躊躇することなく変える鱒レンジャーのひとつが改ダークナイトⅡです。
グレート鱒レンジャーに最適なリール
スピニングタイプのSPの場合でいうと自分は今回ダイワのルビアスを用いました。ルビアスのFCーLT2000Sを合わせてましたがもっと重たいリールのほうがいいように感じました。
鱒レンジャーは素材がグラスなので、若干カーボンロッドの同じレングスのよりも重たいです。
慣れると大丈夫ですが、グリップが太いコルクだったりすることからも実際に手元が重たいので、あまり高価な軽いリールよりは重たいリールのほうが手元がブレないで済む気がします。
ミドルクラスより下の廉価版のシマノならセドナC2000番か、ダイワならレブロスやクレストの2000番あたりが自重を考えた場合のタックルバランスがいいように思います。
ダイワ 20クレスト LT2000
ロッド:グレート鱒レンジャー改ダークナイトⅡSP50
リール:ダイワ ルビアスFC-LT2000S
ライン:シーガーR-18フロロリミテッド 4lb
ルアー:ダイソーブラクリ3号、アジの切り身
グレート鱒レンジャーのベイト
鱒レンジャーには現在2種類あって鱒レンジャーNextとグレート鱒レンジャーとありますがどちらにもスピニングとベイトが用意されています。
スピニングがSPからはじまり、ベイトはCTとなっています。
鱒レンジャーのベイトの場合、スピニングよりも価格が抑えられています。
鱒レンジャーは釣りの原点回帰!心底釣りを楽しめるロッド
純粋に釣りを楽しむことを思い出させてくれる唯一無二なロッド
釣りをはじめたころはあまりお金もかけないで釣り道具を用意して、定期的に釣れるようになるまで時間が空いたら釣りに出掛けたいた…。キャストの練習もたくさんやった。とても懐かしい記憶。
あの頃は純粋に釣りが楽しかっただけで、道具に拘ることもなかったしそもそもあまり釣り道具のことも知らなかった。それが今ではロッドやルアーは「こうでなきゃ!」という変な頭でっかちになってしまい純粋に釣りを楽しむことをすっかり忘れていた。
”釣りってこうだったよな”って思い出させてくれ、釣り本来の楽しさを再び感じさせてくれるロッドです!
釣り初心者はもちろん、ずっと釣りを趣味としてきたテク自慢のアングラーにもぜひ1本使ってみてほしい個性派ロッドですw