ダイワ20ルビアスFCLT2000Sのインプレします!
リールはS社派の自分が兼ねてからダイワでこれは欲しいと思っていたルビアスが2020年に新しくなっていたので購入しました。
10数年ぶりに手にしたダイワのリール20ルビアスFCLT2000Sのインプレです。
小学生の頃に釣りをしはじめルアーフィッシングに目覚める。釣り歴18年でIl Pescariaの番頭です。バス釣りからチニング、エギング、アジング、オフショアのライトジギング、チーバス(小さいシーバス…汗)で週3~4日はどこかにいますw 生涯で釣りに使ったお金はおおよそ軽自動車なら楽々新車で買えるほど投資しました。その経験と良いと思ったことはすぐに誰かに話したくなる性格(おせっかいでおしゃべり!?)を強みに日々魚と奮闘中!
20ルビアスの特徴
20ルビアスでもっとも特徴とされるのはダイワ独自のCFRP素材の「ZAION」で作られたモノコックボディです。
完全にボディ外面素材をZAION(ザイオン)にすることで徹底的な軽量化が図られています。このZAIONモノコックボディは20ルビアスではじめて採用された、現在のダイワの製品の中で最軽量です!
同じミドルクラスでも剛性に重きを置いた19セルテートと比べてみると、20ルビアスは元々ライトタックル向きであった方向性を継承し軽量化をさらに進化させた結果だと思います。
実のところ旧作の12ルビアスからNEWモデルの登場までに8年余りも開発期間を要したのはこのZAION製のモノコックボディの実現に時間が掛かったと言われています。
20ルビアスのFC(フィネスカスタム)
20ルビアスにある今回インプレに用いたFCLT2000SのFCの部分が示すのがFC=フィネスカスタムです?(LTはLight&Tough)
カルディアやダイワのフラッグシップモデルのイグジストにもある、より軽いルアーの操作性や感度などを追及したモデルです。
イグジストのFCはノーマルのタイプからすべての部品で軽量化がなされているので通常モデルとは大きく異なりますが、
20ルビアスのFCタイプは元々が軽量なためあまり違いはなく2000番と2500番のみ用意され、フィネス性能を極めるために1000番ボディが使われています。
20ルビアスFCLT2000の見た目
最初に言っておきます。見た目は全然悪くないですwむしろ好きです。
ただ…一番最初に見たときに感じたことを正直に申すと、
このメタルなスプールにゴールドの掻き爪・・・
「S社の旧S」に似てるww
あまりクセの少ないルックスなので合わせるロッドを選ばないと思います。
20ルビアスFCLT2000のドラグ性能
ダイワのスペック表示を見ると、20ルビアスのリールで大事なドラグ性能は最大で5kg。
おそらく実釣では3.5キロくらいだと思われますが、自分がFCLT2000Sを購入したのはライトゲームでの使用目的です。
3.5kgというと、使用するラインの太さとギア比でファイトの仕方も変わってきますが、40UPのバスや50cmを超える年無し級のチヌ(クロダイ)でも余裕でやり取りが可能なレベルです。
20ルビアスFCLT2000の巻き心地
自分はライトゲームでの「ゆっくり等速巻き」のしやすさでノーマルギアを選択しました。
自分は性格がせっかちなのでハイギアだとついつい速巻きになってしまうので、ライトゲームではこちらを選択するようにしています。
ライトゲームではというのはデメリットもあるからです。ノーマルギアではライン回収のスピードが遅く、不意に大物が掛かったときのファイト中の主導権を魚に握られる可能性もあります。
ただし、そのデメリットを考慮してもFCLT2000Sのようなフィネスなライトゲームでの使用範囲内ではそれほど大きなマイナス要素にはならないと考えることができます。
自分のようなつい速巻きになってしまうようなタイプの人はFCLT2000Sを選ぶならノーマルギア(XH[ハイギア]ではないタイプ)をおすすめします。
20ルビアスFCLTが合う釣り種
20ルビアスのFC=フィネスカスタムのラインナップはノーマルギアのSとハイギアのXHに分けられた2000番と2500番が用意されています。このクラスの番手とくればこんな釣り種が上げられます。
ソルトではライトゲームに
ラインはフロロの場合3lbを150m。PEの0.4号を150m巻ける仕様になっています。二つの異なる種類のラインですがこの太さのラインを使用する釣り種はソルトゲームですと、アジングやメバリングが主に上げられます。
またはスピニングを使用した穴釣りにも使えると思います。
淡水では管釣りやフィネスバス
今回自分が購入してインプレしているFCLT2000Sでは上記ソルトの場合と同じ号数のラインを巻くとフレッシュウォーターゲームではエリアトラウト(管釣り)が真っ先に浮かびます。
また同じ20ルビアスのFCにラインナップされている2500番だと、ラインをフロロの4lb~5lb、もしくはPEの0.6号くらいにするとスモラバやノーシンカーでのフィネスバスのスピニングタックルとしてベストチョイスです!
これだと汽水域でのライトリグを使用したチニングも可能!
20ルビアスFCLT2000が合うロッド
20ルビアスFCLT2000Sに合うロッドは、20ルビアスの「最軽量」感を生かしきるためにも、FC(フィネスカスタム)を選びその特性を充分に発揮させるためにも、タイプはLタイプ以下、LもしくはULタイプがいいでしょう。
MLだとティップが固すぎ感度も損なわれ、繊細なアタリを拾えない可能性も出てくるので、ルアーの許容重量が0.5g~7g前後の竿先がよくしなる弾かないロッドが合っています。
ずばり20ルビアスはハイエンドに負けないライトタックルの上位機種!
ダイワの最上位機種にも勝るほどの、いやそれ以上ともとれるダイワ史上最も軽量なリール(2021年現在)で、20ルビアスではじめて投入された最新の技術が盛り込まれているにも関わらずミドルクラスという価格帯の位置づけ。
これはかなりコスパが高いことを意味しています。
徹底した軽量化が図られこの価格ということはよりフィネスな釣り、ライトゲームの上級者に使っていただきたいリールです。
リール:ダイワ 20ルビアス FCLT2000S
ロッド:メジャークラフトファーストキャストFCS-632L
ライン:シーガー R18 フロロリミテッドハードBASS 4lb
ルアー:ダイソースモラバ+バグアンツ2inch