石川県の金沢美術工芸大学の学生が考案した根掛かりしないルアーが密かに注目を集めています。
その名は「ZeLOST」=ゼロスト。学生たちが考案、制作した展示品のひとつです。
金沢市内の金沢21世紀美術館で行われている金沢美術工芸大学をこの春卒業する生徒らが卒業制作で制作した作品たちが展示されています。
バス釣り歴15年のkatsuyaです。これまでCacciatore(カッチャトーレ)として活動していましたが、「かっちゃん」と呼んでください。日頃はバス釣りをメインに最近ではブレードジギング、ショアジギングにハマっています。「釣れる」&「楽しい」を実感できる実践的なノウハウを皆様にお届けできるように頑張ります!
「ZeLOST」の特徴
製品デザインをこれまで学んできた生徒のひとり、松尾龍成さんが考案しました。
自らも釣りを趣味にするアングラーのようです。展示品の片隅に置かれたモニターからの映像にもこの根掛かりしないルアーを使って魚を釣り上げた様子が映っています。
一番の狙いはルアーの針が海底の岩などに引っ掛かり海のゴミになってしまったり、生き物がケガしたりする問題を解決することが狙いだったそうです。
構造はボディ内部に組み込まれたフックは、リトリーブ中は表に出ておらず魚が食らいついて来て一定以上の力が加わると、ボディ上部にフックが出る仕組みです。
商品化は・・・
大学の学生さんが卒業制作で考案したものなので、大手のメーカーなのが興味を示さない限り実用化は難しいとはおもいますが、アイデアとしてみると非常に優秀な作品であって
こういった新しい発想は、どこかで生かされるべきだとも思いますね。
このまま製品化は難しいことはわかっています。まだまだ検証しないといけないこともあるでしょうから研究開発にもお金と時間が掛かります。
しかし、ボディ形状は元よりも、さまざまなルアーにこの技術を応用することができたら…なんて夢の話なんでしょうか。
そうなれば地球環境にも配慮し、釣り人の財布にも優しいので一石二鳥です!!