テンヤ釣りしてみたことありますか?あまりルアーフィッシングしてる人には馴染みがなさそうに感じがしますが最近オフショアの釣りを中心にじわじわ来ております。
ルアーのように手軽な仕掛けで大物が狙える!?テンヤという究極の釣り仕掛けのことまとめてみました。
釣り好きは女好き!?誰がいったか本当の話かどうか…wそれを証明すべく自他ともに認めるチャラ男が釣りに目覚めてしまったのがちょうど数年前。春先から知人に連れて行ってもらったタイラバでした。そこからきれいな女性には目もくれずタイラバタックルを買いまくり、釣り車まで購入してしまいましたwそんな自分だから語れるタイラバの魅力をお伝えしていきます。
テンヤとは
発祥は江戸時代の和歌山県の真鯛釣り
元々は真鯛のタイラバなどと同じく真鯛狙いの漁師さんらが考案したものが起源です。その発祥は江戸時代といわれ場所は和歌山県。このころから受け継がれている伝統的な釣法なのです。
重りと針を一体成型にした形をしており、その仕掛けをリーダーの部分に結んでエサをセットするだけ!
エサの集魚力と食わせ能力と、ルアーの手軽さとゲーム性などいいとこを合わせたハイブリッドです。
テンヤで釣れる魚
テンヤでは専用のテンヤで狙うターゲットである真鯛や太刀魚、タコなどはもちろんのこと、
テンヤを用いたショアからの釣りではヒラメやマゴチが掛かることも珍しくありません。
テンヤの種類とエサ
近年ではテンヤにワームなどをつけるのも人気
テンヤには種類があります。一般的によく知られている順に太刀魚狙いで使用するタチウオテンヤ。真鯛に使う一つテンヤ。タコを釣るタコテンヤがあります。
テンヤにセットするエサは、タチウオテンヤにはイワシやキビナゴなどで生き餌ではなくとも冷凍でも大丈夫です。
真鯛を狙う一つテンヤにはエビです。その時食べているベイトの種類で片口いわしなどをセットすることもあるようですが基本的に一つテンヤはエビです。
タコテンヤには、大判イワシや豚の背脂またはベーコンなども用いられます。
また最近では生エサのように手が汚れたりせず保存も容易なワームを用いるテンヤ釣りも注目されています。
テンヤ釣りのタックル
一つテンヤはティップが柔らかなロッド
タックル選びの目安は基本的にロッドでいうと、15g~50gくらいのルアーの許容重量があるスーパーライトジギングのタックルでOK!
地面にへばりつき引きが重たいタコテンヤや、口が堅く嚙みつき型のタチウオテンヤはある程度ロッドティップが硬くないと掛かってからのファイト中がしんどいので固目が向いています。
が、こと一つテンヤの真鯛は強靭なあごは持っているものの口が小さく硬くて食ってきても乗らないことも多々あるためティップが柔らか目のタイラバロッドがおすすめです。
テンヤの釣り方
オフショアだけじゃないショアからも可能
テンヤ釣りはオフショアの船の上からというイメージが強いですが、ショアからも可能です。
タチウオや一つテンヤの場合、まずはボトムまで着底させてからそこから間髪入れずに、底から10mくらいまでのレンジを探ってきます。
10くらいの感覚はリールの巻き取り長で数えます。リールの最大巻き取り長が50センチだとすると、5回転分巻いてきて2メートル50センチという具合です。
エビを付けた一つテンヤの場合だと途中でエビが跳ねているように見せるため軽く縦ジャークを入れながら巻くこともありますが、あたりのあるレンジが把握出来たらそのレンジはスローリトリーブのただ巻きでOKです。
アタリとアワセ
ちょっとアタリがあっても即アワセは厳禁。そのまま屈せず等速で巻き続けているのが肝心。
そうしていると向こう合わせでティップに重みを感じ乗ってくるのでそうしたら一気に巻き上げてきます。