30年の間、禁漁の巨大魚イタヤラの解禁検討に賛否、米フロリダ州

アメリカのフロリダ州で1990年から釣りも含む禁漁となっている巨大魚イタヤラの解禁を検討しているそうです。

その大きさから海で遭遇した場合の危険性への危惧と、釣り人や漁師らからの熱望に応じる形となりますが…。問題も…。

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巨大魚イタヤラとは

イタヤラといえば、深海で1メートルを超えるサメを丸のみするなどした画像が出回るなど魚好き、釣り好きにはご存じの人も多いと思う。

和名はタマカイ(沖縄ではアーラーミーバイ)とも呼ばれる大きい物では体長が2.4メートルを超え、重さが360キロにもなるスズキ目ハタ科の魚です。ご存じない人のためにわかりやすくかみ砕くと、日本でいうクエのような魚(実際にはクエよりでかい)

ペルシア湾を除くインド洋、太平洋、紅海に生息しているといわれており、日本では和歌山県、伊豆諸島、小笠原諸島、沖縄島以南の琉球列島で確認例があります。

スポーツフィッシングの対象魚として釣り人にも愛されていました。

イタヤラ漁解禁には賛否

国際自然保護連合のレッドリストに載る近絶滅種に分類されているイタヤラは1990年以来、30年もの間禁漁が行われてきました。

30年にも及ぶ禁漁で個体が増え続けているとみている漁関係者らや釣り愛好家たちの意見ですが、漁解禁に反対する動きもあります。

ここ数年、イタヤラの回復は停滞しており、解禁を正当化するには個体数がまったく足りないと言っているのは多くの海洋科学者らの見解です。

幼魚の期間、大半を過ごすマングローブの減少や近年の赤潮により大きな成魚であっても死んでしまうというのです。
メーター越えの巨大魚になるまでには6年かかるといわれています。

個人の意見

個人的な見解としては、まだかなと思いますね。単に釣りを倒しみたいとか漁業を生業とするものの勝手な意見に着込めます。おそらく海洋科学者らの意見の方が正しいでしょう。

環境保護やSDGsなど自然相手にとても敏感な昨今では見切り発車ではなく、何事も広い目線で見てデータを収集し分析、判断することが求められます。