トップで青物!オフショアのおすすめトップウォータールアー14選と釣り方解説

初夏から早秋までトップウォーターで青物が狙える時期がやってきます!!

ただでさえ力強い引きとファイトが楽しめる青物釣りに、さらに水面をドバッと割って出てくるトップウォーターの魅力がプラスした青物トップウォーターゲームの釣り方やアワセのコツなどとともに、特にこちらではオフショアで活躍するおすすめ青物トップルアーをご紹介いたします。

ショアのトップでおすすめポッパーはコチラから↓


ショア青物のミノーおすすめ14選!釣れると喜び倍増するオカッパリ大型魚対応プラグ紹介
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トップウォーターで釣れる青物

トップウォーターで釣れる青物
画像:GT Fishing Tips|SHIMANO

トップウォーターで釣れる青物といえば身近なところでは、ブリ(ワラサやハマチ)、サワラ、ヒラマサ、シイラ、カツオなどが挙げられます。

もっと大型のマグロも相模湾などではこの時期からトップで狙えますし、カジキもターゲットになる場所もあります。

また、大きなポッパーやトップペンシルで狙うGT(ロウニンアジ)ゲームはなんといっても青物のトップウォーターゲームの頂点といいうべきルアーマンの憧れでもあります。

トップで青物が釣れる時期


トップウォーターで大きな青物が食ってくる時期は水温が高くなり魚の活性が上がる時期。

一部早いところでは南の方から初夏の6月ごろからシーズンインする地域もありますが、一般的には梅雨が明ける7月初旬~9月いっぱい(近年温暖化で10月中旬でも狙える場所もあり)までが青物トップウォーターの時期になります。

メインは8月だが9月がベスト

青物トップウォーターの時期は人間が夏だなと、海水浴に行きたい季節だなと感じるのと同じ頃なんですけど、釣りをしているアングラー自身もものすごく暑く、しかもメタルジグをを使う青物狙いの釣りよりは明らかにヒット数は減り、投げる回数も稼ぐ必要があります。

そのため自分の場合は真夏よりも9月に入り少し涼しくなってから、本格的なライトジギングの時期に入る10月くらいまでが青物トップのベストな時期なのではないかと思っています。

青物のトップルアーのカラー考察

青物トップウォーターカラー
画像:PhotoAC

トップウォータールアーで釣れる青物を考えた場合、大きな個体の青物のいる水深のある場所で水面のルアーを見上げた時、ルアーのベリー部(腹の部分)の色しか見えていない。

このベリーのカラーがナチュラルだとホワイトやシルバーホロ。
アピールするならば、ピンクベリーやオレンジベリーがあります。

基本はやはりナチュラルカラー。青物トップで鉄板はイワシカラーです!

活性が低そうなときは、クリア系を用いるといいでしょう。

青物トップおすすめルアー10

ここからは主にブリ、ヒラマサ、サワラなどSLJ~ライトジギングと並行して使える青物トップ用に選んだルアーをおすすめしていきます。ショアでもオフショアでも使えるものを厳選しています。

あえて、ニッチなものは選ばずにこのクラスの青物トップルアーとしてはどれも実績があり、青物が釣れると評価の高いトップウォータールアーを選んでみました。

マリア ラピード F130(トップペンシル)

マリアのペンシルは青物ゲームのアングラーからは高い信頼を誇っています。マリアには人気のペンシルが2種類あり、

スリムボディでスレた青物にも口を使わせるラピードと、強アピールで遠くの魚にも気づかせて寄せてくるローデッドと使い分けが可能です。

総合的に見て青物トップ初級者にはこちらのラピードが扱い易くておすすめです

マリア ローデッド

オフショアの水深のある広大な大海原で青物を水面までおびき寄せるための最初のパイロットルアーとして用いることが多く、非常に人気のある青物用トップペンシルです。

同じマリアの製品でもローデッドはサーチベイトとして先発して、居る場所が把握できたときに上のラピードに変更して食わせるなど使い分けができます。

船からのライトジギングする際にメタルジグのほかに何か釣れるルアーと探して最初に購入したのがこちらのローデッドの写真のケイムラスリットグローカラー!!これに自分がバイトしてしまいましたww

シマノ オシア ボムディップ 170F フラッシュブースト(ポッパー)

シマノ独自の止めたままでもアピールするフラッシュブーストと、初速のつけやさすさと飛距離、動き出しの速さを兼ね備えたジェットブーストで完全装備されたマグロやGTまで対応しているにも関わらず”食わせの小型ボディ”にしたのがこちら新生ボムディップです!

これからのオフショアで出番が増える予感さえする今イチオシのポッパーです。

 

ジャッカル ライザーベイト015P(トップペンシル)

オフショアからの飛距離に重点を置いた青物で自分からの最新のおすすめはこちらのビッグバッカーライザー012SLです。

独特の金属製の大きなリップは潜らせるためではなく“浮かせるため”
着水したら即リトリーブを開始して、見切られないように速巻き!!

青物はもちろん磯場からのヒラスズキなどにも効果を発揮。空気抵抗を抑えた細身のシルエットはイワシやサヨリなどのベイトにもマッチします。

ショアからのキャスティングゲームにはビッグバッカーライザー 012SLが推奨されています。

シマノ オシアペンシル160Fジェットブースト

オフショアで扱いやすいペンシルとして定評のあったオシアペンシル160Fがリニューアルし

貫通シャフトとバネで支えるロングキャストが可能な重心移動システむ「ジェットブースト」が採用され

従来の扱いやすさにさらに飛距離が追加され、また鱗のように水中で複雑な反射を実現する複合ピッチホログラムによる艶めかしいカラーリングもGood!! クリア系が自分のお気に入り。

シマノ オシア バブルディップ 220 フラッシュブースト (ポッパー)

泡と音で誘う青物専用のドデカいポッパーのバブルディップ。

フラッシュブーストのアピール力だけが目立つが貫通シャフトとバネで支える重心移動システムを済陽氏ていることから飛距離も思いのまま。

トレブルフックからシングルに変えることで10号の太いPEでも飛ばせるようにフックチューンが行えます。

シマノの製品でオフショアの青物用は「オシア」シリーズから。ショアジギのページでも説明されていますが混同しやうし「コルトスナイパー」はショアジギング用です。

タックルハウス フィードポッパー 135(ポッパー)

ポッパーなどトップルアーもサイレント系と呼ばれるアピールを抑えたものが主流になりつつある昨今でも変わらぬ人気を誇るこれまた青物トップゲームではド定番。

その独特のポッピング音はサウンド重視で設計されたこのルアーの最大の特徴

ショア青物ならサイズは、飛距離も考慮して120もしくは135がおすすめ。ほかに150(60g)、175(74g)も青物対応です。

スカジットデザインズ パンプキン140(ポッパー)

特徴あるルックスが目を引くパンプキンの良さはその「立ち上がりの早さ」にあります。

遠投するとラインのフケを回収し水面に浮くポッパーの初動はあやふやになりがちで、大きな青物ほどその時点で見切ってしまうこともあるので大事な要素。

独特のカップとボディ形状が強い集魚効果も発揮します。

人気があってか、出回っている数も少なく入手が困難。気になっていたら即購入がおすすめ!迷っている間に品切れになってしまう。

シマノ オシア モンスタードライブ HD 220

オフショアキャスティングゲームにおいて30kgクラスのヒラマサも現実にする必要がある。

”モンスターの口の中に針を入れ、掛けた魚は逃さない”

ショートバイトにも追従し吸い込まれやすい軽量のシングルフックを長めのアシストにすることで激戦区の中において多発する「当たっても乗らない」ヒラマサを掛けに行く!!

ダイワ ソルティガ ドラドポッパーⅡ 130F(ポッパー)

130mmともなるとカップの大きいポッパーは中々飛ばせないものですが、飛距離を伸ばすことに重点を置いて開発されたあ青物対応のトップウィオータープラグです。

ショアからの青物狙いにはこの飛距離は広くサーチできるので大きな武器になります。

そして食らいついたときにフロントに掛かりやすい魚の吸い込みに追従しミスフッキングを防ぐスイベル使用になったフロントフックも安心感がありトップ青物でありがちなミスバイトを軽減してくれます。

マリア ポップクイーン(ポッパー)

青物トップゲームの初級者がルアーに迷ったときにまずは最初の1本としてもおすすめなのがこのマリアのポップクイーン。
言わずと知れた、トップウォーターで青物狙いする際の大人気ド定番ルアー。

もちろんサーフや磯からのショアキャスティングからオフショアでも使えます。

ショア青物ならサイズは、飛距離も考慮して120もしくは135がおすすめ。ほかに150(60g)、175(74g)も青物対応です。

シマノ オシア フルスロットル 190F ジェットブースト(トップペンシル)

ヒラマサシーズンになるとどこもプレッシャーが掛かってジャークやスライディングさせたあと一瞬の止めでも見切られてしまうことがあります。

そんな中でもキャスティングしたら一度も止めずにリーリングしたままジャークやトゥイッチを加えるノンストップジャークがかなり有効になる。そんなときに扱いやすいフルスロットルのダウンサイズバージョン

デュエル ヨーヅリ ハイドロポッパー(ポッパー)

深場の青物も有無を言わさず、表層へ誘い出すトップウォータールアーとしてこちらもまた以前から釣れるとよく知られる定番中の定番。

ここでおすすめするのは120サイズ(43g)ですが、ワンサイズ下の90ならばサーフでヒラメやシーバスタックルでも扱うことができます。

ダイワ ショアスパルタン パワースプラッシュ(ポッパー)

名の通り豪快なスプラッシュで遠くの青物にアピールする集魚力もさることながら、ダイブのあとに波紋の中でしっかりとウォブリングアクションし口を使わせるため”寄せてきて、食わせる”までの一通りを1本でやってくれる!!

ボディ側面に着いたブツブツ(ディンプル構造)はゴルフボールの原理と同じくキャスト時の気流の乱れを抑え飛距離を確保し、ダイブ時には水流の乱れを整えおかしな動きになってしまうことを制御してくれます。

オフショアライトジギングの定番メタルジグはこちらから↓

こちらからはショア青物のペンシル系トップウォータールアーのおすすめを紹介します▼

トップウォーターの動かし方アクション

画像:youtube

トップウォーターで狙う際の基本的なルアーアクションには4つがあります。

  

ポッピング

ポッパーと呼ばれる口先にカップのついたプラグルアーを使って、ロッドをあおり水面からカップの部分を潜らせたり浮かせたりする動作を繰り返して、「チュポッ、チュポッ」という音を奏でながら、波紋をつくって下にいるシーバスを誘います。

軽く穂先をトゥイッチングしてルアーを動かします。もっともトップウォーターゲームで基本となるアクションです。

  

ドッグウォーク

一般的に日本で言われるドッグウォークはルアーの頭を左右に振るようにアクションさせる釣り方を言います。トゥイッチを入れる感覚でロッドあおりながらティップをほんの少し左右に振りながらリトリーブしてきます。基本的にはトップペンシルでよく用いる動かし方です。

首を左右に振りながら前へ進むため1回の巻でも移動範囲が短くすむので、狭い範囲をゆっくりと引いてアピールしたいときに有効です。

  

ステイ&シェイク

ポッピングやドッグウォークをしている最中にいったん水面で止めるやり方です。いったん止めてリトリーブしないでその場でティップだけ横に振ったりあおって上下に動かしたりして気づかせます。

足元ギリギリまで追ってきているのが見えても食わないときに有効です。リアクションバイトでスレた個体をもスイッチを入れてむりやり食わせる方法です。

個体が確認でき追ってきているのが見えることがあります。そこでステイだけだと見切られてしまうのでシェイクを入れるといった考え方で覚えておき引きだしを増やしておくといいです。

  

スプラッシュ

大きくジャークし、スプラッシュを起こし強いアピールをします。スプラッシュとは日本語に訳すと「水しぶき」。波紋やポッピング以上に派手に大きなアピールが望めます。やり方はロッドを水面にやや平行に構えてさびく(ルアーを引っ張る)感じで巻いてきます。

青物の場合だと、このさびく動作を大きくしてルアーを水面でスライディングさせながら大きなスプラッシュで誘い出します。

アピールが強すぎるのでよほど活性が高いと確信している時だけにしないとすぐに場がスレてしまったり見切られるのも早くなるので注意が必要です。

青物トップはアワセが肝心

画像:Mossy Oak

トップウォーターでアクションや動かし方以上にアワセの入れ方は重要になってきます。

シーバスが食ってきて「よっしゃ食った~」と思った瞬間に即アワセをいれるとトップウォーターの場合高い確率でバレます。どのくらいの確率かと言うとほぼ8割がた!それくらい即アワセは禁物なのです。

水面を割ってシーバスが飛び出してくるので反射的にアワセたくなりますが、そこで焦ったらダメ!トップゲームでバラしが多いという人はアワセのタイミングが速すぎるのです。

一呼吸置いてロッドティップに重みが乗ってロッドがグィッと曲がったところで鬼アワセ!!これで百発百中!

自分はこのやり方で青物以外のほかの魚種でもトップウォーターで一度もバラしたことがありません。

この「一呼吸」の間隔はそのフィールドの状況によってもちろん変えなければいけません。根が粗い場所ではいったん待つ間に根に入れられたらラインブレイクします。コンマ1,2秒の単位での違いです。

 

ミスバイトが多発する場合アクションを見直す

水面に出てくるものの食ってこない、もしくは食ってきても食いきれずに食い逃すいわゆる誤爆が多発するようであれば、

動きが速すぎるか、もしくはペンシルでよくある横移動の振り幅が大きすぎて青物が追従できていないことが考えられます。

そういった場合、リトリーブスピードを遅くしたり、ドッグウォークするときのトゥイッチングやジャーキングを弱目にする

などするとフッキングまで持ち込めます。

 

フッキングしたはずなのにバレる時は○○

使うルアーにもよるがトップウォーターでは一度フッキングしても乗り切れておらずバラしてしまうことも多くある。逃した魚を追うべく同じ場所にしつこく投げたくなるけど、一度針の存在に気付いてしまった個体は警戒してそのルアーには食ってこない可能性が高いです。

そういったときは無理して同じ場所にキャストせず、いったんその場は休ませる、その間は違う方向へ投げる、しばらくし放置していたらまた戻ってきて食うことがある。

時間的には20分から30分他の場所で釣るなどして間隔をあける。こんなときはルアーをローテーションしながら自分自身が気分転換を図ることも得策。

オフショアに出船しているのならば、思い切って大きく場所移動が吉。

青物トップウォーターのタックル

ロッド

青物をトップyウォーターで釣る場合のタックルで重要視されるロッドは青物の強い引きを受け止められるブランクスとバッド部の強靭さや、重たいルアーでもキャストが可能なルアーの許容重量の比較が必要です。

狙うターゲット(ハマチやサワラなどとマグロやGT)やジギングとSLJによって大きく異なるのは言うまでもありません。

ロッドの長さの目安としてはショアなら8.5ft以上。オフショアならば取り回しの良さを考慮して7.5ft前後。マグロやGTであれば8ft前後。

ロッドタイプはMクラス~、ターゲットに使用するルアーの重量によてMH、H、XHタイプを選択します。

リール

トップウォーターで青物を釣りする場合のリールは、SLJなら4000番もしくは5000番。それ以上であれば6000番~10000番まで。使用するルアーとメインラインの強度を考慮して選びます。

ライン(PEとリーダー)

メインラインとなるPEはSLJであれば1.5号を軸に、2.5号くらいまでで。カジキやGTクラスのトップ青物では4号~6号でも太過ぎることはないです。

そしてリーダーですが通常の青物ゲームでなら強度と水馴染みを考えるとフロロカーボン一択ですが、
トップウォーターの場合リーダーはナイロン
がおすすめです!

トップの場合ルアーが水面より上に浮き上がっているためリーダーが比重の高いフロロだとルアーが沈み込んでしまうのを防ぐため(本来の性能を阻害してしまうのを回避する)と、

もうひとつの理由は硬くて伸びないフロロの代わりに縦に伸びるナイロンにすることで”吸い込み”を良くする効果が得られるのでミスフッキングが減らせます。

強度選びの目安はSLJであれば6号(25lb)か7号(30lb)。それ以上は12号(50lb)から22号(80lb前後)です。