バリバスナイロンショックリーダーインプレ!安心の信頼度とあらゆる釣りの使い道5通り

バリバスのナイロンショックリーダーのインプレです。

以前から強靭なリーダーとしてオフショアのキャスティングで使用したことがあったものの、

今回新たに異なる使い方でまたナイロンショックリーダーを購入してみて以前よりもこのリーダーの使い道の多さに驚き、

バリバスのナイロンショックリーダーのインプレも兼ねながらいろいろ使い方をお伝えしていこうと思います。




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バリバスナイロンショックリーダーの歴史

画像:Il Pescaria

いまでこそ、フレッシュウォーターからソルトまでナイロンリーダーといえば「バリバス」といいうくらいにまで名が知れ渡っておりちょっとでも釣りをかじったことがある人は知らない人はいないというくらい

ナイロンリーダー=バリバス!!
(そう思うのは俺だけ?)

とうくらい定着していますが、起因はこの初代バリバスのナイロンショックリーダーです☆彡

誕生したのは1996年のこと。

その当時はまだ”ショックリーダー”という呼び名は存在しておらず、ハリスと呼んでいた時代。

日本人初のIGFA(国際ゲームフィッシュ協会)のGT世界記録(他6タイトルを取得)を成し遂げた丸橋栄三さんのアドバイスからが生まれ、

はじめて「ショックリーダー」という単語をパッケージに記載して売り出し物がこれでした。

それからすでに26年以上が経とうとしていますが、今なおオフショアを筆頭に大物ゲームでの愛用者が多く

圧倒的な信頼度を得ているナイロンリーダーのパイオニア的存在です。

 

ナイロンリーダーの特徴

バリバスナイロンショックリーダーとフロロカーボン違い
画像:Il Pescaria

横からの摩擦や傷に強いのは、紛れもなくフロロカーボンです。

ではなぜナイロンを選ぶ人がいるのかというと、

ナイロンはフロロよりも直線強度に優れており、少しだけ伸びることで破断を予防し強度を保ちます。

またこの伸びることで、吸い込みがよくなるので乗せやすくショートバイトが多い時期や、

アタックしてきても乗せきれないトップウォーターのときなどに用いると良いです。

ただバリバスナイロンショックリーダーの場合、通常のナイロンほど伸びずフロロに近いくらいの強度を持っています。

これが長年選ばれる理由なのでしょう。

基本的なナイロンリーダーとして

画像:Il Pescaria

このバリバスナイロンショックリーダーは、ナイロンと言っても通常のナイロンの印象とはだいぶんかけ離れており、

強いコシ(張り)があって、非常に硬いです。けどよくバス釣り用のハードタイプのフロロカーボンにあるような針金のような硬さはなく

適度なしなやかさを持っているのです。

使い方はもちろん、通常フロロ一辺倒のところをこちらのナイロンリーダーに変えて使っても充分耐えうる強度を持っています。

なんせバリエーションが豊富(3号~60号まで)なことと、価格が安い!

このことがおすすめする理由だし、いまだに愛され続けるワケなんですね。

トップウォーターにはナイロン推奨

画像:Il Pescaria

以前から何度もこちらのサイトの担当者らは口を揃えて言っているトップウォーターゲームにはナイロンショックリーダーをおすすめしています。

理由は簡単、ルアーを水面に這わせてくる釣り方なので、ルアーよりも先行するリーダーが先に水中に沈みこんでは本来の動きをしなくなります。

これを防ぐためにはフロロよりも同じ体積でも比重の軽い=水に浮きやすいナイロンがいいのです。

またバイトは会っても乗らないアタリが勃発するのもトップウォーターの釣りなのですが、少しでも吸い込みしやすくするために伸びるナイロンリーダーを用います。

とはいえ強度も欲しいとなるとやはりバリバスナイロンショックリーダーなのです!!

ラインの噛み千切られ防止プロテクトリーダーとして

サワラやタチウオ、カマス、バラクーダ(沖サワラ)対策に

画像:Il Pescaria

こちらのライトジギングの記事の中で幾度か解説されているプロテクトリーダーとして太いナイロンリーダーを用いることもおすすめしています。

フッキングしても鋭い歯で噛み千切られることのある魚種の場合には、金属製のワイヤーリーダーが用いられることもありますが

それだと魚の警戒心が強まり、バイトの数は減ります。

そのためよっぽどのことがないライトジギングの場合強度のあるバリバスナイロンショックリーダーを用いて

プロテクトリーダーとして使います。

サワラゲームとか結構な確率で破断を選らすことが可能です。

ビッグベイト用極太PEのリーダーとして

画像:Il Pescaria

最近これに気がついたアングラーがいましてw

秋のシーバスハイシーズンにランカー狙いでビッグベイト用に太いPEラインを使用したベイトタックルのときに使う

耐摩耗性と直線強度ののあるリーダーとしてバリバスナイロンショックリーダーは適しています。

ビッグベイトはそれだけでも高価なので、

ビッグベイトゲーム初心者には強さと信頼もあるのに安くて入手しやすいこれは使い道が大いにあります!

晩秋~冬の低活性時の伸びるリーダーとして

画像:Il Pescaria

晩秋から冬にかけて、釣れる魚種はたくさんあり釣りは可能ですが、

ハイシーズンのときのフィールドの状況とは大きく異なります。

全体的に魚の活性が低くなり、ショートバイトも増えるため固くて微弱なバイトを弾いてしまうこともあるフロロカーボンよりも

吸い込みやすいナイロンがおすすめです。

また、真冬になり気温が下がるとフロロだと凍ってしまうとまるで針金のようになっりガイド抜けが悪くなってしまいますが、

ナイロンだとある程度防げます。

どのYoutubeかは忘れましたが(汗)、以前真冬のエリアトラウトのメインラインについて村田基さんも同じことをおっしゃっていました。

もちろんマグロ、ヒラマサ、GTのキャスティング用にも!

VARIVAS ショックリーダーナイロンで釣られたマグロトップゲーム
VARIVAS ショックリーダーナイロン100LBで釣られた久米島マグロトップゲームの釣果
出典:VARIVAS

ここまでいろいろなバリバスナイロンショックリーダーの使い方をご紹介してきましたが、

25,6年前の発売当初のようにオフショアのジギングやキャスティングで狙う大型魚ゲームで使うことももちろんできます。

ちょっとね…同じバリバスさんからオーシャンレコードが発売されてから影が少しだけ薄くなった感は否めませんが、

それでも価格はこちらのほうが安いし、現在でもどこの釣り具店にも置いてあるのは愛用者が今だに多いことを物語っています。

バリバス ショックリーダー ナイロン