ライトジギングにおすすめのリールをベイトとスピニングでわけてご紹介します。
ライトジギングに適した番手や選ぶ際の必須条件から購入後のドラグ設定なども併せてご説明します。近年身近になったライトジギングのおすすめリールをベイトとスピニング、あなたはどちらにしますか?
気軽に大物が楽しめるライトジギングだけを8年続けているという偏った釣りをしています。青物の強い引きに魅せられてどこへでも出かけていきます。日々進化する昨今人気ののショアライトジギングからショア、オフショア問わずジギングもこれまでの経験から実釣で生かせる釣り方やタックルのことを紹介していきます。
ライトジギングに必要なリールの条件
ライトジギングに使うリールには選ぶときに大きく分けて3つの大切な必須とされる要素があります。
ほかの釣り種との使いまわしではなくライトジギングの専用リールとして選ぶならこれからご紹介する項目はできる限り守って購入を検討すると他とのはっきりとした使い分けが可能になります。
高剛性
ライトジギングにおいてリールの高い剛性は自重の軽量さや扱いやすさよりも優先したほうが理にかなっています。
昨今のリールやロッドは非常に軽量で高感度を売りにしているものが多く耐久性も数年前と比べたら格段に良くなっていますし、昔よく「軽さと耐久性は反比例する」と言われたものですが今ではそんなことはありません。
しかし…。
ことリール内部のギアに関しては剛性が高いものを選ぶのに越したことはありません。
ライトジギングのフィールドを例えば水深が80m以内と仮定し、すると使うルアーの重さはMAX80gくらいまででしょう。
80mの水深から80gの思いルアーをもの凄い水圧を受けながら大きな青物を引きあげてくるのです。想像してください、たかが水深10m以内の浅瀬で釣っているリールと同じギアで持つと思いますか?
ほぼ100%ギアから悲鳴を上げてきます。時間の問題だけですね…。
ベイトリールを選ぶ場合パワーはあっても、海水対応になっていないものもありますから気を付けましょう。
防水と防錆性能
やっぱりメインとなるフィールドが大海原相手なら、海水に対して防水、防錆性能があったほうが良いでしょう。
河川や河口でのウェーディングではないので、ショアで釣る場合のキャスティングでもリールが海水にすっぽり浸水してしまうような場面はさほどありません。磯場でザップンザップン波が襲い掛かる場所は別ですけど…。
だから無くても良さそうに感じますが、堤防からのライトショアジギングでもたまに大きな船が近寄ってきて波にあたってしまたったり、オフショアでもランディング時に魚があばれるので海水をびっちゃこリールに浴びることもしばしばあります。で、そのまま乾いていくと海水の塩分が侵食してきてギアなど大切な部分が錆ていく原因になります。
この機能がない機種はメンテナンスさえしっかりしておけば極端に劣化してしまうことはないでしょうから心配はいりません。しかもこの機能がついていたからと言って海の塩水はよくありません。釣行後は必ず真水で洗い、自然乾燥。たまに釣行前にスプールのベアリングくらいにグリス補填なそ基本的なメンテは長くリールを使うためには必要不可欠です。
パワー
最後になってしまいましたがやっぱりそれなりにパワーも欲しいです。それなりにってどれくらい?かというと
4~5キロのブリがあげられるくらいのパワーはほしい。それくらいあればライトジギングの範囲なら十分です。
ライトジギングリールの番手
スピニングの場合で説明すると、
番手はダイワなら2500番~3000番。シマノなら3000番から5000番。
逆に番手も5000番を超えるくらいからはライトジギングにはオーバースペックです。そこまでのパワーは必要ありません。
できればドラグは最大10kg前後~それ以上のものがベストな選択になります。5kg以下になると青物の場合取り込みにテクニックが必要になるでしょう。
釣り種と代用する場合
ライトジギングのリールでかろうじて代用ができるものはシーバス用かエギング用でしょう。
上記で述べたライトジギングのリールに必要な要件を考えると代用するにはちょっと難しそうに感じますが、なんとかシーバス用のシマノの4000番(ダイワなら3000番クラス以上)なら代用はできます。
エギング用のシマノの3000番、ダイワの2500番でも堤防などショアから水深20,30mくらいまでの場所なら十分いけます。オフショアだとちょっと心配。
ライトジギングのリールのドラグ設定
自分の場合は、マックスでリールの持つ最大ドラグの耐重量の約70%くらいを目安にして設定して、ラインの太さによって締め具合を変えています。
0.8号など細いラインでいく場合同じ状況下でも魚が掛かってから切れやすくなるので、若干緩めにセッティング。
ハイシーズンなど太めの1.5号で行く場合は70%くらいに設定します。
あとポイントによってもドラグ設定を変更します。
根が深い(ストラクチャーが多い、岩肌が多くある)場所などで、キャスティングして横に引いてくる場合根ズレが起きないようにドラグを緩めながらラインが切れないよう魚をいなしながら引いてくきたりもします。
リールの最大ドラグが11キロだとすると、その約70%で7.5キロ~8キロくらいに設定します。
自分の場合はそこから少しづつ緩めたり締めこんだりしていきます。
このドラグの設定に関しては個人差があり、自分の釣りスタイルで向き不向きがあるのでハッキリとした明確なことはありません。一応の目安としてお考えください。
自分の任意のドラグを計算しながら設定できる↓
BOUZ ドラグチェッカー15kg
ライトジギングのおすすめリール
それではここでお待たせしました!おすすめリールのご紹介です。
おすすめスピニングリール
シマノ 21ツインパワーSW 4000XG
自分がシマノの中で一番おすすめしたい最強で最高のライトジギングにおける超おすすめリール。これ以上もこれ以下でもないパワーと重さ、高剛性、操作性がライトジギングにベストマッチ!
ダイワ ソルティガBJ 4000SH
コンパクトなのにハイパワー!これを持っていると不意の大物、ぶりはもちろんサメやマグロも向かうとこ的なし!
シマノ 21ツインパワーXD C5000XG
パワーと高剛性、軽量化、防水性能まで配した多くのプロアングラーに愛され続けてきたツインパの新しいかたち。
ダイワ キャタリナ 4000H
防水・耐久・回転性能。オフショアのパワーゲームに求められる性能を凝縮したスピニングリール。
ダイワ 18ブラストLT 4000-CXH
ダイワ党が待ち望んだライトジギング、ショアのキャスティング用に開発された”軽さで圧倒する高剛性”を配したソルトウォーター用スピニングももはやこの価格帯で手に入る時代!
ダイワ ヴァデル 3500H
カツオやシイらもいなせる余裕のパワー!ライトジギング入門者用に最適。ちなみにビギナーのころ筆者もしばらく使っていました。
シマノ 21アルテグラ C5000XG
廉価版としてのリールもここまで進化。防水性能をも追加された新しいアルテグラ。ライトジギング初級者におすすめのリール。
ダイワ ブラスト 4000H
ソルティガ譲りのテクノロジーを搭載した廉価版ライトジギング用リール
アブガルシア REVO PRM 4000SH
見るからに力があり強そうだが巻きはより滑らかで軽快。軽さとタフさを兼ね備えたデキる男のリール。
おすすめベイトリール
シマノ 22グラップラーBB 150/151HG
ジギング専用の高剛性・高耐久ロープロ仕様のベイトリール。ハイエンドにも迫る性能を持つミドルクラスのおすすめ筆頭株。廉価版よりはグレードアップしたリールが欲しいならこの銘柄がおすすめです。
シマノ 15オシアコンクエスト 301HG
ライトジギングに使えるパワーのあるベイトリールといえばやっぱりこれ!アングラーのステイタス性まで満たすシマノが誇るオフショア用両軸リールのフラッグシップモデル。なんというか使っているアングラーの技量のみならず価値観をも高めてくれるから、見た目や優越感などもリールに求める人にはおすすめ!
ダイワ ヴァデル ベイジギング
その名の通りベイジギング(ショアジギング)の入門ベイトリールとして最適な一台。シーバス、タチウオ、中型青物まで対応できる。ベイトリールでライトジギングをはじめたい人に最初の1本としておすすめです。
ダイワ キャタリナBJ
掌にすっぽり収まる小型ボディが生み出す想像以上の操作性と耐久性パワーと軽さを兼ね備えたライトジギングの新定番リール!手が小さい女性アングラーにもおすすめできる。
アブガルシア REVO SALTY STAGE LJ-4
ドデカいハタまで釣り上げられる!大口径ギヤ、ハイスピードギヤ搭載アブガルシアの最強ジギング用ベイトリール