消波ブロックや堤防の端などからライトタックルで、メバルやカサゴなどの食べても美味しい魚が釣れる穴釣りだが、
やってみたことのある人はしってると思いますが、それほど気軽でもないし簡単ではないのがこの釣り!!
なんせ場所が場所だけに、安全面に熟知しておかなければかなり危険度が高い釣りでもあります。
この章では簡単だ!気軽に!とかで集約されがちな穴釣りを安全にかつ快適に釣るための方法をまとめてみました。
小学生の頃に釣りをしはじめルアーフィッシングに目覚める。釣り歴18年でIl Pescariaの番頭です。バス釣りからチニング、エギング、アジング、オフショアのライトジギング、チーバス(小さいシーバス…汗)で週3~4日はどこかにいますw 生涯で釣りに使ったお金はおおよそ軽自動車なら楽々新車で買えるほど投資しました。その経験と良いと思ったことはすぐに誰かに話したくなる性格(おせっかいでおしゃべり!?)を強みに日々魚と奮闘中!
釣れる穴と釣れない穴
どこのテトラの隙間でも釣れるわけではない!
どこのテトラの穴に落としても釣れるわけではなく、適度な潮の流れに合わせて幾重にも入り組んだテトラをトントン落としながら何ヵ所も探りながら釣るのが鉄則。
当然組まれたテトラも奥へ入り組んいで、さらに高さが有る場所で、それだけ水深が有り高い波の有る場所が釣れる。
釣れる釣り方の落とし穴!?
根掛かり勃発!予備仕掛けは複数必要
島で育ったので穴釣りはよくしましたね。仕掛け入れて底をトントン叩いて、さらに深い所まで仕掛けを入れないと釣果は伸びません。とても楽しい釣りですが、根掛かりする釣りなので予備の仕掛けが大量に要ります。
ただし穴釣り釣れるカサゴがいる場所はあっという間に場荒れする「釣り過ぎてその場所に魚が居なくなる」ので出来れば釣果や持ち帰りも程々にお願いしたい。
穴釣りはこんなキケンが待ち構えてる!
テトラの穴は基本落ちたら上がれない!
古いテトラだとコケがみっしり付着していて濡れていると滑りやすくて新しいテトラも粉拭いた状態で滑り約成っています。
鬼フッキングをしたはずみでテトラから落ちて頭を割った人を知っている。ものすごい出血だったそう。運が良かっただけで、普通なら死んでいたでしょう。たまに、本当に不安定なところでやっている人がいるが、自分の運動能力を過信していると思う。テトラは落ちたら基本上がれない=死ぬわけだから、止めた方がいい。まあ、冬山登山などと一緒で自己責任ではあるが、家族を悲しませることになる。
そう簡単で気軽な釣りではないので、滑血止めのフィッシングシューズとライフジャケットの着用はもちろんのこと、ヘルメットとまでは言いませんがもし転んだ時にも頭部を保護できるように帽子は被っておく。最低限の予防策は絶対必要です。
■1人単独での穴釣り釣行は絶対NG
■海に背中を向けない
■シケている時には勇気を持って中止する
■最低限帽子、ライフジャケット、滑り止め靴
一般的にはカサゴをテトラの隙に落として簡単に釣れるような論調ですが、そんなのありえません。危険だし、すぐ根掛かりするし、防波堤を越えて降りて行くだけでも一苦労。家族サービスでやるようなレジャーではないから、お気をつけください。テトラは素人には危険過ぎる。小さく見えても近くにいくと意外と大きくて落ちたら掴まれない。出られない、上がれないの三重苦になると思う。それより、釣りを知っている人に安全な所で先ずは教わった方が良いと思う。
誰でも簡単に釣れるわけではないし、危険と隣り合わせの場所。自分が穴の中や海側に落ちたら、無傷では済まない場所です!これから釣りに出掛ける人たちが増えるシーズンですが、決して家族連れやレジャーで楽しめる釣りではないので細心の注意を払って楽しく穴釣りしましょう。