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昔、子供のころにNHK教育の番組を見ているときに、クジラはその大きな巨体であることから陸上で生活することが難しくなり海で生活するようになったと聞いたことがあります。もともとは陸上で生活していた哺乳類であると。
その理由付けともなる4本脚のクジラの化石がペルーで発見されました。
このクジラの祖先の指には水かきがあった可能性が高いそうです。海と陸を行き来していたことがうかがえます。
これまでにも4120万年前の部分的な化石が発見されており、それらはどれも足がすでに退化しており体の自重を支えることが不可能だったことまでわかっているが、泳いでいたかまでは断片すぎて結論に至っていなかったらしい。
けれど今回のものは、陸上から海へ生活を移し始めた途中の過程のクジラ
すなわち水陸両生哺乳類との類似性であったことまでわかっているそうです。