2018年静岡県で起きたアユの大量死事故から得た教訓

この記事を書いた人


出典:FNN PRIME

今年もようやく春の訪れを感じだしてきた今日この頃。初夏から夏の風物詩であるアユはまだ早いがもうすぐしたら河口や漁港近くに稚鮎が湧いてくる時期に入る。釣りシーズンにもなる。

昨年の8月に静岡市葵区を流れる長尾川でアユを中心とした川魚数千匹が死んでいるのが見つかった事件。

この事件の原因は近くの茶畑で使用されていた農薬だとあとでわかった。

川の水質課に検査では異常は見られなったものの、死んだアユの体内を調べたところ茶畑農家で使用していた農薬の主成分と同じトルフェンピラドが検出されたことで判明しという。

市は農家に対して管を新しくするよう指導したほか、ほかの農家に対しても農協などを通じて農薬散布の機具の点検を徹底するよう呼びかけました。

静岡は日本でも有数のお茶の産地であり自分たちも口にしたことは何度もあるとと思うがそれを育てるために川魚が死んでしまうほどの農薬がまかれていたという事実にも驚かされる。

今年もまた訪れるアユのシーズン。釣り師の人たちや旬を味わうために待っている人のためにもこういった自然への配慮を徹底して資源を大切にしてほしいものです。