チニングに適したポイントの見つけ方を解説します。基本的に”根掛かりが多発するような場所”のほうがチヌ(クロダイ)が居着いている可能性が高いです。チニングを攻略するための適した場所とは?を自分がメインフィールドにしている汽水域の河川を中心に画像付きでご説明します。
チニング,チヌ(クロダイ)ルアー釣り記事専門のNeroです。エサ釣りからルアー釣りに転向した際にはじめてやったチヌ(クロダイ)のルアー釣りの虜になってしまいました。ブリームゲーム歴15年以上の経験から得た数多くの実際の体験からしか得られない秘訣を余すことなくお伝えします。チヌ(クロダイ)ルアーの楽しさをお届けしていきます。
基本はやっぱりランガン
基本ラン&ガン!!足で探してアタリがあったらそこで粘る。潮を確認して時合に狙いにいくのですが一度釣れるポイントでは連発することが多いです。チヌは回遊魚じゃないので、潮の流れがない満干時にもあまりうろちょろせずに一箇所に居座ってると思っています。
基本いそうな場所をラン&ガンしていき、一度でもアタリがあったらそこから動かずもう一度アタリがある(釣れる)まで少しだけ粘ってみます。
一箇所で釣れないのに粘るのは時間がもったいないので粘っても10分以内(2~3投)したら移動。
これを繰り返してその日のポイントを見極めます。
水深30㎝のドシャローも絶好のポイント!
ハイシーズンになると、日中でも水深30㎝ほどのドシャロー(浅場)でもたくさんチヌは入ってきています。
警戒心が強いと言われ、しかも見えチヌは釣れないなんて言うことも度々聞きますがチニングで釣るのに何の問題もありません。
ただの泥底や砂地に見える場所も干潮時に、そこをよく観察してみてください。
チヌのエサになるカニの巣穴がたくさん見える場所なんてもってこいの絶好ポイント。干潟で貝堀りできるような砂地も同様チヌが大好物の穴ジャコなどがたくさんいるのでオススメ。
水深なんてそこまでなくたって、こういった上記の条件を満たしている場所ならチヌが泳げるくらいの潮位があれば大丈夫なんです。
橋脚や護岸のブツブツ!?を確認
潮が引いた時に橋脚や護岸にイガイやフジツボがたくさんついている場所とかはチヌが多くいる可能性が大。
橋脚に流心があたりヨレが出来ている箇所の外側の淵あたりとかも投げてみる価値充分にあり!
こちらは、
必然的に根がかりも多発するがこういった場所がチニングの絶好のポイントとなる。あとは橋の下とか橋脚まわりの影になる部分にとかにフジツボがたくさんついているとこみたことありますよね?
そういう場所は潮の動きとか時間帯に関係なく集まってきやすいので狙い目です。
ゴロタなどストラクチャ
ストラクチャとかリップラップと表現すると大袈裟ですが、底にゴロタがある場所とかです。
あまりにもゴロゴロし過ぎていると根がかり必須に危険区域になってしまいますが、その上をミノーを通すとかポッパーで通すとか、その両端のカケアガリとかに居着いてたりもします。特に満潮からの下げ潮時にトップウォーター狙いでやると高い確率で食ってきたりします。
チヌも根魚なので、岸側にぎっしり敷石や消波ブロック(テトラなど)場所など、一般的にカサゴやメバルなどの穴討ちするときと同じ場所にもいると思っていて間違いないでしょう。
ねらう場所が河口付近の場合だとカキ棚や大きな杭が打ってある場所とかも狙い目となります。
水門!?水道付近とウィードまわり
川幅いっぱいに広がる大きな水門じゃなくても川っぺりから水が流れる場所です。近くの工場や施設から流れてくる温排水が冬場のチニングでもいいポイントになってっきます。
また、アシなどの水草が密集している場所=ウィードがある場所は同じように水に動きがあり、流れがあると同時に酸素がたくさんある場所なのでチヌ(クロダイ)が集まってきやすいです。
実際私は夏の真昼間、日中に日陰になるとある水門に行くと、なんと水深1mほどのその水門のくぼみのとこに20匹弱のチヌの大群を見かけたことがあります。(そこにはイガイやフジツボ、カキがぎっしりところ狭しと並んでました。)