落とし込み(ヘチ釣り)用のワームのおすすめをご紹介します。
昔は近くの堤防や護岸に行くとよく曲がる長~い竿を持った”前撃ち師”とよばれる人たちがいいポイントに行くとたくさんいました。
その人たちはそこら中の護岸についているイガイやフジツボ、またはカニを採取して餌にして釣っていましたが今ではそのベテランも使用する落とし込み(ヘチ釣り)用のワームのおすすめをお伝えします。
長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
ルアーで落とし込み&ヘチ釣り
堤防など、立ち位置からまっすぐに水深のある場所で、そのあたりに自生している
フジツボ、イガイに、
そこら中に居るフナムシやカニなどを採取して、護岸からそれらのエサが剝がれていくのを演出する釣がヘチ釣りです。
船の上からや橋の上の橋脚の際などにエサを落とし込んで釣る釣り方のことを落とし込みといい、このあたりのヘチ釣りを含めた釣り方を総称して「落とし込み」ということが多くなってきました。
それには、これらの釣りを専門に行う前撃ち師といわれるベテランでも、
ここでおすすめするようなワーム(疑似餌)を使うことが多くなってきたこともひとつの要因になっているでしょう。
生エサの落とし込みにワームを使うメリット
これまで落とし込み(ヘチ釣り)を生エサでしていた人たちは実際にその場の自生しているもの、その場にいる生エサを釣行前に採取して釣りに挑んでいました。
ワーム(疑似餌)を使用することで、エサを自分で用意する時間分が減り、釣りに集中できる時間が増えたことは最大のメリットです。
もちろん、活きたカニなどは町の釣具屋さんでも売ってはいましたが
そこにいるチヌ(クロダイ)が日ごろから食べているであろうそのポイントにいたエサを使うことで、釣果が望めると考えられていたため生エサを自分で採取するのは当たり前だった頃と比べると
こういった本来落とし込みで使っていたエサを模したルアーの出現で、釣り場の状況ももっと気軽に変わってきたといえるでしょう。
ワームは価格も重要な要素
チニングで使うワームも活きエサと同じく釣れない時間が続いたら、そのままにしないで外して刺し替えたほうが見きられ難くなります(ワームの場合、色や種類を変える)。
しかも一度海水に浸かっているののはフレーバー要素がだんだんと薄まってきたり、
針持の悪い柔らかいものだと、針を刺した穴が広がってきたりしてしまいます。
そうなったふやけたワームは使いまわしたりしないほうがいいです。
そう考えると活きエサ同様一度使ったら寿命だと考えると価格も重要なんです。
何度も使えるプラグルアーとは異なりますから、チニングのワームも安い方がいいに決まってます!。
落とし込みチニング用ワームおすすめ9選
落とし込みチニング用ワーム:フジツボ
ルアーマンが近づくことさえできない、絶好ポイントに陣取るヘチ釣り師のベテランの方でも、
近年いちばん使っているのを見かけるルアー(疑似餌)がフジツボ
KI企画 フジツボバリュー
臭いフレーバー入り。フックの刺し方ひとつ、アタリの取り方、アワセ方など釣り方すべてが合わないと釣るのは少しだけ困難
今となっては落とし込みチニングでこれイチオシ☆彡
通常チヌ(黒鯛)が捕食しているフジツボの形、サイズをリアルに再現。そして超臭い!匂い付き。
本物のフジツボとは違い、ずれにくく、手返しが早く自由に交換することができるし、針持が良いのも特徴。
天然物(殻入りフジツボ身・牡蛎身・カラス貝身)にアミノ酸を配合し形成しているので、魚に警戒心をあたえず、
チヌ(クロダイ)の好む食感や強い匂いと味の両面から抜群の効果を発揮します。
豊勝 黒鯛メロメロ フジツボ
NEVER LATE JAPAN フジツボっち
落とし込みチニング用ワーム:イガイ
小さいイガイが、束になってケーソンのつなぎ目や橋脚に生えているのを、下からチヌ(クロダイ)が近づいてはかみちぎってくているのを見かけることはしばしばある。
そんな場所では迷わずイガイ(カラス貝)です!
KI企画 イガイバリュー
豊勝 黒鯛メロメロ カラス貝
落とし込みチニング用ワーム:カニorフナムシ
真夏の干潟でわんさかカニが沸いているような場所のボトム攻略にも有効。1色は常備しておきたいチニング必須ワームのひとつ。
堤防付近でうじゃうじゃフナムシが歩いてるところでは、そこにいるものを食っている可能性が高いです。
そんなときの出番がこちらのふたつ
マルキュー パワークラブ カニ
中級上級フレーバーオイルに漬かっているタイプ
待ってましたとばかりに、登場したカニワームの再来。カニ型ワームを探していた人はけっこういたはず!
昔はガルプとかレインズでも似たようなものがあったのだが売れていなかったのかいつの間にか販売中止になっていました。今はほかにもカニ型ワームはあるけどこれがいちばんおすすめ!
もちろん落とし込み、夏の砂地の干潟に超最高!!
見えチヌ(クロダイ)狙って目の前に落とすサイトフィッシング用ワームとしては、このパワークラブかサンドワームのどちらかあると百発百中!!必ず釣れます!
ジャッカル ちびチヌムシ
海沿いの海岸や堤防に行くと見たことのある人もいるだろう、フナムシの大群…。
護岸を素早く歩き回るフナムシが足音にビックリして、そのうちの一匹が海に落ちて沈んで見えなくなる寸前にチヌ(クロダイ)が下から出てきてパクッ!!衝撃的瞬間を目撃してしまった以来、汽水域ではなく堤防からチニングするときには常備する。
生きてるフナムシはそこらじゅうにいるが、あれはさすがに針に刺す勇気が自分にはない
落とし込みチニング用ワーム:その他
現在はとりチヌ(クロダイ)を釣るために、バスフィッシングのルアーから着想を得たものがたくさんでいています。
ブレニアス ムシエビ
フォールで誘う専用のため落とし込み用ではありませんが十分効果を発揮します。