チヌ(クロダイ)用チニングのポッパー屋さんが教えるおすすめ14とカラーの選び方

チニングポッパー
チニングも水温が高くなると面白くなるポッパー!!紛れもなくチヌ(クロダイ)を水面で狙うゲームです。ま~何度も言ってますけど私は初夏(ゴールデンウィーク明けくらいになると)、デイゲームでチヌ(クロダイ)のトップウォーターゲームを必ずやります。長年の経験から得た実際に使ってみたものでしかわかりっこない、本当のチニングおすすめポッパーをご紹介します!

チニングポッパー画像
ご存知の通り国内ではチニングはボトム攻略が基本。(オーストラリアではミドルレンジ攻略が主流)
トップウォーターよりも底に近い水中の方がたくさん魚がいるのは事実。水中を狙った方がよく釣れますが、話はそうじゃないんです!!

くねくねと水面を這わせて、いきなり水面近くに黒い影がモワっと近づいてきたと感じたら、さっきまでポッパーの音しかしていなかった水面がバサッと上がってきて、ぐいっとルアーを水中へ引き込まれます!この一瞬のやり取りがたまらなくめっちゃおもしろいんです。

私は6月~9月中旬くらいまではチニングはポッパーしかしません。「なぜ?」ってその応えは、ただただ “おもしろい”からです!^^
釣行前に準備だけしているだけでもワクワクしてきます。

私の場合、この釣り方で釣れるようになるまでものすごく時間がかかりましたが、釣れるようになったら辞められなくなります!

ポッパーで狙うときは投げてルアーを動かしている時も楽しいのです!

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チヌに最適なおすすめポッパー

ポッパーはたぶん、ラバジグとかよりも試した種類はずっと多いと思います。

ソルトウォーター用だけでなくブラックバス用もいろいろカエルとか虫の形しているもの以外は!?「釣れるとか」いわれるとなんでも試してみました。ただ好奇心で自分で実釣で試してみたかっただけなんですが、いろいろ試しました。

その結果いまも釣果あがっているポッパーだけが生き残り、傷つけば交換してもらいながら大事にされてきました。^^
そんな釣れる愛されキャラ!?のポッパーおすすめをご紹介します。

シマノ ブレニアス ライズポップ

チニングポッパーおすすめ
「ずっと君を探してた♥」と運命を感じたほど見つけた時即買いしたチニングポッパーの自分の中でいま「最強」がこれブレニアス ライズポップ!!

なんといってもチヌ(クロダイ)のための食わせサイズ(小型)なのに自重が9gもあり、ほかのルアーとは非じゃない飛距離がバツグン!!

シャロー帯で使うことの多いポッパーは飛距離の良さは、広範囲を広く探ることができるなどメリットは大きい。

そのほかマウスカップの上部についた穴から、ポッピングしたときに水を吸い込みヘッドの上に押し流すチャンバーがアピールを増強。水面を意識したチヌ(クロダイ)はもちろん、食い気のないボトムの個体にも猛烈にアピールする。

ただしこういったハイアピール系はその場もスレさせやすいので使い過ぎると釣れなくなる。思い切って場所を変えるか、ルアーを変えて一度場を休ませるほうがいい。

メガバス ポッピングダック

チニングおすすめポッパー
はじめて見たときからこれは釣れるなと思ったメガバスの大ヒットポッパー☆彡

大好きなクリア系のカラーが豊富ということだけでなく、フックの部分がスイベルになっていてクルクル回ってポッパー特有の吸い込み時のバラシを軽減してくれるようになっています。

初心者も「扱いやすくてバレにくい !」間違いなく今のおすすめポッパーです!

メガバス POP-X SW

チニングおすすめポッパー
バサーには説明不要の名器☆彡、出たばかりの頃は手に入らなくて高値で取引されていた。僕のチニングポッパーの釣果の大半はコイツで釣ったものです。

その惚れ惚れする外見と、サイレントポッパーと呼ばれる少しおとなし目のスプラッシュ音が警戒心の強いチヌに違和感を与えずに誘い出す。

私はバス用のPOP-Xのフックを、フッキングと浮き姿勢を考慮して交換してから使っているけど、チニングだけに使うのならこちらのソルトウォーター用が扱いやすいと思う。

これよりワンサイズ小さいBaby pop-Xでも釣れる!

ジップベイツ ザブラポッパー

チニングおすすめポッパー
チニングしはじめに出会ったポッパーの中で、
使い始めから「コレいい!」ってしばらく使っていた初級者向けとして自分からのイチオシ品!

どこがおすすめかというと、その動かしやすいところです!!

チョンチョンとロッドの穂先を意識して動かすだけで簡単にドッグウォークしてくれます。また他のモノよりも8.5gとチヌ(クロダイ)用のポッパーとしては重たく飛距離も伸びるし、なんせキャストが決まりやすい。

どれにも類をみない動かしやすさは初心者の方でも早めになれることが出来て釣果に結びつきやすくなります。

その重たさが逆に同じ汽水域でも塩分濃度が少ない汽水湖などではちゃんと浮かずに沈んでしまう欠点もあるが、特性を知って場所を選んで使えば釣れる人気のポッパーです!

メガバス 水泡(Swing Hot)

チニングポッパーおすすめ
メガバスから2019年に発売された新しいペンシルポッパー。中のシンカーがボディ後方についているので飛距離が確実にビュ~んッと伸びる感じ。それでいて従来のペンシルのように横に触れるアクションの幅が狭いのでミスバイトが多発していたような状況でも、それらミスフッキングを軽減するローアピール設計。これはスレさせにくいことにもつながってきます。

大きく左右に動くというよりはネチネチ、ふらふらと泳ぐ。

しかも見た目ファットな形状で小粒なのに重さもあり、けっこうよく飛ぶ!

Blue Blue ガボッツ65


チニングで使えるプラグルアーのページでも紹介したガボッツ。
ポッパーでもなけばペンシルでもなくて、トップに限っていないルアーなので扱いに迷いましたが、チニングではトップゲームが楽しめるのでここでも紹介。

ただただ、ゆっくり引き波ててながらタラタラ巻いてくるだけでOK。チヌ(クロダイ)にはそのほかのポーズは一切必要なし。

ジャクソン RAポップ 7cm

チニングポッパーおすすめ
チニングで有名な土地の達人の方もブログですすめてたチヌ(クロダイ)ルアー釣りのポッパーといえばコレ!!持っていて間違いない。あと特筆すべきはこの姿勢。

眼と口元だけ水面に出ていて中心から徐々に斜めに尾の部分にかけて水の中に沈み込んでいます。(ほぼ最近のこの8センチ前後のチヌ(クロダイ)用ポッパーはこのタイプです)

これが釣れるポッパーの浮き姿勢ではないかと思ってます。このRAポップちょっとごつっとした外観からは想像できないほどよく飛びます。よく飛ぶので、すばやく広い範囲を探れます。

ダイワ シルバーウルフ チニングスカウター

チニングで釣れるポッパーの頂点の一角をなすまでになったスカウターはペンシルポッパーというカテゴリに属す(メーカー公表)。ペンシルのように飛距離を稼ぎながら小さめのポッパーのような振り幅の狭い動きをするため「アタリがあっても乗り切らない」という状況を打破してくれる。動画なのでよく紹介されていて、その性能も実証済み。チニング専用に開発されたもので、控えとしても1軍先発としても使える頼もしい存在。

メガバス BABY POP-X SW

BABY POP-Xでの釣果|チニング ポッパー"
こちらは人気のPOP-Xのミニバージョンだが性能や使い方は全く異なる。

本家では尻下がりだった姿勢もこちらはほぼ水平。小魚ベイトの動きに似せたポッパーではなくどちらかという水面に浮く「虫」

海岸沿いでフナムシ食ってるチヌ(クロダイ)がいるとか、サイズは小さいが元気のいいキビレがいるなど。そういった状況の時にこのくらいのサイズが食わせやすい。

ジップベイツ ザブラポッパー タイニーF

こちらもザブラポッパーの小型バージョン。メバリングのサーフェスゲームも対応する。
その誘引力は親譲り。

ちょっと信じられないような水深の奥深くでも上がってくるんですよね。恐るべしポッパーゲーム。

アイマ エアラコブラ

以前からあったアイマの「プカチョフコブラ」のチニング専用ポッパー。

一口サイズに小さくなったボディに大きめのカップがペンシルでは出し切れない音と泡、波紋で遠くのチヌ(クロダイ)も誘い出す。

デュエル シルバーポップ 60

激しい水押しではなく、見切られにくい泡を絡めたダイビングアクション。

またアクションが独特な構造で波風に強く、波風の強い時こそ最大級に本領を発揮する性能を持つ。
ここぞというときに揃えておきたい1本である。

バスデイ バックファイヤー

バイブレーションで有名なバスデイの製品と聞いて気にならない人はいないはず。
チニングのポッパーゲームの本場でもある浜名湖で開発されたポッパー。

スローリトリーブでも大きめのダイブを繰り返し、絶妙なポップを生み出す。小刻みな連続ポッピングにも反応してくれる。
ほかのポッパーよりも若干控えめな価格もGood!!

タックルハウス コンタクト フィードポッパー 70

チヌ(クロダイ)などのライトゲームのために作られたフィードポッパー 70(ほかに100~175まであり)
魅惑的なポッピング音を奏でる!

ルアーでも「音質重視」(笑)のアニキ譲りな性格は変わらず。狙いを定めたピンスポットでの集中ポッピングも有効。
ほぼ直立の姿勢は吸い込みやすさに貢献してくれる。

どの釣り方にも共通するカラーの選び方

チニングポッパーカラー
チニングやってるひとなら一度は必ずやってみたいトッププラグ(ポッパーやフローティングタイプのトップペンシル)で狙う通称「トップチヌ」。

いろんな要素が組み合わさった時でないと、なかなか釣れない釣りではありますがボトムをズル引きする釣り方が基本のチヌが、水面までバイトしてくるその掛かった時のボコンッ!と水面が揺れる光景は一度体感するとやみつきになります。

そこでポッパーのカラー選び

ここからは自論なんで独自のお考えをお持ちの方は完全スルーでお願いします。

基本、どのプラグでも用意しておくとローテするときに便利なのが

「アピール系」、「ナチュラルベイト系」、「濁りにつよい系」

余裕があればアピール系とは真反対の「クリア系」など揃えておくとよいです。

まずは、アピール系で選ぶなら、おすすめはトップで狙う場合、いちばんいい時間帯は朝マズメといわれています。
=日が昇る時間帯などでデイゲームに分類されるわけです。

なのでデイゲームの定番カラーのグリーンゴールドやチャートが私のおすすめ。チャートはプラグ系ルアーでも昼夜問わず人気のカラーです。というか私が好き!というのがおすすめな理由。

ナチュラル系なら河川ならイナッコや、港湾部ならイワシカラーなど自分が良くいく場所に居着いているベイトにあったカラーがいいですね。

トップ系のルアーで大事なベリー部のカラー

ここで大事なのがナチュラル系で私がこだわっているのがベリー(腹部)のカラーなんです!

トップ=水面を泳がせてくるトップウォーターを追いかけてくるチヌは、

下から上を見上げている=水面を泳ぐ魚の腹部しか見えていない

状態なのでより魚に見えやすいベリー(腹部)のカラーに気を付けています。

チヌもそうですが、魚のほとんど腹部だけは白いものが多いのにお気づきでしょうか。

私はポッパーで、ナチュラル系カラーはベリー(腹部)が白またはシルバーなものを選ぶようにしています。(自論)そのほうがよりナチュラルに近いと思っているからです。

あと雨上がりの水が濁ったシャローポイント等で有効だと思われるのが濁りにつよいベリーは黄色かゴールドのカラーのもが良いです。なくてもいいのですが、このカラーは濁り専用のイメージが強いですけど、普通に日中でも夜でも使えるので持っていても損はないです。

とここまで、長々と自論を語ったわけですが、私がいちばんカラーを選ぶときに気にしているのは自分が好きか嫌いかです。

釣っていて自分のテンションが上がるカラーなのかどうなのか?、コレけっこう大事ですよ。

いくら人から釣れるって言われても自分が納得、投げてて楽しくないカラーなんだから釣れる気がしないでしょう。結局は好みでいいのではと思います。


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