チニングするのにもっとも釣果が出やすい潮目と時合、釣れる時間帯のこと。
潮周りは満潮時か?それとも干潮のときか?自らの経験を元に釣りやすいではなくあくまでもチヌ(クロダイ)が“釣れる”潮の高さや流れのちょうどよい時合をマル秘伝授!
チニングで釣れる時間帯や潮の種類を紐解いてみます。
チニング,チヌ(クロダイ)ルアー釣り記事専門のNeroです。エサ釣りからルアー釣りに転向した際にはじめてやったチヌ(クロダイ)のルアー釣りの虜になってしまいました。ブリームゲーム歴15年以上の経験から得た数多くの実際の体験からしか得られない秘訣を余すことなくお伝えします。チヌ(クロダイ)ルアーの楽しさをお届けしていきます。
○潮じゃなきゃダメはウソ!?潮目と時合のウソホント
私は基本的に潮の満ち引きによる時合はある程度狙いを定めていきますが、大潮だろうが小潮だろうが長潮だろうが気にせず行ってます。そのいろんな潮のときに行ったみてどれが釣れるか試しに通ったことがあります。
その潮目と流れの速さによって時合の取り方もまちまちでボウズのときももちろん…。
ただ何度か行ってみて要領をつかんだというか、わかってきたことがふたつ。
小潮や長潮でも充分釣れる!ってことと、なんといっても(オープンウォーター)大海原で釣るような釣りではないので潮目なんてほぼ見てません。どうしても食いがシブいなと思った時に潮目の近い方に回ったり潮がぶち当たる河川の曲がり角などを意識して投げることはありますがほぼ気にしていません。
ここで誤解を招かないように、前置きしておきますがいちばん釣果が出やすい潮周りはズバリ!
大潮のあとの中潮です。
ただここが肝心なところなんです、いちばん
ということです。
長潮は大潮や中潮と比べても負けず劣らずの潮が流れるので魚も回遊しやすい潮周りでチニングにも最適です。実際行ってみるとわかります。
小潮や若潮のときは潮があまり流れないので、居着いていそうなポイントで5g以下の軽いジグを使ってやると緩やかな流れでも潮目に乗って泳いでくれ、チヌの視界にも入り易くなってきます。
チニングは満潮or干潮どっちが狙い目?
満潮・干潮かの潮位についてはどちらでもいいです。
その理由はチヌは水深が50㎝くらいしかないようなドシャローでも入ってくるので深いところでも浅場でもどっちでもそこにチヌ(クロダイ)が居ればチニングは成立します。
チニングは満潮時ならMリグやバイブレーションなどのプラグかジグ+ワームで狙い、シャローならクランクやシャッド、夏場であればポッパーなどのトップウォーターで遊ぶことができます。
釣れる時合の読み方
時合を説明する前に、よく言われる「上げ7分、下げ3分」について説明したいと思います。これは満ち上げ(干潮から満潮までの間)の七分目まで来た後1時間くらいと、下げ(満潮時から干潮まで)はじめから三分の後一時間くらいが良く釣れると言われる言い方です。
私はこれはもっとも重要であり未だに気にしていることでこの「上げ7分、下げ3分」で釣行する時間帯を決めています。
じゃあ、満ち上げ、と下げとどっちが釣れるかというと正直私の場合、チニングはどっちも釣れる!です。
ただチニングの生まれ故郷広島のいる名手が「チヌは下げのほうが良い」といってた気がします。などを意識することの方が大切だと思います。
ちなみに自分は下げ止まり寸前が一番根掛かりも少なく釣果を上げています
あと大事なのは大切な釣れる場所を大事にするためにも時合が読み取れたら、むやみやたらに時合以外は投げたりしないことです。ここぞという時合だけ狙っていれば効率的ですし釣り場にとっても不必要にプレッシャーを与えなくて済むので場荒れを防ぎポイントにとってもやさしいでしょう。
釣れる時間帯
肝心な時間帯ですが、チヌは警戒心が強いので夜の暗いうちが釣りやすいです。
夕マズメを狙います。
ただし夏場の高活性の時期には昼間でも十分釣れる時間があります。
朝マズメはけっこう狙い目です。トップでも高確率で釣ることが可能です。