感度とパワーを併せ持つこれぞチニングにおいて最強リール!
念願のヴァンキッシュを購入しました!やっと(汗)高くて…ずっと躊躇していた念願のリールを新調することに。
出たときすぐに現物を触ってみて「この巻き心地も含めた軽さはチヌの繊細なアタリを感知する感度に直結するはず!」だと感じていてこのたびやっと手にすることになったので、お披露目も兼ねてインプレします。
チニング,チヌ(クロダイ)ルアー釣り記事専門のNeroです。エサ釣りからルアー釣りに転向した際にはじめてやったチヌ(クロダイ)のルアー釣りの虜になってしまいました。ブリームゲーム歴15年以上の経験から得た数多くの実際の体験からしか得られない秘訣を余すことなくお伝えします。チヌ(クロダイ)ルアーの楽しさをお届けしていきます。
それぞれ各パーツごとにインプレ!
●自重の軽さ
とにかく持った時の第一印象は軽い!!それしか言葉が出てこない。
リールの軽さは感度に直結すると思っていると言ってしまうと、昔はなんでも重たいリール一つで釣っていたベテランさんに怒られそうだけど(笑)この2500S番でなんと180gしかない。
手元に重心を近づけたGフリーボディという独自の構造が実際の重さよりも体感レベルでさらに軽く感じさせてくれるらしい。
●巻き心地 (マグナムライトローター)
シマノ特有のヌメヌメとした滑らかな巻き心地がさらに進化しもっとヌメヌメというかサラサラ!?とした巻き心地は軽さと剛性感を両立させた新しいマグナムライトローターが採用されておりこれらが一役買っている。
手にした時の軽さと相まってシマノのいう「巻きの軽さはここまできた!」、「自重を超える軽量感。」という説明にも納得がいく。
●ドラグ
私は3000番も使用しているが総じて軽くて、サラサラした巻き心地などは貧弱な感じがして剛性に不安感を抱くもので私も最初はそうだったが、そのもう一つのリールで70㎝クラスを掛けたがまったく問題なかった。
ドラグもパワフルでいてスルスルした感じで、ドラグを使いながらもラクラク寄せることができた。
巻き心地が軽いので、ホント「ラクラク寄せる」というのが最も適した表現だと思う。
●ハンドル
ハンドルノブが2500番より小さいのから平型スリムノブになっている
(3000番からはT字ノブでハンドルの長さが5mm単位で長くなる)
T字の部のほうが握った時に力がはいりやすいけど、最近のシマノのベイトリールもほぼこの形でハンドルは交換してもノブはこのまま使っているのでそれほど気にならない。
●ルックス
尻フェチなので(笑)後ろから撮ってみました。
後ろから見てもやっぱりカッコイイ!
前作のヴァンキッシュの黒を基調としたメタル感も渋いと思っていたけど、ゴールドと紺の配色も高級感があり大人な雰囲気で◎。所有欲まで満たしてくれそう。
●ラインストッパー
16ヴァンキッシュは総合的にみてほんとに良くできているのでおすすめなのだが
ただ一点だけ…ホントちょっとだけ気になるところがある。
それがここ!ラインストッパー!
矢印みたいな形状になっているのだがこれが今イチ・・・
ひっかけた時の取れにくさを考慮してのこの形なのだろうけどこれがまたラインを通しにくくしかも、一度掛けたら取りにくい(笑)
夜の釣行のときにちょっとイライラする。ま~どうでもいいけど。
16ヴァンキッシュでチニングに最適な番手
ズバリ2500Sだと思う。
使うPEラインも0.6がメインとなるとスプールはS(シャロースプール)がいいし一つ上の3000番だとスプール径が少し大きく最大ドラグも上なのだがチニングには少々オーバースペック(実釣してそれほどかわらないかもしれないけど)
しかもゆっくりボトムを切らさずに巻くのはやはりハイギアよりノーマルギアのほうがいい。
これも、ハイギアならそれなりの使い方でゆっくり巻いてくればいいとかいう話ではない。
私の主観的な意見だが、リールとロッドだけは「大は小を兼ねない」ということ。
逆はあり得る。ライトタックルでチヌがかかるといったことはよくある話だが、大型狙いでメバルが釣れたという話はあまり聞かない。
ということを覚えておいてほしい。