長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
水産養殖業の課題を克服するための解決策を模索する東京都港区のスタートアップ企業ウミトロンが水中にいる魚のサイズを撮影用のポータブルカメラとスマホアプリで自動で測定するシステムを開発しました。
AIやIoT技術を駆使して、大掛かりな機械などの設置をしなくても水中にいる魚のサイズが測れるという、実際の養殖業に携わる人の観点から開発されたユーザービリティにも優れている画期的なものです。
これまで養殖業において、魚のサイズ計測は成長を見るのに重要な経営指針になっていましたが、これまでは飼育している魚の個体のサイズを測り出荷時期を見極める作業はすべて、手作業で行っていました。そのために必要充分な頻度で計測をすることが困難でした。
使い勝手を追求するあまりに小型ステレオカメラを使用すると測定の精度が低くなってしまう課題を持っていましたがウミトロンは独自に解析アルゴリズムを開発、このたび製品化するまでにこぎつけました。
小型カメラとAIによって水中を泳ぐ魚のサイズを自動計測します。
ウミトロンはシンガポールと日本に拠点を持っており、IoTなどの先進技術を用いて持続可能な水産養殖のコンピューターモデルを開発しています。