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福島県いわき市のアクアマリンで絶滅危惧種に指定されているヤエヤマノコギリハゼの繁殖に国内ではじめて成長しました。
道路工事や河川の護岸工事などの影響を受けやすい魚で近い将来に絶滅する危険性が極めて高いとされていた魚の繁殖にせいこうしたことで、生態の解明に役立つと期待が高まりました。
エヤマノコギリハゼは沖縄県の八重山諸島付近の、海水と淡水が交わる汽水域に生息する全長約10センチの魚です。アクアマリンでは2015年から飼育を重ね、自然環境にとても近い環境を整え繁殖に挑戦してきた結果、このたび見事に成功。
今年7月に水槽の付着した卵を確認、約650匹の稚魚が生まれました。