関西では半夏生(はんげしょう)の日にタコを食べる風習があるのご存じですか?
その日に自ら釣って食べようと思ったかどうかはわかりませんが、タコ釣りで有名な兵庫県の明石沖で重さが5.8kgもある巨大なタコが釣り上げられました。
この大きさは国内で釣れた最大記録を更新する可能性があります!!
小学生の頃に釣りをしはじめルアーフィッシングに目覚める。釣り歴18年でIl Pescariaの番頭です。バス釣りからチニング、エギング、アジング、オフショアのライトジギング、チーバス(小さいシーバス…汗)で週3~4日はどこかにいますw 生涯で釣りに使ったお金はおおよそ軽自動車なら楽々新車で買えるほど投資しました。その経験と良いと思ったことはすぐに誰かに話したくなる性格(おせっかいでおしゃべり!?)を強みに日々魚と奮闘中!
国内最大級を更新級の巨大タコ
あまりの大きさにタモ二つで引き上げ
国内タコ釣果の最大記録級の巨大タコが釣りあげられたのは、タコの名産地兵庫県の明石沖。
釣ったのは京都府にお住いの男性、井上翔さん(40歳)
釣れた瞬間はロッドが弓なりになったままピクリとも動かずに根掛かりしたのかと思ったそうです。
周りの人たちから「それタコじゃない?」と言われ、
勢いよくロッドをあげ引いてみると、”ペリっと剥がれたような感触”があったといいます。
徐々にあげてくると重さ5.8kgを超える巨大タコ☆彡
同じ明石沖で6月に5.4kgも
明石では6月にも5kg越え(5.4kg)のマダコが釣りあげられ、
日本記録と言っても差し支えないと専門家が太鼓判を押した直後のことだったこともあり
じゃ、これは日本記録更新!?という流れになったらしいです。
遊漁船「明石恵比寿丸」
この大記録を援護したのは明石の遊漁船「明石恵比寿丸」の船長沼端雅敏さん。
先代の恵比寿丸船長に弟子入りし、この6月に船を引き継いだばかりの21歳の若き新船長は
釣りあげた本人の井上さんよりも大喜び!していたそうです。
半夏生にタコを食べる風習とは
半夏生とは諸説ありますが、6月中旬から7月の初旬にかけての時期を指し、
このころに葉の一部の表面が白くなり、半分だけお化粧をしているようにみえることからこの名がついたとされるハンゲショウが
その状態になる時期が今頃だったころから名づけられたとする説が自分的には有力だと思われます。
ちょうどこの時期は梅雨の終わりごろであり、農家では田植えの終了の時期となっています。
なぜこの時期にタコを食べるようになったかというと、
タコの吸盤が吸い付く様にあやかり、「苗がしっかり根を張りますように」という願いを込めて、神様にタコを捧げたからといわれています。
出典:マルハニチロ
おせちに使われる食材の意味や縁起物とさる由来と同じく、
昔の庶民の生活の根源であった農業の豊作を願ったもののひとつとして考えられています。
明石産 湯だこ 1匹 Mサイズ