大間のマグロ361キロを釣り上げた故松方弘樹さんのタックルが展示青森県大間町

クロマグロの日本有数の産地として知られる青森県大間町の大間海峡保養センター」で存命時にマグロ釣りの釣り人として頻繁にメディアに取り上げられていた俳優、故松方弘樹さんの当時のタックルや松方さんが釣った361キロのマグロの背びれなどの標本や釣り針、仕留めた時の銛の一部が展示されました。

マグロ釣りで大間町を何度も訪れていたことから、当時関係の深かった同町の漁師藤枝亮一さん松方さんが出演した釣り番組に関わった船舶関連会社「AOS」の社長さんたちの協力を得て実現されました。

今後同町の観光振興に役立たせる考えだそうです。




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松方弘樹さんの釣りとの関わり

今回は誰もが知るクロマグロの産地である大間での展示という事ですが、松方さんが存命時代、マグロ釣り大会の実行委員を務めていた経験もあり、山口県萩市の見島沖、八里ヶ瀬と呼ばれる海域周辺でマグロの1本釣りをたびたび楽しんでいた事でも知られ釣り番組のテレビ出演もされていました。

2009年には沖縄県の石垣島沖で釣り上げた360キロのマグロが築地市場でセリにかけらすしざんまの喜代村社長が落札したことでも話題を呼び、

同年の第12回萩クロマグロトーナメントでは、体長2.73m、体重325kgのクロマグロを釣り上げ記録を更新。約437万円という値がつくなど、俳優活動だけでなく漁師さん以外でのマグロ釣りでは第一人者的なお方でした。

大間の観光振興のために

大間マグロ松方弘樹
画像:Web東奥日報社

大間町の松方さんと長年親交のあった漁師の藤枝さんも「松方さんはスターでありながら全く偉ぶらず、とても気さくな人だった。」と語っており、

上の動画を見て頂ければわかるが、その当時から誰もが認める大物俳優であるにもかかわらず決して偉ぶったりすることなく、船長に叱られても船長の言う事を素直に聞くなどきさくな人柄から親しまれていました。

多くの人に親しまれた大物俳優の数々のマグロを釣った貴重なタックルが大間町の振興に活躍してくれることを期待したい。