ザリガニ放流と譲渡禁止でもキャッチ&リリースなら釣りは可能!

まだまだ寒い2月にはザリガニは冬眠しているため釣りしている人はいないが、2022年1月に中央環境審議会は生態系への影響が懸念されるアメリカザリガニについて、「輸入禁止」のほか「放流禁止」という方針を発表し、早ければ23年にはこの新しい規制が現実のものとなります。

「放流禁止」となれば、夏になり気軽に楽しんでいたザリガニ釣りはいったいどうなるのか?気になったので環境省に問い合わせて聞いてみました。




この記事を書いた人

家族でも楽しめる夏のザリガニ釣りの今後

画像:PIXTA

自分などは、小学生の頃から地元のすぐ近くにあった池には、夏になると無数のゲンゴロウやヤゴ、アメンボウにオタマジャクシにザリガニがたくさんいました。

中でもザリガニは見た目もカッコよくてw格好のターゲットでした。

学校の近くにあった駄菓子屋さんでイカを買って(よっちゃんいか)を買って母親からもらった縫物用の糸とその辺で拾ってきた細い木の枝で作った”ザリガニロッド”で釣っていました。

持ち帰って水槽に入れて飼育していたときもありました。

中学生くらいになった頃は池の野ゴイを釣るために採ったザリガニをエサにして釣ったこともあります。あの頃は楽しかったな…。

あんなことももうできなくなってしまうのか?
少し寂しい気持ちになりますけど、どうもよく調べてみると釣り禁止ではなさそうです…。

釣った同じ場所に放すキャッチ&リリースはOK

聞いてみたところ、東京都内にもいくつかあるザリガニ釣りができる池のある公園でも放流どうのという以前に釣りそのものを禁止しているところもあり、それぞれルールは各公園が設定しているということでした。

さらに、バス釣りでも移動放流は認められていないものの、釣ったその場に放すキャッチ&リリ-スは認めあれています。
ザリガニ釣りも、それと同じ考えで「釣った池に放す」ことは問題ないのではという回答が得られました。

SNSのコメント=====
人間視点だと外来種の定義は人間の活動によって持ち込まれた生物らしいが、ザリガニは人間の力を利用して生息範囲を広げていく生物かも知れないと考えると、本当に駆逐すべき生物なのか悩まされる。それに生物は他を完全絶滅の道を選ばす、共存の道を選ぶともとある学者もいた。ちなみにザリガニによって完全に破壊された地域はあるんだろうか?人間による工事などの自然破壊が一番生物を減らしてる気がするし、自然回復の法律や投資をしていって欲しい。

日本に入ったアメリカザリガニも、入り方が悪かったので、観賞用か釣りの目的としか見られていない。アメリカ南部に行くと養殖のアメリカザリガニは初夏の風物として食の楽しみの一つになっている。日本だといくら養殖したと言っても素直に食べる人はいくらもいないかもしれません。不幸な事です。誰か食用に開拓する人が出ないでしょうか?