漁港の堤防から体長2.4メートル、重さ26.5キロのバショウカジキ釣れる台湾東部

台湾の東部に位置する台東県富岡漁港(日本名みたいでなんか親しみが沸くw)にある漁港で

体長2.4メートル、重さ26.5キロのバショウカジキが釣りあげられ現地で話題になっています。

カジキはオフショアでトローリングなどのイメージが強く漁港の堤防から釣れた!?

という衝撃のニュースに日本の釣り好きの方からもコメントが多く寄せられています。




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この土地でカジキの漁は行われているけど…

画像:フォーカス台湾

この土地では漁港から出航する船で漁業も盛んに行われている場所で、

沖合の定置網や、船の上から銛で突き刺す「突きん棒漁」によってカジキを捕ることはあるそうですが、

漁港からというこんな海岸でこれほど大きなバショウカジキが釣れるのは非常に珍しい。

この地域を管轄する水産試験所の専門家の方も「海岸近くで釣れるのは簡単なことではない」との見方をしています。

最初は何をどんなタックルで狙っていたのかはわかりませんが、

こんな大物掛けてファイトまで持ち込むにはそれ相応のタックルがいることは想像に難くないです。

カジキ類の中では沿岸に接岸しやすいバショウカジキ

釣りの対象として人気があるカジキの中でも沿岸に出現しやうし種類のようです。

インド太平洋の亜熱帯・熱帯海域に広く分布しており

カジキの中でも沿岸に出現しやすいことから、トローリングの対象として人気がある。
南シナ海を中心に台湾、フィリピン、マレーシアなどで釣ることができる。
出典:バショウカジキ|Wikipedia

日本でも過去に堤防から釣れた記録がある

とはいえ過去に、長崎県の平戸島の北西にある小島「生月島(いきつきしま)」の堤防ででシイラ狙いの釣りをしていたアングラーが

カジキが掛かった事があったそうです。

そのときは、さすがに自力でランディングするのは無理だったようで近くに居合わせた漁船に上げてもらったらしいです。

けど黒潮が流れてくるこういった温暖な海域では海岸でも2,3メートル級のカジキは頻繁にみられるそうです。