赤サバって何?異名で呼ばれる「ハチビキ」という魚の正体。釣れる場所や食味

赤サバと呼ばれる「ハチビキ」という魚をご存じですか?
私はまったく知りませんでした。

たまたまSNSで見つけて興味があったので釣れる生息地や時期、食べた時の食味や入手の方法などを徹底的に調べて気になることを全部まとめてみました。

外観も身も真っ赤なのに白身魚という別名赤サバとの異名を持つハチビキという珍しい魚についてお伝えします。




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ハチビキ(赤サバ)とは?

ハチビキ(赤サバ)
画像:グルメノート

ハチビキ(赤サバ)は暖かい海域の深い場所に生息する魚で深海魚だという人もいる。

外観の皮目も、中の身も鮮やかな赤身というのが特徴。

形状はノドグロなどに似ているがもっと赤い。

漁獲される地域では食用にされるが、その独特の赤身から料理店などではあまり人気がなく、流通量はかなり少なく

そもそも漁獲も多くはないので、はっきりとした生態などまだまだ解明されていない部分が多い魚でもあるそうです。

サイズは大きいもので90cmくらいにまでにもなる大型魚で、消費される地域で流通される個体でも30~60cmほどがアベレージサイズでけっこう大きい。

赤サバという別名はこの赤身で嫌煙されている関東での通称だそうだ。

ハチビキの食味

身の見た目はカツオ。焼くと真っ白になり食べると白身

画像:フーズリンク

捌いてみると、非常に鮮やかな赤い色をした身をしていて、見た目がカツオの身に似ている。

けども、カツオやマグロなどのヘモグロビンなど色素タンパク質による身質とは異なり、

カツオやマグロを食べた時のような鉄分を多く含んだ味では決してない。

火を通すと皮以外の身の部分は真っ白になる。カツオやマグロは火を通しても茶褐色で赤みを帯びた色になるので火を通すことで違いがはっきり見た目に現れる。

大きいサイズの個体ほど旨味が増して美味しいとされています。

ただ食べたときは、白身魚の中にも脂が乗っていてカツオのような濃い味を感じると言いう人もいるほどで、

自分的には刺身や皮がついたまま湯引きで食べた感触はイサキに近い味。

火を通すと白身と青魚の中間的なサワラに似ていると思います。

なんとも表現しにくいこの食味も、旨いという人とまずいというひとに分かれるようです。

釣れる生息地と時期

旬は冬。夏が産卵期で真子を持つ


旬は冬場から夏にかけてです。

生息地は青森県下北半島、茨城県、小笠原諸島、千葉県館山から土佐湾の太平洋側、宇和海、新潟県〜九州北岸の日本海沿岸、琉球列島、東シナ海など

比較的な温暖な海域の深場にいるようです。

みなさんのハチビキの釣果情報を見る限り、深海魚といわれるくらいなのでオフショアのほうが出会える確率は高そうですね。

ルアーはメタルジグが多用されいます。
シーフロアコントロール スパンキー 300g ハチビキ

流通は漁獲されている地域の地元に限定されていて通販でも常時は売っていないのが現状。

サカマアプリなどにたまたま出品されていれば買えるかもしれないので
食べてみたいひとは要チェック↓

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