どこも「釣れなくなった」…タフコンが進む釣り場の対策と発想の転換

昨今、どの釣りの種類でもショア、オフショア問わず、長年通っていたポイントでも、最近は「釣れなくなった」と感じることも多く、

新しいポイントを新規開拓しても、そこに昔からいた人達が声を揃えて「釣れなくなった」という…。

そんな中、コロナ禍で密にならないアウトドアとして釣りが注目を浴びるし、どこもかしこも釣れないのに人だらけ。。。

こんな釣り人にとって厳しい状況や現代の環境から考えるべき発送の展開とは




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釣れないワケ

釣れない釣り場
画像:PhotoAC

釣れないのは、そもそも釣りの対象魚である魚の個体数が減っていることにもある。

それは護岸工事など環境の変化で、棲みにくくなったこともあろうし地球温暖化のせいも少なからずあるでしょう。

実際自分の小さいころよく通っていた河川も、川なのにスズキにカレイなども釣れ魚が溜まる場所があったけど、きれいに護岸が整備されたらいなくなってしまった…。

あとは人的プレッシャーによる魚が賢くなって、警戒心が強まりルアーなどには一切反応しなくなっていたり(逃げたり)、動いている生き餌にしか食ってこないような経験もたくさんある。

だからといって新規開拓ばかりじゃ…

とはいえ、Googleマップとにらめっこして、釣れそうな場所を探して見つけにいくのもいいけど、

ルアーフィッシングはその場で釣れなければランガンが基本なっているのでそれもありだけど、自分たちは新しい場所を開拓するまえに、

これまであった場所の「なぜ釣れなくなったのか?」、

「どうしたら釣れるようになるのか」を考えてみるのも面白いかもしれない。

場所に限らず、まだまだ考えなければいけないこともたくさんある気がしてます

同じルアーでもレンジを刻む
巻いてくる速度に変化をつけてみる
投げるコースを変える

Youtubeで釣り動画見ても、ガチ勢と呼ばれるようなタックルに拘らないタイプの人は状況に応じた仕掛けの変更や、

ルアーセレクトにたけている人が多いです。

アタリがあっても乗らない場合、レンジを下げるために仕掛けのリーダーの長さを伸ばしてみたり、

重すぎて泳ぎが鈍くなっている潮周りとかだと、わざと錘を外してノーシンカーにするなど、状況に応じて変化させることができる「知恵」=実際の経験から得た知識の豊富さに驚かされるアングラーがいます。

その人たちは決してプロじゃないです。

ユーチューバーはそりゃユーザーを楽しませるために、釣れてる時を動画にしているだけですけど、その間には並々ならぬ努力と釣れない時間があったと思います。

自分たちもハイプレッシャー化してしまった場所は確かにありますが、もう少し場所や環境のせいにしないで自分たちのテクニック磨きを深くやっていってみてもいいのかなと思います。