長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
昨日のいたるところのニュースで取り上げられたマグロの初競りで今年の1番マグロに選ばれた青森県大間町の漁師の菊池一夫さん。
テレビカメラに囲まれた中でも祝電の電話が鳴りっぱなし。気にすることなく電話に出て受け答えする菊池さんの自然体で優しい笑顔に本当の嬉しさが出ていました。
菊池さんが釣った方法は、いくつもの針を長い距離に仕掛けるはえ縄漁で釣れたもの。マグロを釣って25年の経歴を持つ菊池さんも初競りで最高値となったのは今回が初めてのこと
過去には3億円を超える値がついたこともあるマグロの初競りの一番マグロなどと比べると、今回ついた価格の1688万円は決して高い方ではなかったものの(過去の数値から見て10番目)、大間の漁師にとって、初競りの一番マグロは名誉な事でしょう。漁師でないと解らない事だと思います。、そうでないとあのシケの中、命賭けて迄獲りに行かないでしょう。
実際に菊池さんもインタビューで「初競りの結果聞いて?」という質問に…
「この値段のマグロ釣らせてもらって良かったです」「良いんだ、値段はどうでも良いんだ、釣れて初競りに行っただけでもうれしくて」
「跳ねたな、ベッドの上で。トランポリンのように跳ね上がった。いやー、漁師でさ、人生1回、この初競り、みんな取りたくて行ってるんだしさ、マグロ釣りたくて」
そう柔らかにほほ笑む菊池さん。感無量と言う言葉が実に当てはまる。
今回1番マグロを釣り上げたのは菊池さんですが、漁に一緒に出掛けていた兄の正義さんも、今回200kgと183kgのあわせて2本のマグロを出品していました。
実はこのこの菊池さんは、テレビ東京 「ザ・マグロ」の漁獲高No1の常連。敏腕漁師として名の知られている人だそえうです。
コロナの第6波がうわさされる世の中において、心底応援もしたくなる心温まる明るい話題が届きました。
SNSのコメント=====
カッコいいコメントですね、値段だけが全てではない。カッコいいコメントですね、値段だけが全てではない。漁師さんこれからも頑張って下さい!
値段なんかどうでもいいって熱すぎる。単純に憧れます。またいいマグロを釣り上げて下さい。
仕事柄、今年も一番マグロを釣り上げた人に会いましたが…。ご祝儀相場はオマケですね。莫大な設備投資をして日々、命懸けで釣りに行ってます。