今シーズン初!気仙沼大川でサケ漁スタートも初日は震災後最も少なく不漁!宮城県

マグロにカツオにサンマにサメの心臓やフカヒレの産地として海産物の話題が事欠かない宮城県気仙沼。
この場所を流れる大川でサケ漁が例年通りはじまりました。

11日に捕獲された数は雄18尾、雌15尾とあり昨年の初日と比べて約半数。
初日の水上げ量としては記録に残ってるいる限り震災以降もっとも少ない漁獲量となってしまいました。




この記事を書いた人

稚魚を育てる採卵、受精のためのサケ漁

画像:TBC東北放送

気仙沼鮭漁業生産組合の方々が幅が80メートルもある網を川の設置して、その網の中に入ったサケを掬い取り捕獲しました。

元来この時期に行われる漁は卵を搾取して、受精作業を施し翌年の2月に稚魚を放流します。今シーズンの予定では1万匹を捕獲して、年明け2月に580万尾の稚魚を放流が予定されていますが…

宮城県沿岸では2018年まではほぼ毎年100万尾以上の捕獲でずっと推移していたのですが2019年からこれまで不漁が続いています。

今年のサケの回遊してくるであろう予測は41万尾とされ、昨年の漁獲量の19万尾と比べれば大きな違いがあるもののあくまでもこれは予測の範囲であり、今年も予測以下に下回る可能性もなきにしもあらずです。

大川のサケが不漁のワケ

サケの稚魚が成魚になるまでの適正な環境水温は5度~13度と言われていますが、近年の夏に水温が13度を上回ったことで個体数の減少したのではないかと水産研究・教育機構との見解が示されています。

SNSの反応=====
生態系はおかしくなって無い!住めない温度にわざわざ来る様な鮭が居る方がおかしい。海水温の温度は1℃違うだけでも魚にとっては大違い。

どんどん生態系がおかしくなってきている。10月に入ってここまで暑いのは初めて感じた