その辺に生えてる「草」で釣れる1メートルを超える怪魚ソウギョの真実

エサが草!?そんな魚がこの世には存在します!
河川で釣り遊びをすることが好きな自分もはじめて動画で川ッぺりに生えている草をもぎ取りエサにする動画でこの魚を釣っているのを見て衝撃を受けた覚えがあります。

そしてしかもドでかい!!どんな魚なのか詳しく掘り下げてみました。

画像:釣り上げた115cmのソウギョ|生涯イキモノ係
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草で釣れる魚とは

画像:文集オンライン

もうタイトルにもなってしまっているのでご存じだと思うがこの草で釣れる魚は、河川や池、沼に住むソウギョ(漢字名=草魚)というコイ科の淡水魚のこと。

元は中国が原産で日本にはいるはずのない外来種。ここでは詳しい説明は省くが「中国四大家魚」のひとつで中国では古くから食用にされていました。

日本では明治11年に日本人のたんぱく源として輸入され、昭和20年前後には利根川水系に2万3千尾、全国に350万匹をこえるソウギョが放流され、エサが河川や池の水辺に生えるアシなどの水草を食べることからエサ代がかからず飼育しやすいとして持ち上げられていましたが、以後自然環境への影響があることが判明し「外来種」であることが認識されるようになっていきます。

1メートルを超える大きなものもいるのにその巨体を草だけで賄える生粋のベジタリアン!

日本での生息地

群馬の高崎市やさいたま市を跨ぐ利根川水系が最も多く、他の関東地方では江戸川などで現在でも生息が確認されています。

ソウギョの釣り方


ソウギョの大好物のエサは、水際に青々と生い茂って生えている「アシ」です。

どうやって食べているのかというと、水量が増してアシが水に浸かる満潮時などのタイミングや、育ちすぎておじぎしてしまい水に穂先が落ちているアシなどの草を食します。

貪欲で水面に伸びている草を捕食する光景は幾度どなく映像にとらえられています。

草をエサにしてソウギョの釣り方は文字で説明するより動画で見てもらう方がわかりやすいと思ったので、浮き仕掛けや、針、草の針への付け方など見てみてください。

実際に近くに群生する草をむしり取ってエサにして見事ソウギョを釣り上げます!

SNSのコメントにも一部見られましたが、外来種なので食べる目的で釣りましょう!この動画もそうしてます。
外来種です、釣ってそのままリリースはあまりいただけません。

SNSのコメント=====
30年以上前、中学生の頃に荒川の旧秋ヶ瀬橋から草魚が吸い込みに掛かったことがあります。千円の安いリール竿だったけど何とか釣りあげました。鯉より全然大きくてびっくりしました。

食パンの耳の方が簡単に釣れますよ。川魚は清流のものでない限り綺麗な水に数日入れて泥ぬきをしないと臭くて食べれないと思います。

昔からいるだろ。俺は吸い込みでよく釣ってたぞ。

このての魚はかんたんな気持ちで手持ちの竿でやってみような考えだといざ釣れると竿折られる確率高いです。

昔、釣りキチ三平で草魚釣りのエピソードを読みましたが、実際に草で釣れるんですね。ワクワクしました。

釣ったら食おうよ。食わないなら釣らない。食わない釣りが流行るから、外来魚が放流される。