タチウオ釣りの時期とは?釣れるシーズン+最盛期に関係する適水温と水深のこと

シーズンに入るとみなさんこぞってやるタチウオ釣りの時期とはいつなのかをわかりやすく解説していきます。

最盛期の頃合いや地域によっても異なるそこまでに辿り着くための季節的な諸条件から釣れる水深や適水温に関しても触れ釣れる目安を解き明かしていきます。

後半に釣りやすい適した潮周りや時間帯もお伝えする充実の内容!

タチウオ釣りの時期を知りたい方必見です。




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タチウオ釣りの時期

タチウオ釣り時期
タチウオ釣りの時期は早い地域、早い年などによって前後することもありますが、おおよそで行くと7月から始まって、年の瀬の12月ごろまで釣れます。

活性がアップし、エサを追って果敢にアタックしてくる時期なので、テンヤはもちろんのことメタルジグのジャーキングやワームとジグヘッドを使用したワインドメソッドなどにも反応しやすくなるのがこの時期です。

 

最盛期

タチウオ釣りのハイシーズンと呼ばれることもある最盛期は

早ければ8月下旬からはじまり、遅くとも9月上旬から10月いっぱいくらいまでが絶好のタイミングです。

先ほど説明した時期開始が7月からといっても、その頃はまだ船からタチウオ釣りがメインになっている頃ですが、

この9月から10月の時期になると、小魚のエサを求めて接岸してきます。

そのため堤防などショアからでもタチウオ釣りの釣果がアップができるようになる、1年の中でもっとも熱い時期になります。

●船は7月~12月くらいまで
●ショアだと8月~11月初旬くらいまで
●最盛期は9月、10月

タチウオが時期を迎える諸条件

タチウオ釣り時期の条件
タチウオ釣りが時期を迎えるには季節的な気温や水温の変化などさまざまな諸条件が整ったタイミングです。

決して単純な月日の移り変わりだけで迎えられるものはありません。

 

適水温

一般的な生態から言われているタチウオのもっとも活性が高まる適水温は

17度~26度ほどとされています。比較的温かい水を好むことがわかります。

ちなみに人間が実際に肌で感じる季節的な暑さや寒さなどよりも、水中での水温などは約2ケ月ほどの差(水中のほうが遅い)が出ると言われていますので、

私たちが少しあたたかくなってきたなと感じてから約2ケ月後くらいになると思われます。

タチウオが釣りやすい時間帯と水深

タチウオ釣りやすい時間帯
タチウオが釣りやすい時間帯は朝夕のマズメです。

日の出、日の入り時間の前後2時間くらいが目安になります。

朝の場合だと日が出始めて動き出した直後から約2時間くらい。

また夕マズメは日の入り時間の1時間前から日が沈むまでの時間です。

 

タチウオが居る水深が関係している!
タチウオは夜の船で沖合に出てドラゴン級を釣るイメージが先行して数釣りするためにも最盛期のショアにしても夜釣りのイメージが圧倒的に強いですが

昼間でも釣れます。

夜に接岸して昼間は水深のある奥深い沖のほうへ移動していると言われており

昼間は船で沖にでたほうが釣果は伸びるようです。

また逆に釣りやすい夜ほどではないにしても、

夜やマズメの時間帯を外した昼間でも堤防などショアからでも釣ることができ、タチウオ釣りは成立します。

その見極めはそのポイントの水深です。堤防でも水深が4~5mほどの浅い場所では難しく

大型船が通る深いみお筋が近くにある場所や、貨物船が発着するような水深が10mくらいあるふ頭や波止場が、

昼間の明るい時間帯は狙ってみると可能性が高まりまるでしょう。

おまけ編:タチウオ釣りに適した潮回り

タチウオが釣れる潮周りには諸説ありこれといった定石とされる潮周りはないと思っています。

一部の人によると時期に入りたての頃の潮が動かない小潮などの場合は

水が入れ替わりにくいため水が濁りやすい状況なので、その後の大潮で潮が動き濁りが取れた状態のときがベストだというひともいれば、

タチウオは遊泳力が弱く、エサを素早く追うことができないので、潮周りが速くない小潮などのときのほうがいいというひともいます。

どちらも理論的には間違っておらず、どちらも正解です。

ここで自分の場合での気にする潮周りでいうと、間を取って大潮のあとの中潮がいちばんいいと思っています。

中潮がはじまり4日続くのでその間がタチウオ釣りにベストな潮周りだと思います。

中潮は大潮と比べても時合も長く初心者にも釣りやすいのではないかと思っています。

釣れる潮汐を事前にチェックしておいたり、釣れたポイントと釣果をメモしていおくにはアプリが便利です。

記事内画像:photoAC