【中国四大家魚】なぜ日本へ?利根川水系のみで生息確認

中国には日本で牛や豚などを飼育して食料にする「家畜」に似た「家魚」というものが存在する。

魚を自ら飼育して食料にする。その中で体長が1m~2mにもなる大型魚が日本に生息しています。

それらがなぜ日本へ来たのか?




これらの【中国四大家魚】と呼ばれる、ソウギョ(草魚)、アオウオ(青魚)、コクレン(黒蓮)、ハクレン(白蓮)のことを指します。

これらの魚は中国ではポピュラーな魚で、ごくごく普通に食卓に並ぶこともある大衆魚で古くから人々に愛されています。

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日本へやってきた理由

1878年ごろにはじめて日本人の貴重なたんぱく源として持ち込まれましたが、日本ではこの食文化は定着せず、だんだんと数を減らしていき、現時点で確認されている個体は日本では利根川水系のみとされています。


ソウギョ
出典:whikipedia

自然繁殖しない!?長生きのものが今も

現在確認されているものは自然繁殖して世代交代を繰り返して生きてきたものではなく、1900年代初頭に放流された個体が生き延びているものであり、そろそろあと数年で寿命を迎えることが推定されており、四大家魚の多くは日本から絶滅するといわれています。