相模川の「鮎」例年の4倍以上になった2018年の嬉しい異変はなぜ起こったのか?
毎年、神奈川県では鮎釣りの解禁前に鮎の遡上調査が行われる。
昨年2018年の解禁前の調査で、例年なら1000万尾くらいの数値が約4倍の4500尾もの稚鮎が確認されました。
これは異常だという以外言い方も見つからない。
おとり鮎を販売する近隣の釣具店も、
「20年近くやっているが、こんなのははじめて」という。
これほどまで生存数が膨れ上がったのは何が原因だったのか?
海で育つ稚鮎が関係
鮎は河川で産卵するが、稚魚は海に流されて海で育ちます。
このときに海にいるイワシやサバなどの餌になってしまうのですが、2018年はあまり食べられなかったのだといわれています。