31年ぶりに商業捕鯨を再開した日本の課題と長年食されたクジラ肉の料理

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出典: 時事ドットコム

世界中のクジラの資源管理を行う国際捕鯨委員会(IWC)から脱退した日本が、31年ぶりに商業目的として捕鯨を再開した。

脱退した理由は、近海で一定頭数の資源確保が確認されたからである。知らない人のために記すと
「賛否両論あろうが、IWC脱退は当然の結果。完全な反捕鯨団体になり果てたIWCからは、日本はただの金づるとしか見られて来なかったので、国益も考えると決断が遅すぎたくらいである。

反対ありきであるにも拘わらず、金だけのために今日まで散々日本を利用してきたIWCこそ、心から反省すべき。」
と考えている人もいる。

再開された商業捕鯨は、北海道釧路市や宮城県石巻市などの日帰りでミンククジラを中心に捕る小型捕鯨と、山口県下関市から出港し、沖合で数カ月間操業する母船式の二つの方法で行われる。

捕鯨が再開された釧路港では、喜びの声が出た一方で課題も浮き彫りになった。

今、40代の方などは学校給食に出るほどなじみのあったクジラの竜田揚げ。おいしかった記憶しかないが、今の若い子たちは「食べたことない」し、「食べたいとも思わない」のである。

31年前にまだ食肉としてクジラ肉が出回っていた頃と比べると、今の消費量は50~80分の1まで下がっている。
それだけ国民にもなじみがない。果たして捕っても売れるのか?という不安がつきまとう。

もちろん、これまでは調査目的で捕獲したわずかなクジラの一部だけを販売されていただけで、出荷が増えればそれだけ消費も増える可能性がある。スーパーなどで安価で出されているクジラ肉はほとんどが代用品(イルカ肉)であった。

ミンククジラ:癖がなく食べやすい   →竜田揚げ・ステーキ
イワシクジラ:少し癖ありやわらかい  →お刺身
ニタリクジラ:鯨独特の味・通好み   →ベーコン
出典:FNNプライム

らしい。まだ食べたことのない人はこの機会に試してみてはいかがでしょうか。

 

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