シラスウナギの密漁で罰金上限10万円も不法収益6億円越えの格差

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出典:東京新聞

絶滅危惧種に指定されているニホンウナギの稚魚(シラスウナギ)の買い取り値がどんどん吊り上がっているのは皆さんもニュースなどを見てご存じかと思う。キロ数十万円もするシラスウナギは格好の稼げる場となる。

それにあやかろうとする密漁者があとを絶たない。シラスウナギの密漁や不正流通をめぐっては高額の利益の割に罰則が軽く、暴力団の介入が取り沙汰されているさなか、シラスウナギの本場高知県では高知県警が昨年、過去3年分の不法収益として約6億2000万円を国税当局に課税通報していたことが先月わかった。

高知県内では河川の河口で見張りを立てるなどして、5グループが密漁を仕切っていた。県警の捜査で、指定暴力団山口組系組員らが5グループに密漁を認める代わりに高額な場所代を取っていることが判明。
出典:産経新聞