チニングをやり始めると誰もが一度は憧れるトップウォーターでのルアーでチヌ (黒鯛)狙い。
初夏からのハイシーズンに向けてポッパーやペンシルで狙うチニングの人気ゲーム。この時期に釣れやすくなるコツとトップが有効的に成立しやすいポイントの見極め方などををこっそり解説いたします。
チニング,チヌ(クロダイ)ルアー釣り記事専門のNeroです。エサ釣りからルアー釣りに転向した際にはじめてやったチヌ(クロダイ)のルアー釣りの虜になってしまいました。ブリームゲーム歴15年以上の経験から得た数多くの実際の体験からしか得られない秘訣を余すことなくお伝えします。チヌ(クロダイ)ルアーの楽しさをお届けしていきます。
トップチニングが釣りやすくなる時期
待っていました6月です!!狙いは6月~9月中旬までの温暖期
トップウォーターをポッパーなどを動かして水面を意識したチヌを狙うチニングの釣り方は長い雨が降っていた梅雨の時期が開けてから6月~9月中旬までが最も適したハイシーズン
チニングをやり始めると誰もが一度は憧れるトップチヌはやってみるとわかりますが、
いつものボトム狙いとは違ってなかなか釣れません!
それもそのハズ!? 本来底の方にいるチヌを水面で釣ろうというものでかなりの条件が揃わないとムズカシイ!!
でもそんなむずかしいトップでチニングも、使うポッパーやペンシルなどのルアーの性能以外になんと「この条件が揃えば釣りやすい」という大事な条件があります
遠回りはめんどくさいので、このあとから、優先度の高い順にぜ~んぶまとめて解説しちゃいます!
トップチヌにベストな水深
いくら水面を意識しているチヌを狙うと言ってもあまりに水深がありすぎるところではさすがにチヌもルアーに気がつきません。
トップ狙いのチニングでは水深は2m以内がベター!
それ以上でもボートの上からでも釣れる場所もあり、釣れないことはないですが、釣りやすさという観点からいうと、深くても2mくらいまでがルアーに気づかれやすく釣りやすいです。
ハイシーズンでは水深30㎝もあれば近くまで上がってきます。
トップチニングに適した水面の様子
次に気にしてほしいことが水面の様子です。
強風が吹いていて水面に風が当たって水面がけば立っているような状態のときは難しいです。
あまりスレていない外海に面した場所など、決して狙って釣れないことはありませんが、風波が立っているようでは釣りにくいです。
多少の小降りの雨とかくらいなら逆に警戒心が薄れ、水の濁りがあれば釣れますが、あまりにも波打ってる箇所では水面でプラグルアーの操作がしにくいのはもちろん、水の中にいる魚にも気づかれにくいです。
水深とか濁りとかほかの状況があっていれば使うルアー次第で釣れないことはないですが初心者にはあまりおすすめしません。
こういった状況下ではペンシルやポッパーよりも、少しだけ潜る水面直下を引いてこれるフローティングタイプのクランクなのが有効です。
できることなら特に初級者にはベタ凪がおすすめ!!
ドシャローの潮留めがベター
ピーカンの日中でもベタ凪の日なら投げてみる価値が十分にあります。
風がなく下げ5分目くらい~ド干潮、そこからの~上げ潮までの時間帯は狙い目でしょう。
トップチヌの確率を左右する透明度
次は水の透明度です。
大雨の後のような泥の混じったカフェオレのようなキツい濁りではトップで狙うのはやめておいたほうが無難。
うっすらと水の中の様子がみえるくらいのささ濁りがトップチニングにはベスト。
逆に透き通るようなクリアでは見切られやすくなるので注意が必要です。
チヌになった気分で水中から上を覗きこんだときに水面の浮遊物が確認できる透明度を想像してみてください。
このとき下から覗き込んだチヌから見えるポッパーのカラーについてはこちらのページをご参考にどうぞ↓
チニングのおすすめポッパーとカラーの選び方
あまりにもクリアな状態なら、水中から見た空の色と同化できるカラーがスレさせにくいとも言われています。
トップチニングで釣りやすい水温
チヌ(クロダイ)のもっとも活性が上がる水温は14度~18度。これより低くても釣れる確率は下がってしまいますし、
逆にトップの時期の暑い日中など水温が人の手が届く場所のシャローなどで18度以上になると、深場へ逃げてしまいトップでは反応しない可能性も減ってきます。
このような状況の場合、そのポイントは見切ってほかの水温が低い場所へ移動したほうが無難です。
できたら光量も
トップチニングのシーズンになるとマズメの時間帯以外はほんと日中は人間でも熱いくらいのピーカンですと当然のごとく水温も高っくなっており連れにくい状況が生まれます。このような場合はドシャローエリアが有効です。
ただし完全な青空広がる晴れ間よりは曇り空
の光加減の方が釣れる気がしてます。
一応、トップでチニングするには朝マズメが最適だと思っていますが、自分の場合はそれほど気にしません。
釣れるのはトップチニングに限らずマズメなのはあたりまえです!
釣りにくいチニングでのトップ狙いを釣りやすくするためにはマズメの時間帯が【確率が上がる】程度に思っていた方がいいです。
自分はあんまり時合に合わせていると上記の3条件(水深、透明度、光量)をすべて満たしたタイミングを見逃すほうがデメリットだと思ってます。
まず時合を優先させたいなら川幅の狭い小規模河川の浅瀬を狙いましょう。
まとめ
と、いかがでしたでしょうか?
自分のいっているメインフィールドでトップで釣れるチニングをイメージできましたか?
お気に入りのポッパーを揃えたらいざ出陣!あとは実戦あるのみです!レッツトライ
(o ̄へ ̄)oガンバ!