友人が釣ったマダイ食べたら骨が変?それ鳴門骨(なるとぼね)です!荒波のを生き抜いた王者の証

釣り好きの友人からもらったという真鯛を調理して食べた後に残った骨をみたら、
骨がなんか変な形になっているのに気が付いて調べた後Twitterに投稿したのは愛媛県松山市のみかん屋さんでした。

それは釣り人や魚に詳しい方ならご存じの方もいらっしゃると思う「鳴門骨」のことでした。多くのコメントが寄せられています。




この記事を書いた人

投稿したのはみかん屋さん


Twitterに投稿したのは愛媛県松山市の「のま果樹園」(@nomakajuen)さん。

生鮮のみかんや冷凍みかんはもちろん、ジュースやゼリーなどの加工食品も扱うみかん専門店です☆彡

稀にみるワードセンスをお持ちでで言葉たくみに企業PRの投稿を行っていらっしゃいます。

とても楽しくなる人を惹きつけるツイートをされていて、企業イメージアップのお手本にもなりそうなみかん屋さん。

たまたま釣り好きの友人が釣ってきたという、体長51センチにもなる大型のマダイ。

調理して完食したあとに、異変に気付きます…。なんか骨が変…。

”食べちゃったけど、病気のタイだったの?”と心配になって

急いでネットで検索してツイートした投稿者さん。

リプ欄には多くの声が寄せられ、その中に答えがありました。

この骨の一部が丸くコブができて盛り上がっているのは「鳴門骨」と呼ばれる希少なものなんです。

決して病気などではなく、このコブが大きいほど個体の大きさも大きくなります。

のま果樹園さんお公式オンラインショップは↓
愛媛のみかん専門店【のま果樹園】

鳴門骨(なるとぼね)はなぜできる!?

それ荒波の海を生き抜いた王者の証☆彡

画像:タイラバ|Il Pescaria

マダイの骨にできるこのコブの正体は、

実はマダイの骨折の跡ですw

激流を泳いでいる間に骨が折れて、折れた後に再生を繰り返すことでこうのような形状になっていきます。

荒波を生き抜いてきた王者の証です☆彡

マダイのメッカである瀬戸内海と紀伊水道との境目にある鳴門海峡の「鳴門の渦」の中で育つマダイに多く見られたことから

このような名前が付けられています。

マダイは流れの早い場所を好むので、そういった厳しい条件下で大きく育っていくのです。

同じ条件の場所なら

瀬戸内海の山口県周防大島に掛かる大島大橋の下などで釣れるマダイにも見られます。

 

天然 鳴門鯛の鯛しゃぶセット(3~4人前)