ホタルイカの名産地である富山県と新潟県の海岸で相次いで大量のホタルイカが流れついて打ち上げられているのが見つかっています。
いったいなぜなのでしょうか?
春の産卵期になると夜になると触腕の先を青く光らせてキューキューと音を立て群れで砂浜など浅瀬に近づいてくるホタルイカは春の風物詩となっています。
どうやらこの美しい光景が関係しているようです。
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1週間ほど前から相次ぐ
富山県では1週間ほど前から砂浜に大量に打ち上げられているホタルイカの姿が確認されています。
また、富山から北上した新潟県の佐渡市の海岸でも、大量のホタルイカがか流され岸に打ちあがっているのが目撃されています。
新潟でホタルイカが海岸で見られるのは稀だということで、近隣の住人もここ最近でホタルイカをみたのは珍しいと言われています。
原因はあの美しい光景の足跡
出典:北陸・信越観光ナビ
富山県の春の夜の風物詩と知られる、春に産卵期を迎えるホタルイカが一斉に青く発光する
夜の海外をきらびやかに彩る光景。目にしたこともある方も多いと思います。
普段は昼間の間に水深200メートル前後の深い場所にいますが、
この時期夜になると産卵のために、群れを成して一斉に水面まで浮上してきます。
このときに潮に流されて砂浜など浅瀬に打ち上げられて青く発光している現象を富山県の地元の方たちは
”身投げ”と呼んでいます。
あまりいい響きの言葉でありませんが…このとき
浅瀬まで流されてきて、方向感覚を失ったまま潮が引いてしまい打ち上げられたままになってしまったものが
今回の発見されたもののようです。
この光景は晴天で潮が穏やかな日に発生しやすいとされており、
このところの良いお天気の影響を受けて身投げの回数も増えて、目撃情報が相次いでいたと思われます。
ホタルイカは今(春)が旬
この美しい夜の海岸沿いの光景は、2月~6月くらいまで見られる光景だそうです。
意外と長いですね。
ところでホタルイカの旬はというと、明確な時期というものが明言されてはいませんが
1年間のうちでもっとも漁獲量が増える3月~5月がホタルイカの旬とされています。
加工していない刺身でも食べられる生のホタルイカが食べられる時期で
いまでは全国配送可能で、どこでも美味しいホタルイカが手に入ります!!