びっくり仰天するようなニュースが舞い込んできました。
なんと遺伝子組み換えが行われた赤く光るロイヤルピングーと呼ばれるメダカの異形種が違法に出回っていたました。しかも東京工業大学で10年以上も前に研究目的で飼育されたものが外部に卵の状態で持ち出されたという事です。
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赤く光るメダカはなぜ生まれたのか
警視庁の報告によりますと、東京工業大学が10年ほど前に魚のヒレや骨の再生の研究を目的に
ミナミメダカにイソギンチャクモドキの遺伝子が組み込み、紫外線に当たると赤く光るメダカだそうで、
その研究が実際行われていたのは、10年ほど前のとうの昔で、その頃飼育管理を任せられていた同大学の学生が
卵の状態で持ち帰り繁殖させ、およそ50人の愛好家の手に渡ったとされています。
その後うち1人が都内の展示販売会でこのメダカを「ロイヤルピングー」とネーミングして1匹10万円で販売しているのを
これら生物に詳しい客が見つけて事件が発覚しました。
9人が御用となり、およそ1400匹の赤く光るメダカが押収されました。
いずれもこれまでに見たことのない「きれいなメダカだった」と口を揃えており、
なんとも人間というものは美しいものに目がなく、違法だとわかっていても手を染めてしまうものなのかと驚いてしまいます。
法に触れたカルタヘナ法について
今回抵触して逮捕にいたった法律は
遺伝子組換えなどのバイオテクノロジーによって作製された生物の使用等を規制するための法律である。
2003年に生物の多様性に関する条約のバイオセーフティに関するカルタヘナ議定書が発効
出典:Wikipedia
このような目的で翌年2004年度から、日本でも施工がはじめった世界基準の規制法です。
1999年の2月に南米のコロンビアのカルタヘナで行われた生物に関する国際会議にちなんでこう名付けられました。
カルタヘナ法違反で逮捕者が出たのは国内でははじめてのことです。