ルアーマンなど渓流釣りなどを主にする釣り人にとっても憧れのターゲットであるイトウの生息地である北海道の猿払川水系で大量のイトウの死骸がみつかっています。
イトウは釣りは許されている地域もありますが、基本的にキャッチアンドリリースが推奨される最大で1メートルを超す国内最大の淡水魚で絶滅危惧種に指定されています。
長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
大量死の原因
今年の夏季にはいってからの記録的な猛暑による水温上昇と、雨不足による水量減が原因による渇水で酸欠を起こして死んだと見られています。
川の水温が上がると魚の体内の代謝は上がり必要な酸素量が上昇。かかわらず水量が足りず水中飽和酸素濃度が減少していたため体力の限界を向かえたとみられています。
大きいものではメーター級の個体が川底に沈んでいたり、ヒグマやキツネに食されたあとの背骨やあご骨が散乱していたそうです。大きな個体ほど悲痛な状況だったと推測されます。
またかろうじて生き残っていた個体も弱っているとのこと。
自分なんかは特に、本州の西日本に住み、ルアーが主体の釣りマニアで海釣りよりも川での釣りが好きなアングラー(実際イトウ釣りはしたことない)にとってもイトウは釣り人においてロマンがある魚だと思っています。
現実ゲームの「どう森」の中でもイトウはなかなか釣れないけど釣れたら高額で買い取ってくれる大物扱いされています。
なんとかして保護してほしいものだと思います。
ネットの反応=====
悲しい。絶滅する運命なのかと不安でならない。地元の人に大事にされてる魚で、独自のルールがあるのもこのあたり。ここに来る釣り人もルールやマナーを守っている。それでも気候の問題は…もっと多くの人が動いてくれないと本当に幻の魚レベルにならないことを祈る。
正直言って衝撃です。魅せられ毎年猿払川に通うようになりました。また将来移住したいとも考えてました。ここでは幻ではなく潤沢に自然繁殖していて。言葉がないですが、それだけではダメですね。保護活動支援ピンバッチを買うとかのレベルでないもっと本格的な支援が必要かもしれません。是非とも協力させてもらいたいです。イトウは海に出る個体も多いから、まだまだ生き残ってる個体も多いと信じたいですが。
釣りキチ三平のイトウ釣編で、初めて北海道の釧路湿原にそんな魚がいるということを昔読んで知った。北海道の広大な土地に想いを馳せた物だ。実際にその後札幌近郊に6年住むことになったのだが、釧路はそう札幌から近いものでなく、ついに6年間で一回しか、釧路に行くことはできなかった。谷地坊主という男が三平に手ほどきをするのだが、作者の矢島先生も先日亡くなったし、今回のこの件もなんか悲しい感じがする。
これは残念なニュースです。イトウは日本最大級の淡水魚ですよね。自然のこととは言え悲しいですね。自然の摂理とは言え、魚好きとしては残念なニュースでした。
イトウといえば思い出すのは釣りキチ三平の野ネズミルアーでのバトルですね。当時小学生だった頃、こんなに大きな淡水魚がいると知り驚いた記憶があります。温暖化の為本当に幻の魚になってしまいそうで大変残念です。
イトウはすでに昔から「幻の魚」とか紹介されていたけど、更に数を減らしてるのでしょうか。太古の恐竜時代と比べたら、現代では数千万倍の速度で絶滅する生物が増えているそうです。今では1年間に4万種以上の生物が絶滅しているいわれています、特に直近の100年は酷いらしい。昆虫しか生き残らない世界にならないように、できるだけ環境保全しなくちゃいけないと思います。自然発生的な気候変動とかはどうしようもないですけど。