重さ400キロの大イタチザメ仕留める!漁業影響を懸念して1本釣り研究会が駆除することに賛否の声

宮古列島とともに先島諸島の一部を成す八重山諸島で漁をする八重山漁協毎年恒例のサメ駆除が行われ30日に最終日を終えました。

こうしたサメの駆除は40年以上前から、サメの駆除が行われており
「サメは大事な魚を捕食するだけでなく、仕掛けを傷つけて経済的な損失をもたらす」ことから、被害のあるサメがちょうど産卵にあたるこの時期に、少しでも数を減らすために行われるが、これには内外から賛否の声が上がるが…。




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駆除を行う漁協内の研究会

画像:八重山日報

同八重山漁協の一本釣り研究会、カゴ網研究会、電灯潜り研究会の3団体が手を組んで駆除を行っています。後半の2日間で稼働した船は約30隻。2日間で駆除されたのは、イタチザメやメジロザメなど計142尾にも及びます。

最終日の30日に捕獲されたイタチザメは全長が4メートル、重さが推定400キロほどある強大なもので、その大きさからも漁業への被害が想像に難くない。

このあたりは釣り師にとってもマグロやGTなど釣りに訪れる人も、狙いを定めるも大きなサメが食ってくることは珍しくない。大物ハンターのアングラーが訪れる海からそう遠くもない。

が、しかし・・・。

駆除に批判の声も

写真のようなこんなにクソデカイサメが泳いでいるのなら、漁業被害だけでなく人的被害の観点からも駆除はいたしかたないとも考えられるが動物保護の観点からすると、むやみに殺傷する駆除はどうやらダメな様子だけど。

北海道のヒグマなども駆除対象として狩猟が行われた分は道内で野獣食肉として販売される。殺処分して捨ててしまうことなく、サメ肉として流通も兼ねていればOKな気もするが、やっぱりクジラやイルカと同等と考える人もいるようで難しい問題だと思います。

ネットの声

サメは長生きです。1番巨大な個体は何年物でしょう。色々な意見があるようですが、サメを保護しようとはどの種類が?という事。意図して捕獲されない種類は、増える一方でしょう。

産卵期に防除しても、それだけの年数続いているのですね。自然保護ってのは、ただ放置することではなく人間とのかかわりを保ったまま、生態系や人間の活動を維持できるようにすることだ。※その区域に人間が一切おらず、数千年数万年単位で考えるなら放置でもいい。大体の人はソレを勘違いしており、それで動物愛護だとか自然保護だとか騒ぐ愚か者が大きな声で騒ぎ立てる。これだって、災害の予防という部分を除くと、間伐とかわらないんだよ。でも間伐で騒ぐ人はいないでしょ? 農業疫病害虫の防除で騒ぐ人は居ないでしょ?自然保護とか動物愛護って騒いでいる人って、その程度なんだよ。

漁師の人にも生活があるだろうから文句を言おうとは思わない。ただ、コメント欄での「環境のために間引いてる」とかのお為ごかし的な物言いは正直胸糞が悪いです。そういう人は「人間増えすぎたから間引きますね」って殺されても「しょうがないね」と思うのかな?家畜を殺して食べるのと同じで「自分の生活のために申し訳ないけど殺させて貰う」という認識でなければならないと思います。

2日で142匹も捕まるなら、船から救命胴衣付けて脱出してもサメの餌になる可能性が高いって気がする。

和名の「イタチザメ」だと強そうに感じないけど、英語の「タイガーシャーク」だと強そうだ。