コロナ禍で行き場を失った2万匹のヤマメのゆくえ広島県安芸高田市

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広島県の安芸高田市にあるヤマメの養魚場が新型コロナウイルスの影響を受けて出荷先の目途が立たないまま、2万2000匹のヤマメが行き場を失っています。

エサをやって生かしておくことしかできませんが、餌をやり過ぎると大きくなりすぎ過密になってしまい、魚が摩擦でヒレや表面が傷んでしまい食品としては問題ないものの見た目が落ちて商品価値が下がってしまう問い問題を抱えています。

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この問題を抱えているのは安芸高田市の山間にある「滝ケ谷養魚場」の舛本さん。地元の自動車メーカーを退職して、50年来続く実家の養魚場を今年1月から引き継いだ。

マツダと言えば広島が生んで世界に広まった自動車大手であり、10年、20年勤続していれば工場職の人材でも年収800万円以上は貰える地元では入社したくて入社できない最大手企業を、37歳という働き盛りの年齢で依願退職しての家業の引継ぎということは、相当な覚悟と勇気があたはずです。そこに無情にもコロナ禍・・・。

地元安芸高田市の観光協会が立ち上がり、ヤマメの活用方法についてアイデアを募ったところ大きな反響があり、少しでも魚が出ていくように釣り堀をはじめ、オンラインマルシェのプラットホームを活かしインターネットでヤマメを販売するなどの計画がおされています。

自分たちに何か出来ることはないのでしょうか。。。

【滝ケ谷養魚場】
滝ケ谷養魚場HP
連絡先 090-8714-8259(前日までに要予約・代表 舛本)
駐車場 あり10台(無料)
定休日 年末年始 第1・第3木曜日

=====SNSのコメント
ゆめタウン(広島地場の大手スーパー)などの魚売り場で、1日500匹程でも売り場を提供してあげられればな。鮎と違ってあまり店頭で見ないから、意外と人気でるかも

ヤマメ食べたくても限られてるし、飲食店も空いてない状態、是非ともスーパーなどに卸してもらいたい。

大型のヤマメだったらスーパーに並んでたら食べたいかも。川魚って鮎くらいしかスーパーにないよね

マツダの社員食堂で、ヤマメの塩焼き定食はどうでしょう。

育て方を工夫したら大きさ50センチ位、身の色は綺麗な紅色にならんもんでしょうか。売れそうな気がします。

ヤマメは珍しいだけで鮎と比べてもそう美味しい魚でもないですからね。イワナだと骨酒にしてたいそう好きな人も多いので需要もありそうです。ヤマメはニジマスと同じ属種なので薫製にしてみてはいかがでしょう。

処分するくらいなら放流している場所に放せばいい

北海道では野生の山女魚を一度焼いて甘露煮に加工してます。今、我家の冷凍庫には昨年暮れに作った甘露煮10匹ほどがV.I.P.の訪問時の晴れの舞台を待っています。貴重な魚ですから大事に扱ってます。販路の確保は大変でしょうが頑張ってください。

泳いでいる姿のヤマメは、とてもキレイな体つきなので養殖魚にしてはいい環境で育てられてるのかな。やっぱりネットで販路開拓しかないでしょうね。生魚を送るのは消費者側も難しいから、干物とか燻製とか、まずはお試しセットとかでもいいんじゃない。

こういう時だからこそ、大手バ-ガ-チェ-ン店は何とか力をかす事ができないだろうか?モスバ-ガ-は愛媛県産マダイをバ-ガ-にして期間限定で販売しています。

近くに漁協のある渓流はないのですかね。放流したら釣り客を見込めませんかね。アユ釣りとの競合が課題かな…ヤマメと一括にしても水系によって実はDNAは違うから難しいですかね。ヤマメ。キレイな魚で好きです。

冷凍便を始めてみたら売れると思う。

本来ヤマメは広島には生息していない魚広島に生息しているのはアマゴ
似ているけど別の魚ですまた放流によって同じ渓流魚のイワナとの棲み分けができずに混血が発生し問題にもなっています