釣りにはたくさん種類があるが、その中でもそのものをメインターゲットとして狙って釣る人が珍しい「すっぽん釣り」。
古くから良質なすっぽんの産地として知られる兵庫県丹波市を拠点にしてすっぽん釣りをはじめて40年になるという、丹波市にお住いのすっぽん釣り名人の方に、釣り方からお話しを聞いてみました。
小学生の頃に釣りをしはじめルアーフィッシングに目覚める。釣り歴18年でIl Pescariaの番頭です。バス釣りからチニング、エギング、アジング、オフショアのライトジギング、チーバス(小さいシーバス…汗)で週3~4日はどこかにいますw 生涯で釣りに使ったお金はおおよそ軽自動車なら楽々新車で買えるほど投資しました。その経験と良いと思ったことはすぐに誰かに話したくなる性格(おせっかいでおしゃべり!?)を強みに日々魚と奮闘中!
すっぽんの釣り方
名人によると魚を釣るよりは簡単だといいます。
アタリがあってもそのまま放置。しばらくしてエサを完全に飲み込むまで待つことが鉄則。
魚のように、朝まずめや夕まずめなどがあるわけでもないと言います。時間も潮周りも何も関係ないそうです。
ポイント
河川中流~上流で、川に深みと、浅瀬の両方があるところだといいます。また濁りも大切な要素らしく水のきれいな場所にはすっぽんはいないそうです。
エサ
500玉くらいに切った鶏肉をエサにして釣る。過去に私が見た動画のすっぽん釣りではスーパーでたまたま安売りしていたレバーをエサに釣っていました。すっぽんはまさに肉食なんですね。
魚釣りより簡単!
1キロ大きくなるのに5年かかると言われるすっぽんですが、この日釣り上げたすっぽんは2キロオーバー。
過去には名人の最高記録である3.5キロを釣ったこともあるそうで、1時間に4匹釣れた経験もあり。このときも魚釣りよりすっぽん釣りは簡単といってたその時の名人の笑顔が印象的でした。
食用になるすっぽん
もともと、すっぽんの名産地として名高い兵庫県丹波市であって、専門の料理店も多く存在しており釣ったすっぽんは市内の料亭などに持ち込んで、キロ当たり2000円で買い取ってくれる。
今はコロナ禍が影響して料理店が自粛されているので釣り自体も控えているとのことですが、この日名人が釣れたすっぽんが2キロなので、4000円のお買い上げ!
釣りで楽しんで、さらにお小遣いが入ってここ丹波のすっぽん釣りは楽しさ2倍です!!