長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
誰も見たことのないはずのカサゴの仲間の「アダヒメオコゼ」という珍しい魚が沖縄県の美ら海水族館で生きたまま展示されました。
このアダヒメオコゼは3年前に、インドネシアで捕獲され新種として報告されて以降は目撃情報がなく、これでわずか2例目の希少な個体です。さらに生きたままの展示は世界的に見て初の展示となりました。
この「アダヒメオコゼ」という名前も、今回の発見ではじめて名付けられた和名であり、あまり一般人には知られていなかたどころか専門家らも症例が少なく、これまで和名すらなかっそうです。
見つかったのは国頭村安田の沖合で定置網漁をしていた漁師から、「見慣れない魚がいる」と同水族館に連絡があり引きとり、調べたところこのアダヒメオコゼということが判明しました。
カサゴによく似た個体をしていますが、ほとんどの時間を砂に潜って身を隠しているようで、砂から出てからは頭部の下あたりに左右についた細い蟹の足のような”胸ビレ”でのっそりのっそり歩く…。そう泳ぐのではなく地を這うように歩くのです。その姿はホウボウのような感じに見受けられました。
まだまだ謎の多い魚ですが、今回の生きたままの飼育により同館のスタッフは「謎の解明につながれば」と希望を抱いています。
=====ネットのコメント
……なんか、昔牛深で釣ったような気が……
ホウボウと同じ動き方だ。この移動形態の魚が進化して陸上生物になったら両生類から先は昆虫のような手足になっていたかも
5月まで展示してその後はどうなるの?海に返す?それとも研究のために…
顔やら動きやらが可愛いなあ$301C