長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
街中に住む小さな命が近隣の人々の心を癒してくれる…。
そんな和やかな話が沖縄から届きました。
沖縄県那覇市在住の44歳の男性が自宅近くの歩道の道路わきの小さな隙間から覗く大きなハサミを発見。
よ~く見てみるとカニか、ヤドカリ!?なのか分からなかったが
魚肉ソーセージを与えているうちに姿を見せるようになってきたという。
その正体はオオガニ。
ユーチューブに穴から爪を出した動画をアップするとまたたくまに拡散。今では2本の動画があります。
最初近くの知人に話したときは誰もが半信半疑だったそう。けれどライトを照らしながら道端に座り込む男性を見た目の前の住民である公民館の職員さんが朝のミーティングでその話を持ち出すと、きになった公民館の館長さんが帰り道に見てみると「確かに何かいる!」
館長さんはこう話します…
「車がいっぱい通る中で、生きていることが感動的。『頑張ってるね』とエールを送りたい」。
沖縄タイムス
私の住んでいる街でも昔はちょっとしたところでこういう光景はいくつも見てたような気がする。そんな田舎町でなくても、空き地にぽっこり空いたため池に夏になると無数にどこからともなく出てくるゲンゴロウやアメンボ、オタマジャクシ。まわりの草木にはバッタとカマキリ。川の近くにいくとカニがアスファルトの上を我が物顔で歩き回っている…。家から数分以内にそんな場所が見受けられたのは今から40年以上も前。今ではそこにマンションが建っている…。
時代錯誤を受け入れながらも、私たち人間も”自然の生き物”であるとするならこうした「自然」が少なくなり、便利な世の中になって本当に人間が「豊かになる」ということにつながっているのだろうか疑問だ。
いまさらながら考えさせられてしまうニュースでした。