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高知や宮崎など日本各地でカツオの1本釣り漁解禁を受け専用漁船が出港。その中でひときわ注目を集めるているのは高知県幡多郡黒潮町にある佐賀港を母港とするカツオ1本釣り漁船「第83佐賀明神丸」です。
明神学武さんが船頭を務める全国で、約50隻ほどある「近海のカツオ1本釣り漁船」の中でこの第83佐賀明神丸は一昨年と昨年、2年連続となる漁獲高日本一となっていました。
これまでの経験もあり、今年もカツオ1本釣り漁獲高日本一となれば、3年連続となり歴代佐賀明神丸の歴史上、漁獲高日本一は10回目となるために、この漁船を知る地元の住民は期待を寄せ、出航をお見送りにやってきていました。
佐賀明神丸を所有する明神水産では、去年の漁獲量は、一昨年を大きく上回り7000万円アップして4億5000万円を達成したものの、新型コロナウイルスの影響でカツオを必要とする飲食店などが休業になったため、カツオの売価が安定せず、思ったほど売り上げは伸びなかったといいます。
乗組員23人を乗せて、家族や関係者らに見送られてカツオ1本釣り漁をするために小笠原諸島周辺に向かい出航しました。
1本釣り漁は11月いっぱいまで行わます。300日にも及ぶ長い船旅がはじまりました。
そんなに長いのですね。見送るご家族の方の心中もお察しします。どうぞ安全に!頑張って3年連続漁獲高日本一に!