大阪港にあるテロ対策区域に指定されている岸壁で釣りをするために侵入したとして大阪府警に漸増物侵入容疑で大阪府門真市の自営業の男性が逮捕されました。
この区域で釣り人が摘発された事例は過去になくはじめてのことだそう。
長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
制限区域内で釣りの51歳
2002年に改正された海上人命安全条約(通称SOLAS条約)によって2004年からこの区域では外国籍船の着岸が多い岸壁の周囲は、港湾当局や許可を得た海運業者ら以外の立ち入りが禁止されていました。
しかし、この場所はそれ以前は”釣りスポット”として有名な場所で、不法侵入自体はこれまでにもたくさんあったそうで、関西万博の会場やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致先に決定されたことから本格的な取り締まりに乗り出した矢先のことでした。
逮捕された51歳の男性は大阪市港区海岸通の立ち入り制限区域内に、高さ約3メートルの防潮堤をよじ登るなどして侵入した疑い。本人も容疑を認めています。
「高さ3メートルの防波堤をよじ登り…」って?51歳にしてそれが出来る強靭な精神力と体力の持ち主であったことがまず驚かされる。
この逮捕された男性によると
「危険を冒してでも誰にも荒らされていない釣り場に入りたかった」と証言したそうです。
その気持ちは釣り好きならば、わからなくもないんです。
みんながバンバン釣っているような場所だとプレッシャーも高くてターゲットになる魚もスレがすすんでいる。
たくさん、いや人よりも大きいものを釣ろうと思えばそういった未知のポイントに行きたくなるのは釣り好きの性!
しかし、禁止されていることはしてはいけない!
立ち入り禁止されている場所へは入ってはいきません!
これだからどんなに釣りが好きでも、どんどん釣り場所が減ってしまう原因になるんです…。
もうこのへんは本人の日頃からの意識が左右するモラルの問題ですが、もういい大人ならなおさらに守って当然のルールというよりはマナーだということを自覚してもらいたいものです。
=====ネットの反応
危険な立入禁止区域で釣りする輩は、テロ対策区域のいかんに関わらず、ガンガン検挙してもらいたい!!
南港のカモメ大橋の下のところ、立入禁止の看板があって柵も設置しているのに、それを破壊して中に入って釣りをしている奴らが居てる。当然器物損壊罪やし不法侵入。こんな輩が居るからどんどん釣りが出来る場所が無くなって行くんや。
平和ボケしてるから、これくらいなら大丈夫と思ったんだろうな他国なら銃を向けられても仕方ない事案
釣れるかもしれないけど、海に落ちたら危ないよ誰も助けてくれないような場所もあるし釣りの格好もテロリストがなりすますには最適かもね